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しぱらくシェルターを利用されてた母子が退出されました。男女にかかわらず、夫婦間葛藤の渦中にあって、どんどん心も体も消耗してくると、自己主張することも自分を守ることもできなくなり、自我が崩壊していきます。
もちろん加害者と言われる人たちもその状況を理解することも適切に判断することもできず、防衛のためにさらに被害者をコントロールしようとして、ますます被害者を消耗させてしまうという悪循環になり、果ては事件になったり、病理化したり・・。 そこに至る前にどちらかが私の所に来てくだされば、大きなことにはならずに済みます。とりあえず、状況の悪化を防ぐため、共依存の関係から、距離を置いて、クールダウンしたり客観視できるようにしたり、何より、消耗した被害者の心や体を温めたり休めたり・・・ 被害者も、痛みを終わらせ、エネルギーをチャージして自分で考え自分で判断できるようになれば、これから、どうしたいのか何ができるのか、相手のコントロールではなく、自己決定として選択可能になります。 いわゆる加害者には、相手をコントロールすることなく、自分の脆弱な自我を防衛するスキルやら自己肯定感、生活力を育ててもらいます。それぞれが何のために家族するのか、ほんとはどういう関係が最善なのか、いろんな選択肢を考えてもらいます。 もちろん選択後も一人で状況に対応することは難しいので、支援の継続性は不可欠。再同居するか別居するか、離婚するかしないか・・・などなど人生の選択はいろいろあります。人生の再構築あるいは家族関係の再構築は、ひとりでは難しいけれど、本人のこれまでを、そしてこれからを十分に理解し、共に考えてくれる援助者の存在があれば、さほど難しいことではありません。 退出されたママとこどもさん・・・いつでも繋がっているという安心感を心に収めてこれからを乗り切って欲しいと願いつつ見送らせていただきました。 多くの方にメッセージを届けるために、ブログに納得してくださったら、 ワンクリックお願いします♫ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015/09/08 04:30:21 PM
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