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昨夜の男ワークの前に、先日放映されたテレビO阪のニュースに出た方が送られてきたDVDを見ての感想を聞かせてくださいました。彼・彼女の語るに「取材協力したのは、DVは単純に被害者加害者をラベリングしても無意味だし、ケアがあればどちらも回復していくし、修復的ケアが必要なんだということを伝えたいがためだった、なのに放映されたのは、相変わらずDV加害者はこんなひどいことをする、被害者はこんなにかわいそう、との文脈でしか編集されてなかった、腹立たしい」とのこと。
なるほどねえ、私も私の支援が有効性をあげているのは、新しい援助論で援助しているからだということを説明した上で取材協力したはずなんだけれど・・・ただ、加害者に対する脱暴力プログラムが存在するということは伝えられたこと、また四年前にセクハラカウンセラーとして報道された私が、セクハラという言葉もなく、家族再生センターの所長として紹介されてたらしいことはOKとしましょう。 ただねぇ、私のやってる脱暴力プログラムを更生プログラムと紹介されてたらしいのは不愉快ですねぇ。更生プログラムでは脱暴力化しませんから。とかなんとか・・そのDVD、ガードがかかってて、事務所のプレーヤーでは見ることできなくて、私はまだ見れてないけれど・・ そんなこんなで、おしゃべりしてたら、男ワーク参加者もぼちぼち集まってきて、最終的には用意した椅子も満席になりました。ワークのファシリは私が・・お題は「好きな人・嫌いな人ってどんな人?」でした。 二人ひと組になって、それぞれ、自分の好きな人嫌いな人について説明し合います。好き嫌いで話すから、正しい間違いでもないし善悪でもないし、主観で語れますから気分は楽。皆さん語りだしたら止まりません。およそ20分以上は話し合えたでしょうか。そのあと、全体でその語りで気づいたこと感じたことをシェアしあってもらって・・・そのあとに資料を配りました。ユングのシャドーの話とフロイトの転移の話に関するものです。 過去の生育の中で抑圧された情動やら過去の体験の中で感じた情動は、無意識のうちに現在の対人関係に投影したり影響したりするよ、というものです。現在の人間関係での好きとか嫌いという感情も過去の体験と無関係ではなくて、現在の相手にフォーカスするよりも、そんな感情のおこる過去の自分にフォーカスしてみましょう、というのが昨夜のワークの趣旨です。 このワーク、回復のプロセスをかなり進んでる方には、なるほど・・と納得していただけたようですが、新しい参加者や回復の初期段階の方には少し実感としては感じにくいものだったようです。状況の困難が相手の言動によるものと考えている方には、困難は関係の問題でありひいては向き合うべき自分の問題と理解することは、かなりしんどい作業になるのかもしれません。 そんなこんなであっという間に二時間以上が過ぎて・・・居残り組で晩御飯・・・ 多くの方にメッセージを届けるために、ブログに納得してくださったら、 ワンクリックお願いします♫ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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