こんばんは。
本日は当店亭主家人の誕生日という事で久しぶりに彼女の好物の
しゃぶしゃぶをお出しいたしました。と、言ってもしゃぶしゃぶ
は火を通したら直ぐに食しますから写真が撮れないと言うか調理
と言えるものが殆ど有りません。そこで、今回は当店特製の胡麻
ダレの作り方を載せたいと思います。材料写真とともにどうぞ。
しゃぶしゃぶ(野菜)
しゃぶしゃぶ肉
しゃぶしゃぶ胡麻ダレ
野菜は白菜、人参、長葱、エノキ、葛きりで、白菜は洗って火を
通してから一口大に切り、人参は皮を剥いて輪切りにして面取り
をしたら火を通しておきます。長葱は斜め切り、エノキは石附を
落として置きます。写真の肉は黒毛和牛の薄切り肉でこれで分量
800g4人前になります。
胡麻ダレ(材料)
白胡麻 カップ1
白みそ 40g
味醂 60cc
ヨーグルト 70cc
かつお節 5g
砂糖 大さじ1
塩 小さじ1/8
胡麻油 大さじ2
胡椒 少々
全ての材料をミキサーに入れたら滑らかになるまで根気よく挽き
ます。しゃぶ鍋に湯を張り、根昆布2枚とにんにく1カケを入れ
て火にかけ、沸いたらこの出汁で好みの濃さに伸ばします。この
胡麻ダレの元にくず粉を入れて良く練りながら加熱して型へ入れ
て冷ますと胡麻豆腐ができます。久しぶりのしゃぶしゃぶで家人
も大変喜んで食しておりました。しゃぶしゃぶは第二次大戦後に
中国から伝わった食べ方で元は羊肉を銅のしゃぶしゃぶ鍋でいた
だくものです。冬場になると北京はこれ一色であちらこちらの店
でシュワンヤンロウと言う名前で供され一冬で何度もいただきま
す。専門店も沢山有り、老舗では東来順、西来順と言う店が有名
ですが、私のお薦めは復興門外燕京飯店の西側に有る八先生です。
羊が干支の8番目に来るのでこの名前を付けた店では昔ながらの
羊しゃぶを食べることができました。今でも有るのでしょうか?
是非皆様もご家庭でこの胡麻ダレを作られてお試しください。
亭主敬白