テーマ:プロ野球全般。(13243)
カテゴリ:近鉄バファローズ
昨日の続き。
2001年9月26日、近鉄バファローズが球団最後の優勝を決めた。 北川博敏(大宮東高-日本大)が代打・逆転・サヨナラ・満塁・本塁打 を放ち、優勝を決めたことで有名な試合だ。 その一打が飛び出したのは対オリックス戦。 スコア2-5のビハインドで迎えた9回表だった。 この回、先頭打者として打席に入ったのは6番・吉岡雄二(帝京高)。 相手投手・大久保勝信(日高高-立命館大)の2球目を叩き、レフトに 目の覚めるようなライナーの安打を打ち、近鉄逆転の突破口を作った。 あの打球、吉岡らしい鋭い打球だった。 -------------------------------------------------------------- 帝京高時代、89年の春と夏の計2回、甲子園に出場している。 いずれもエースで4番打者としての出場だった。 春は報徳学園高に初戦敗退したものの、再挑戦の夏は全国制覇を果たす。 決勝ではエース・大越基(早稲田大中退)を擁する仙台育英高を、 延長の末に2-0で破り優勝を決めた。 吉岡、この大会の成績がスゴイ。 全5試合に登板しすべて完投、その内3試合は完封している。 そして防御率は驚異の0.22。一方の打撃ではこの大会で3本の 本塁打も打った。 結果として、仙台育英が優勝して優勝旗の「白河越え」を期待した 東北の希望を打ち砕いた、その張本人ということができる。 が、その吉岡がいま、仙台に本拠を置く楽天に籍を置いているのも 奇妙な縁ではある。 いつもご協力をありがとうございます。 人気ブログランキングに参加中です。 クリックをお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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