味くんの家族再生支援日記

今日はスカイプで遠隔地の方のカウンセリングでした。状況はこてこてだけれど、ものは考えようで、それなりに楽しめたり、ほっとしたりできるけれど、たいていは状況を受入れられなくて、抵抗するほど葛藤がましてしんどさも増してしまう・・

どうして状況を受入れられないのか・・そんな事を語り合いました。特に子どもさんを信じる事とか子どもさんを尊重し状況を正確に説明し、判断を委ねると言う事とかについて・・

夕方からはディーナーセラピーを兼ねて、ママと中学生の子どもさんのカウンセリングでした。学校がしんどくなってたりしてますが、そんな自分に自信を無くしてたり、不適応な自分を嫌悪したり・・・

世間では学校は行くべきところで学校に行かないと人生を失敗するってみなさん信じておられます。ところが、私がいろんな方のお話を聴かせていただいて確信を持つのは、人生がうまく行くか行かないかということと、学校に行く行かないは関係ないってこと。

私の考えるに・・・「自己肯定感」は安定した人格の基本、いわば岩盤にまで届く基礎です。その基礎の上に「好奇心とか自己信頼」とか、いわゆる土台でが乗っかります。この基礎とか土台は安全な建物を建てるためには不可欠。けれどこれらは見えないんですよねえ。世間ではたいてい見えない所に金も手間ひまもかけないんですよねえ。

この基礎とか土台は建物建てた後に作る事はできません。しっかりした基礎とか土台ができてたら、建物はいつでも建てられます。どんな建物でも建てられます。基礎の無い所に立派な建物建てたらちょっとした揺れで倒れてしまいます。

25歳で学び直して医者になった人もいたし、溶接工をやめて大学に入り直して福祉関係の資格をとってそちらの仕事に就いた人もいるし、ヤクザっぽい仕事してた人が精神福祉士の資格取ったり・・族の頭してた兄ちゃんが会社社長で数十人の人を束ねてたり・・

少しばかり遠回りなのかもしれませんが、自分の学びたい事を学び自分のやりたい仕事をし、自分らしい人生を生きる・・決して世間の言う当たり前の道ではないけれど、そんな人は自分を見失なうことはありません。長い人生、五年や十年の遠回り、ほんとの人生を見つけるには決して無駄ではありません。

私自身、15年のアルコール依存とか、十年のサラリーマン生活以降パート主夫やら活動主夫やらをしてきて、回り道ばかり歩いたけれど、今はそれがとても役にたってるし、当時の自分があってこその今の自分と思えてます。あの体験のおかげで今は随分とらくで充実した日々を過ごせてるような気がします。

で私の遠回り体験をその中学生に聴いてもらいました。また学校に行かない事のメリットデメリット、自分の人生と学校とどう言う関係があるの？などなどいろいろ語り合いました。学校はうんこだっと笑う私に思わずつられて笑ってしまったようです。与えられたレールの上を何も考えずにひた走って、いざレールが無くなった時に・・・・人は生きて行けない・・とかなんとか、楽しくおいしく・・過ごせた私だけど、ママと子どもさんも楽しんでくれたかな・・今夜のディナーセラピー



ディナーはあさりのパスタにんにくバター風味と海老フライに白菜のクリーム煮、デザートはチョコレートケーキ



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