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昨日はレターカウンセラーの研修の日。カウンセリングのテキストに書かれてあるように技法としてあるいは知識としてクライアントにカウンセリングを行うことがカウンセラーの仕事・・のように考えていると、テキスト通りにはすすまない実際のケースに直面したカウンセラーは、ラベルを貼ったり、コントロールしたりしてしまいがちです。
どんなクライアントであれ、真摯に向き合い、変容を拒むその思いに寄り添い、クライアントの自己成長を信じるのがロジャースの考えとしたら、変らないクライアントの問題ではなく、クライアントが変らない事を受け入れられないカウンセラーの問題とも言えます。
難儀なクライアントとのカウンセリングのロールプレイをしてみました。カウンセラー役の人はいたたまれなくなっている様子。クライアント役の私は腹立たしさを感じはじめています。刺激的なロールプレイでしたが、カウンセリングは単に知識や技法だけでできるものではないってことを実感して頂けたのではないか、と思う私。
自分の存在に確固たる信頼と意味を見いだしてないと、クライアントを受け入れる事ができなくなるばかりか、傷つけたり傷ついたりもしてしまうということ。私が実際どれだけカウンセリングができているのか、でかい口は叩けないけれど、なにがしかの来談者は私のカウンセリングをそれなりに意味付けてくれているから、カウンセリングを続けていけると言うもの。誰かが認証してくれるからカウンセリングができるのとは違う世界でカウンセリングしています。
常に自分と向き合いつつ変容し成長し続けるカウンセラーでありたいと思う私です。それにしてもレターカウンセラーとしてのワーカーや研修生のみなさんにも感謝です。けっこうしんどいのに投げ出さずにボランティアを続けてくださっているのだもの、頭が下がります。
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じゃふぁれく
エコクッキングから、カウンセリングまで体の健康だけでなく、心や人間関係の健康のためのノウハウ、ハートが満載。
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