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カテゴリ:海外ドラマ感想
■監督:フランシス・バセット ■出演:マイケル・パレ「ストリート・オブ/ファイヤー」/クローデット・ロシュ「ユニバーサル・ソルジャー3」/ターニャ・アレン「サイレントヒル」/マーレイ・メルヴィン「オペラ座の怪人」/ハワード・アントニー 制作2000年 カナダ/イギリス/フランス ■ストーリー 謎と陰謀が渦巻く太陽系を舞台にしたSFアクション第2弾 惑星トリトンの「時空間ワープ研究所」が音信不通となり、ダンテ達賞金稼ぎに調査依頼が入る。しかしトリトン上空で減速準備に入った途端、爆発が起こりチューリップ号のエンジンが停止してしまう!閉鎖空間に閉じ込められたクルーを救えず悔やむダンテを突如、光が包み、気がつくと彼は爆発直後の時間に逆戻りしていた!! 感想。 「スターレイダース」の続編です。 今回はSF作品では定番中の定番ネタ「時間ループ」です。 折角の「賞金稼ぎ(ハンター)」という職業で「10年前に誘拐された息子を捜してる」という設定なのに、全くそれが生かされていないグダグダ脚本です(´・ω・`) 2話収録されているのですが、続き物になってるので1作と考えても差し支えないと思います。 この作品、「スターハンター」って題名で、新たに3作出てるようだから何かややこしいんだよねぇ~Σ(`Д´ )訳分からない販売の仕方をしてますよ。 「スターレイダース」と「スターハンター」はメンバーや設定はまるっきり同じなんだけれど、どっちが先に作られたかとかそういうの全然書いてませんwなんじゃこりゃww ダンテ達の元に1本の依頼が舞い込みます。 衛星トリトンにある「研究所」が音信不通との事で、それの確認をしてくれって内容だったかな?よく覚えてないw ともかく、ダンテの船「チューリップ号」はトリトンに向かいます。 ・・・たしか、前作ではダンテの船は「ユートピアン号」だったような気が?あれ~? まぁ「チューリップ号」で統一するか。 チューリップ号の囚人拘置室にはダンテが捕らえた囚人が1人。 黒人の苛々するほどしゃべりまくる嫌な感じの兄ちゃんです。 彼が全ての鍵になるんですよね、これから起こる事象の。 で、その「研究所」では重力子の研究をしていまして、ある程度研究が進んでいたらしくワープを可能にしていたようですが、それの制御が出来ずどうやら研究所自体がその時間のループに捕らわれたままになってるんじゃないかと。 その範囲内に入っちゃったチューリップ号ももれなくその無限ループの渦中に突っ込んじゃいます。 バブル宇宙論ていうのか、パラレルワールドっていうのか、位相が違う別次元の宇宙と交差しまくってるというのかな。 どう説明すれば良いのか難しいのですが、要するに再生と巻き戻しの繰り返し。 それを意識しているのは、最初に時間の壁を超えることが出来たダンテだけで、他の2人のクルーであるルークとパーシーは全然知りません。 繰り返す前の記憶があるダンテは、「パーシーが死んでしまう」という歴史を変える為に何度もその「時間の壁を超えられる地点」まで戻って、方法を変えてはパーシーを助けようとするお話なのですよ。 1作目は、ひたすらそれの繰り返しで眠くなりました( TДT) 最後に何とかパーシーもルークも助ける事が出来てブリッジでお茶を飲みながら2人に「大変だった」と経緯を話して「休みたいよ」と言いながら振り向いたら、そこに居たはずの2人が消えていたという「無限ループ」落ちで終わりますw そして2作目は、あの囚人登場。 どうやら彼は何らかの理由で「違う次元」に移動する手段?を手にしたらしい。 その辺が全然良く分からないのですが… えーと、2作目は「時間を繰り返す」から「位相を超える」に変化します。 要するにパラレルワールドが舞台。 バブル宇宙論の「隣り合ったいくつもの宇宙」を行き来してしまうお話です。 でもこれ、突っ込んでいいかしら(´・ω・`) 隣の次元に移ったなら、そこにはそこの次元の自分が居るはず(´・ω・`) 所謂「同じようでどこかがちょこっとだけ違う世界」なんだもん。 この理論だと幾重にも世界は重なっていて、その重なりが遠くなればなるほど全然違う世界が存在するけれど隣り合わせの近い次元ではほぼ変わらない世界が存在してる筈。 なのにその位相にいる筈の彼らが居ないのはおかしい。 ダンテ・パーシー・ルークのそれぞれが違う位相の次元に飛ばされるんだけれど、そこではダンテならダンテ一人しか居なくてルークもパーシーも居ないのよ。でも船の人工知能のカラヴァッジオは3人全ての事を知っているし、ダンテが飛ばされた次元では「パーシーもルークも船内に居ない」と認識してるんだよね。 なんか、突っ込みどころが満載すぎだよこの作品(´;ω;`) そして、その今回出てくる複数の位相全てに居るのが囚人の兄ちゃん。 この囚人が全ての位相に自分を配置出来ていて、それら全てと同じ計画を練ることが出来るのが不思議。 「自分の分身達が~」とか言ってるからね。 どうやらこの囚人はチューリップ号を乗っ取って、故郷へ帰るつもりらしい。 トリトンの重力子研究の事を知っていて、わざとダンテに掴まってトリトンに近づいたようだね、この囚人は。 どこでワープを操れる技を身につけたかは不明。 まぁ結局ダンテ達の抵抗により、それぞれの位相にいる囚人はダンテ達が倒していって、トリトンの重力子ビームかなんかよく分からないけれど、その影響範囲からも抜け出して一件落着~。 かと思いきや、自室で寝付いたパーシーに忍び寄るあの囚人の影がw 1作目と同様に、オチが無いオチなのかよ…まだ1人残っていたのね囚人の分身… 大変眠くなるちょっと残念な内容でした(´・ω・`) 息子捜しはどうしたよダンテ… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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