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カテゴリ:メンズカウンセリング
今日はセルフカウンセリング講座でした。ワークと講義を交互に隔週で行っています。今日は講義で、クライアント・・・・・睡魔・・・爆沈
・・朝・・・・ 昨日はロジャースのクライアント中心療法とエンカウンターグループについて話しました。クライアントに対する共感的理解とか無条件の受容、とか尊重とか言葉では簡単だけれど、現実にカウンセリングの中でそれを行うのはとても難しいものです。 カウンセラーの価値観や社会常識から外れたパーソナリテイーであるクライアントであるとしたら、たちまち、カウンセラーはクライアントを受け入れられない、共感できない、ましてやその人生を尊重するなんてことはできません。 ここでカウンセラーはカウンセラーとしては不一致に到ります。当然防衛機制が働く、あるいはネガティブな逆転移を起こし、クライアントをラベリングしたり分析的に評価したり、あるいは指示的、教育的な物言いをしたり、逆に機械的に傾聴・共感のフリをしてしまうとかします。 これでは、クライアント中心にはならないけれど、現実にはこのレベルのカウンセラーが多いのではないか、と推測する私です。実際、交流分析、認知行動療法、精神分析療法、などなど、クライアントを問題のあるパーソナリティー、歪んだ認知の持ち主、トラウマを抱えた人、とし、カウンセラーを客観的観察者、とする技法や知識は様々獲得していますから、その誘惑からカウンセラーが逃れるのは難しいものでしょう。 クライアントとカウンセラー、どちらの認知が歪んでいるのか、どちらが病んでいるのか、それは様々な価値観によって、答えは異なります。一方的決めつけをする事はやめて、クライアントと人として向き合い、そのクライアントのあるがままを受け止め、共感して行く事、尊重の思いを持ち、それらをクライアントに伝えて行く事、クライアントに対して真実である事、などがクライアント中心療法だよーっと話しました。 受講生からは、では自己不一致がおこったカウンセラーはどうすればいいのか、みたいな質問がでました。たしかにねえ。 さてこの続きはまた夜に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/04/11 08:16:35 AM
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