2232656 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

味くんの家族再生支援日記

味くんの家族再生支援日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Freepage List

Keyword Search

▼キーワード検索

Free Space

引っ越しのお知らせ


ブログを引っ越しいたしました。
2016年12月以降の記事は https://jafarec.com/ より御覧ください。

家族再生センターHP
廃棄物再生センター
2016/05/14
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
子供が引きこもって学校に行かない、と悩む親御さんのお話をお聞きすることもしばしばあります。親にしてみれば、子供が学校に行かないことが問題で、学校に行っていれば問題はないと安心します。

で、私は、学校に行くか行かないかは大した問題ではないように思うけれど、それがどうして大きな問題だと思うのか?と問いかけます。で、将来進学できなくて困るのではないか、学歴がないと差別され、まともな仕事、結婚もできないのではないか・・・などなど多くの親は考えているようです。そのようなルートを外れたら幸せになれないのではないか、と真剣に悩んでいます。

けれど、それはひっくり返せば、ルートを外れた人は不幸になっても仕方ないという考えがあることと同じこと。学歴や権威による差別を肯定する立場にいるということ、いわゆるマジョリティーにあり、強者の論理に依存しているという言い方もできるかもしれません。

その考えが悪いとか、間違いだというつもりはありません。それも一つの価値観です。けれど、その価値観で子供に問題が起きているということは事実です。原因はさまざまでしょう。勉強についていけない、学校が面白くない、いじめがある、いろいろ理由もあるでしょう。

それに対して、多くの親は、しっかり勉強していい成績取れば面白くなるとか、いじめの問題を解決するために学校と話し合うとか、学校以外でも学べる場所を探したり・・して、問題を解決していこうと考えるのも当たり前。けれど、問題もなく学校に行っていることで将来、いろいろ問題が起こることについてはまったく想定外です。

私は、子供が学校に行かないことがどうして問題と考えるのか、その辺りをしっかり親自身が自分と向き合うように対話を進めます。とどのつまりは親自身の自己肯定感が低いとか、差別意識があるとか、子供を受容できないとか、そういったことに行き着くわけですが・・・。

学校に行くか行かないかということより、もっと大きな問題としては、子供自身が自己肯定感、自己信頼感、など、無条件に自分を受けいれ自己という存在を確かなものと感じられるかどうか、人生の基礎が心の岩盤にしっかり打ち込まれているかどうか、こちらの方が大きな問題のように思います。この自己肯定感があれば、どんな厳しい逆境でも困難を乗り越え、学ぶべき時は自ら学び、必要なスキルや資格は自ら獲得するでしょう。

親の価値観に従って、問題なく学んだ子供、自分のしたいことを我慢してただ、親の承認を得るために、勉強してた子供、そんな何の問題もないと思ってた子供が成人して、実は対人スキルやコミュニケーションスキルがないとか、暴力的とか、依存的とか、社会性がないとか、実社会に出た時に様々な問題が現れます。その問題は根が深く、無意識レベルのことなので、子供本人も問題がなぜ起こるのかよくわかりません。

いろんな方のお話をお聞きしていて、DVの加害者や被害者と言われる人たちにそういう傾向が強いのを感じます。社会のステロタイプな価値観や役割意識に依存し、対人スキルが低いし、自己肯定感も低い・・・真面目で頑張り屋ですが、相手に対する思いやりや配慮に欠けるというタイプです。そういう方はまた子供をレールに乗せようとパワーコントロールするので、問題が連鎖していきます。

親も子も幸せになるためには、その価値観からの解放が必要と思いますが、子供の不登校や夫婦間葛藤があった時に、それは家族を縛ってる価値観から解放されるいい機会にもなるし、問題を乗り越えたらみんながより幸せになるよねって、お話もさせていただくことも少なくありません。

行きたくなければ無理していかなくていいし、せっかくだからやりたいことをしてみたらいいねって、そんなことがさらりと言えたらきっと子供は不思議といつか自分で学校に行くか、別の学びの場を見つけるか・・・自分で問題を解決していくような気がします。でもそれを言うには親が成長して、どんな子供でも受け止める、そんな力が必要かも。この辺り難しいね。子供の問題だとして、子供をいじってるうちは自分の問題に向き合わなくていいもんねー。

今日はひと月ぶりに親子面会をされた方のサポートでした。親の価値観が違うということがかならずしも子供にとって悪いこととも思わない私です。むしろ一人の親の価値観だけしか学ばないということは不幸なことかもしれません。


CIMG8426 (1).jpg


パパはそっちのけで・・イチゴのケーキにトライ。


CIMG8430 (2).jpg


やっほー、できあがりー


ブログに納得いただけたら、クリックお願いします。

にほんブログ村 家族ブログへ
にほんブログ村





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2016/05/14 05:47:05 PM
コメント(0) | コメントを書く


Comments

 こういち。@ Re:男も使えるDVシェルター(07/31) 僕もご利用させていただきたいと思うので…
 Hiroyuki@ Re:男も使えるDVシェルター(07/31) 男性用シェルターを利用したいのですが、…
 味くん@ Re[1]:シェルターを逃げ出す女たち・・・・シェルターでは回復しない?(12/15) めるしーさん >わたしも同感します。 あ…
 めるしー@ Re:シェルターを逃げ出す女たち・・・・シェルターでは回復しない?(12/15) わたしも同感します。 まさに求めていた答…
 じゃふぁれく@ Re[1]:説教されてもねぇ・・・DVも覚せい剤も・・(11/30) ぐりーんさん >私の友人が体育教師から小…

Profile

じゃふぁれく

じゃふぁれく

Archives

・2024/04
・2024/03
・2024/02
・2024/01
・2023/12

Category


© Rakuten Group, Inc.