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カテゴリ:海外ドラマ感想
トレジャーハンター ローマ帝国の財宝 ■監督:クリス・ボールド&ウイリアム・コーコラン ■出演:マイケル・ビーン(「ターミネーター」「ザ・ロック」) カレン・クリッチ ジェシー・ネルソン アンドリュー・ターベット ダニエラ・オリビエリ ポール・ミラー デボラ・オデル ■ストーリー 依頼された財宝を求める、全世界を舞台にした冒険の旅! 興奮はもう誰にも止められない!! 世界的大ヒットの2大アドベンチャー・ムービー・シリーズ(「インディ・ジョーンズ」「ハムナプトラ」)の最新作がDVD発売され、2009年も間違いなく映画界のトレンドは、“アドベンチャー”であろう。 本作は、2大ヒットメーカー《「ダイ・ハード」の脚本家:スティーブ・E・デ・ズーザと、「ターミネーター」の製作総指揮「アルマゲドン」の制作:ゲイル・アン・ハード》が仕掛けた、実在のトレジャーハンター“バリー・クリフォード”の伝説を元にした、全世界を舞台にしたアドベンチャー・アクション超大作の第7弾! 依頼された財宝求め、全世界を旅する<トレジャーハンター・チーム>。彼等の行く先々には、常に危険が付きまとう。しかし持ち前のガッツとチーム・ワークで次々と困難を乗り越えていき、財宝をゲットしていく。 そんなトレジャーハンター・チームのリーダー:ジャズソンを務めるのが、「ターミネーター」シリーズ「ザ・ロック」等、数多くのアクション映画に出演しているマイケル・ビーン。 あらすじ 貴重なお宝や不思議な物を探す探検家:ジャズソン(マイケル・ビーン)が経営する会社“アドベンチャー社”に、自然史博物館から地中海に沈んでいるといわれている、ローマ帝国時代の銀の皿を探し出してほしいと依頼があった。 その地に訪れたジャズソンと二人の社員:ゲイブとマックは、首尾よくその皿を発見するのだが、その皿には驚くべき秘密があり、水から酸素を作り出せる化合物質でできていた・・・・。 しかしその皿をまったく違う目的で使用するために、強奪しようとする人物がいた。 そいつは、その皿の研究で、第一人者である学者を軟禁している奴だった。 感想。 配給会社さん、嘘のあらすじは書かないでくださいよ…(´・ω・`) 確かにローマ帝国時代の皿は出てきますよ。 出てきますけれどね、ただの皿で「その皿には驚くべき秘密があり、水から酸素を作り出せる化合物質でできていた」なんて秘密はこれっぽっちもありませんから!!Σ(`Д´ ) ちゃんと作品を鑑賞してから書いたのか、あぁ?!と小一時間問い詰めたいw さて、相変わらず【トレジャーハンター】と言えるのかどうかと首を傾げるお話が多いこのドラマ。 2本入っているうちの1本目は、邦題が「ローマ帝国の財宝」。 だがしかし、メインは「ローマ帝国の財宝」ではなく天才科学者が発明した“人工エラ”なる水中呼吸装置を巡るお話です。 博物館の依頼で、地中海に沈んでいるローマ帝国時代の皿を探していて無事に回収出来た“アドベンチャー社”のリーダー、ジャズソン(マイケル・ビーン)。 しかし謎の男たちに襲われて、皿を奪われそうになりますがボートで待機していたマックとゲイブがそれを阻止して3人は皿を取られることなく無事に逃げることが出来ました。 船で皿を綺麗にして一息ついてるときに、港のスクラップ屋さん?から丸い部品を買い取ったゲイブはそれを分析していて驚嘆します。「水から酸素を除去できる装置」?らしいのです。なんであんな廃品屋に置いてあったんだろうとか言いつつ、これに詳しい研究者を捜して、一人の学者の名前が出てくるのですね。 一方のジャズソンは博物館の美人館長にローマ時代の皿を引き渡そうとしますが、博物館の庭でまた例の男たちに襲われて皿は奪われてしまいます。でもこのローマの皿は今回のお話の重要ポイントではありません。 はっきりいって、不要も良いところですw一応設定が「トレジャーハンター」だから取って付けただけで、結局はこの皿は美人館長の自作自演騒動で、保険金詐欺を狙っただけなんですよ(--;)要らないよ、ここのエピ。 今回の話のメインは「人工エラ」とそれを利用して地中海に眠る化学兵器?の回収を目論む連中とジャズソン達の戦いだったわけですね。 でもそれだけでは「宝探し」にはほど遠いので、一応ローマの皿も絡ませただけの微妙なお話でした~(´・ω・`) 2本目のお話は、こっちはちゃんとファンタジーが絡んでますが宝探しやってます(^_^;) ジャズソンの地元のお話です。 ボーという名前の港がある湾に悲劇の沈没船が存在しているんですね。街の男性の半分が亡くなった大事故だったそうです。 しかし金儲け主義の不動産屋?リゾート開発会社?の男がそこを買収して高層ビルなどを建ててリゾート地にしようとしていたんですね。 「街の歴史でもある船が沈んでいるんだ。開発は止めるべきだ」と主張するジャズソン達とリゾート開発会社との火花チラし合いのお話。 開発会社社長は考古学の学者を買収して嘘の報告書を出させたんですね。「海底には何も無かった」と。 しかしジャズソンは父親から船の話を聞いていたので、何とか48時間の猶予を勝ち取り調査を始めます。 やっぱり海底から見つかった船の遺留品。 これで開発は止められると喜びますが、そうは問屋が卸さないのがドラマってもんですね。 開発会社社長の妨害が入り、ジャズソンは拉致されて入り江に監禁されて睡眠薬を打たれちゃうんですね。 まもなく満ち潮になってしまい、このままでは水死しちゃうぞジャズソン!大変~Σ(`Д´ ) 薬で寝ちゃったジャズソンは夢を見ます。 それは200年前のこの街の夢。ジャズソンは沈没していく船から6人を救い出してそして死んでしまった英雄で港の名前になったボーという男性になっていましたw そういうネタで行くのか今回は。ジャズソンが一目惚れしちゃった昼間の裁判での判事?裁判官?である美女がボーの婚約者役として登場しますw ジャズソンは混乱しつつも「船の沈没を止められるかも知れない」とか思っちゃいます。 そしてその夢?過去?の中で、ボーは心の病気?か何かで今回沈む船には乗船していなかった事を知るのですね。 そして船の沈没が操作ミスとかそういうのではなく、船長に怒られて灯台守の仕事に格下げされたゲス野郎Σ(`Д´ )2人組の仕業だったことも判明します。 事故ではなく、船長を怨んでいた奴が霧の深い明け方前に船が帰港するのを知っていて灯台の火を消して、海岸に火を焚いて灯台に見せかけて岩場に誘導させて座礁させるという陰謀だったんですよ。 ジャズソンことボーは、それを阻止しようと頑張り、海岸の火は消しますがふいの落雷で後ろの森に火が点いて、結局船は岩場へ誘導させられて沈没することになっちゃいます。愕然とするボー(ジャズソン)に婚約者は「運命なのよ」とか何とかいって「それでも助けに行かねば」と婚約者を抱きしめてそして離れて海へと入っていったのでした。 というわけで、満ち潮でヤバイ状況下で目が覚めたジャズソン。 間一髪でマックが助けに入り、嘘の報告をした学者もマックとゲイブの説得で、嘘を吐かされましたと証言することになり、リゾート開発を阻止することが出来ました(=゚ω゚)ノメデタシメデタシ。 ジャズソンも数年間は地元で船の引き揚げや調査の仕事を行うだろうし、ボーの婚約者そっくりwの美人判事だか裁判官だか知らないけれど、彼女をランチに誘ったりしてますw まぁ全体的に突っ込みどころは多いけれど、こういうドラマは嫌いじゃないです(*´Д`*)むしろ好き。 でももう少し「トレジャーハント」に力を入れて欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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