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いやー、堪能しました。昨夜はナイトシネマ。封切りのレヴェナントを見てきました。三時間近くの長編です。ストーリーは単純でわかりやすいものだけれど、その映像がとてもリアルで、三時間を飽きさせません。
実話に基づいた物語とのことですが、北米の開拓時代、ヨーロッパ人による現地の侵略が背景にあり、その時代に翻弄される男の物語です。人が生きるということ、人が人を殺すということ、その意味を感じさせてくれます。人が人を殺すということさえ、単純に善悪では語れません。これが現実でしょう。 けれど、私たちは妄想の世界を生きていて、良いことをするのは善人悪いことをするのは悪人、と言う妄想を真実と思い込んでいます。殺人であれ、DVであれ、善悪で理解できるものではないし、語れるものではありません。 昨日の来談者もいつもながらに引き離しに会った父親です。シネマのように子供を永遠に失ったわけではないけれど、聞けば胸痛む話です。その現実に感情を翻弄され、司法の戦いのステージにあがってしまっています。私は、戦いを煽るのではなく、相手の感情に訴えることを助言させていただきました。 何のために家族したのか、そのあたりのボタンのかけ違いに気がつかなかった本人の気づきを促し、人生を再構築で幸せになる・・今の苦悩をその良い機会にしてほしいものと願いつつカウンセリングを終わらせていただきました。 人は何のために家族するのか、人は何のために愛し合うのか、そして人はなぜ殺しあうのか・・生き延びるということはどういうことなのか、簡単なストーリーの中で、しっかりと感じさせられた、良いシネマでした。オススメのあっという間の三時間。デカプリオ・・良い役者になりましたとさ。 ログに納得いただけたら、クリックお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016/05/03 08:58:51 AM
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