テーマ:プロ野球全般。(13252)
カテゴリ:プロ野球
昨日行われた楽天-西武戦。
投手は、楽天・永井怜(東京農大二高-東洋大)と西武・ 岸孝之(宮城・名取北高-東北学院大)のルーキー対決。 結果は永井が5回を投げ自責点3、岸は7回を投げ自責点5 と、2人ともパッとしなかったようだ。ゲームのスコアも 9-8と大荒れだった。 すでに2勝を挙げている永井怜、 大学入学当時は「プロ野球のドラフトで指名されるように なるとは思いもしなかった」。國学院大も専修大もセレク ションに落ちてしまい、スポーツ推薦ではなく一般の自己 推薦で東洋大に入学した経歴をもつ。 もともとスタミナに課題があった。でも少しだけ自信を持つ ようになったのは、2年生の春季リーグ戦。対日本大戦で 延長11回をひとりで投げ抜き、那須野巧(駒場学園高、 現・横浜)の連勝記録を「10」でストップさせたときだ。 一方の岸孝之、こちらは今季すでに3勝を挙げている。 名取北高という無名校にいた岸、東北学院大に入学した 経緯にはちょっとしたエピソードがある。 それは高校3年の夏、宮城県大会1回戦。 相手は多賀城高。実はこの高校の選手として、東北学院大・ 菅井徳雄監督の息子さんが出場していた。 せめて息子の最後の試合は応援に行こうと考えた菅井監督、 息子のチームを5回ながらノーヒット・ノーランに抑える 名取北高の岸という投手を知る契機になる。 菅井監督、その足で名取北高を訪ねて岸に 「スポーツ推薦でぜひ!」と頼み込んだ。もし、菅井監督が 球場に来なかったら、そしてもし名取北高に足を運ぶ偶然が 重ならなかったら、西武ライオンズ・岸孝之はいなかったの かもしれない。 ちなみに、岸のノーヒット・ノーラン。死球を1つ与えたが ために完全試合にはならなかった。その死球、与えた相手は 偶然にも菅井監督の息子さんだった。 ※参考:『アマチュア野球 Vol9』(日刊スポーツ出版社刊) いつもご協力をありがとうございます。 人気ブログランキングに参加中です。 クリックをお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.11 00:35:46
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