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今日は先日近くの公園で拾ってきたシイのみをフライパンで煎って食べてみました。
拾ったままのシイの実 フライパンで煎ってみるとけっこういい感じ。栗と干し芋をミックスして少し乾燥させて堅くした感じでした。このシイの実はマテバシイの実です。ドングリよりもはるかに渋味は少なく、アク抜きしなくても食べられます。 ドングリやトチの実はアクが強いのでアク抜きしないとおいしく食べられません。もちろんシカやイノシシはアクの強いドングリでも平気で食べますが・・・。 現代は飽食の時代、よりおいしいモノを選んで食べる事ができますが、食べたいモノをいくらでも食べられるようになったのは、歴史で言えばつい最近の事。 半世紀前までは、庶民はおいしいモノはスペシャルな日にしか食べられませんでした。飢饉の時はドングリやトチなどの木の実や、彼岸花の球根等、アクや毒を抜いて食べることで餓えを凌いで生き延びてきた事でしょう。 もちろん、今でも毎日自由に食事ができない人達も何億人もいる事と思います。その人たちがどうやって生き延びているのか、忘れてはならないと自戒する私。そんな私、シイの実を食べてみる事で、歴史の厚さ、自然の豊かさを感じましたとさ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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