カテゴリ:時事
こうした詐欺に引っかかる人達は総じて人を疑わない純真さを持っているに違いない。
騙されたと疑念が有っても、なかなか現実として受け止められない。 逮捕・起訴され、犯罪者として立証されなければ、今でも詐欺師の言葉を信じて待ち続ける被害者が居る可能性が高い。 実名や顔写真を報道することは社会的に意義があることだろう。 確かに冤罪による人権侵害もある。 当然公開は慎重であるべきだから、「何でもかんでも晒せ」というのは乱暴な話だ。 ところで、結婚詐欺も性犯罪と言えなくもない。 良く見聞きする痴漢行為やセクハラは冤罪の可能性も有る微妙な問題だが、逮捕された段階で犯罪者と認定され、実名の報道が当然のように行われる。 女性側から「痴漢された」と訴えられれば、真相の解明を待たず、たちまち逮捕され、名前や顔が晒され、ほぼ間違いなく職を失う。 後で冤罪だとか、嫌疑不十分で司法が無罪と認めても、報道に依って生じた被害は癒しようがない。 逮捕された瞬間に犯罪が確定され、人権が保護されない痴漢・セクハラ犯罪と、人権が過剰に保護されている結婚詐欺師との差はなんなのか。 逮捕と言う時点で実名や容姿が報道されるのが常識なら、結婚詐欺容疑が固まり、起訴まで進んだ容疑者なら、ここに写真を載せてもなんら問題はないと考える。 東スポより拝借。 最近結婚話が持ち上がった独身者の皆さん。 相手はこんな女性では無かったですか? この木嶋容疑者は自身のゴージャスな生活を綴ったブログを書いていたという。 逮捕され拘留されると言う異常事態の中で、ブログの削除という作業は可能なのだろうか? 「問うに落ちず、語るに落ちた」とは良くある事だが、ブログのように本音が現れやすい媒体では貴重な証拠となりうる。 もし、本人が閉鎖したとしたら”証拠隠滅”と言う”裏ドラ”が乗るだろうし、管理者が「影響を懸念して」と言うのなら、著作権の重大な侵害と言えるはずだ。 いずれにしても消してしまった者の責任は重い。 メディア側の著作物は過剰に保護され、市井の個人ブロガーのソレは著作物扱いすらしてもらえない。 不運な事故に対しては過剰な社会的制裁が下されるが、身勝手な欲望が引き起こす計画的な犯行には徹底した保護が為される。 「重大な事件だから慎重に対処する」と言う言い訳はあるにしろ、この女詐欺師の被害者は40人を超えるという。 事件の全容を知るために、名前や顔写真の公表は社会的正義に合致するはずだ。 東スポの写真と、izaに載ってる口元だけの写真ではあまりにも別人過ぎる。 産経MSNより、写真が表示されなくなったら元記事が消されています。 連続殺人犯としてではなく、容疑が固まって逮捕された結婚詐欺師としてならば、なんの問題もなく公表出来るはずなのに、報道各社が協定を結んだかのように態度を取るって、、、 コレ談合って言うんじゃないのw
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最終更新日
2009年11月02日 22時05分55秒
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