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味くんの家族再生支援日記

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廃棄物再生センター
2008/09/09
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カテゴリ:日記
今日の語らいの中で、一人である事について少し考えてみました。一人である事は寂しい事、と常識的にはとらえられています。けれど、一人であるってことはどういうことなんでしょう。

独身、恋人いない、家族がいない、身寄りがない、などなど。では、親がいる、子どもがいる、パートナーがいる、恋人がいる、という人は一人とは言えない、ということ?

多分狭義の意味では、性的なパートナーがいない事で、広義に言えば、家族や恋人がいないということかな。一人であるという事は。

私が若かった頃、不安障害を患っていて、しばしば不安発作に襲われましたが、その極端な時には、私の感覚器がすべて遮断されて、あたかも私が薄い膜で覆われ、世界とつながれていないのではないか、という不安を感じた事があります。あのときは自分が何者か考える事さえ恐怖に感じていました。自分の存在すら、確信できなくなるのです。

発作がおさまってじっくり考えていても、やはり自分の存在が他者との関わりを感じられなくて、広大な宇宙を命綱が切れた宇宙飛行士が、生命維持装置だけついていて、ひとり永遠に漂っている、そんなイメージをぬぐい去る事ができずにいました。だれといても誰と話していても。

で、ある体験を経てからは、全く違うイメージで自分をとらえるようになりました。宇宙という広大な空間の中に一人いることは同じだけれど、私は宇宙という子宮の中でまどろんでいる胎児なのです。私には臍帯があってそれが宇宙のどこかに確かにつながっているのです。私は護られているのです。これ以上の安心感はないかもしれません。

そのときから私は孤独を感じる事はなくなりました。私は世界とつながっているのだから。私は大いなるものともたしかにつながっているのだから。

ある人を愛したからとか、連れ合いと一緒になったから、とかいうことではありません。自己の存在の確信を他者の評価なり関わりなりに求めると、他者がいなければ、自己の存在に対する信頼感を得られなくなります。これが寂しい、とか孤独とかいう感情の本質でしょうか。人はもともと群れて暮らす生物だとしたら、その心理的な安定には他者が不可欠ですよねえ。

子どもの頃から集団になじめず、組織に適応できない、今で言うLDタイプの私は、常にアウトサイダーとして生きて来たし、そのメンタリティーは今も同じでしょう。社会のシステムの欺瞞は見て取れるし、それに乗りたいとも思わないし、努力しても乗れない私。そんな私はあちらの世界からダイレクトにイメージをダウンロードしています。

もちろん、今の私には家族も友人も、職場の仲間も、いろんな人が私の周りにいて、私を支えてくれるし、一人を感じることはありません。有り難い事です。けれど、そんな人が仮にいなかったとしても、孤独と不安に苛まれるという事はないでしょう。たぶん・・

いやー、そんな事言ってても、案外「誰かがいなくなったー、」とさめざめないてたりするかも。





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Last updated  2008/09/10 02:40:46 AM
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