テーマ:プロ野球全般。(13249)
カテゴリ:プロ野球
打った瞬間、楽天のサヨナラ勝ちがわかった。
スコア3-3の同点で迎えた延長10回、一死満塁の好機だった。 打席に立った高須洋介(金沢高-青山学院大)は、素直に 「おいしい場面だ!」と、そう思ってバットを構えた。 今季無傷(22S)の馬原孝浩(熊本市立高-九州共立大)が投げた 2球目のスライダー(フォーク?)。いつものように無理のない スイングをした高須の打球はライナーでセンターに飛び、その手前で ポトリと落ちた。 「必殺仕事人」の異名をとる高須、ボクは高須が打席に立った時点で 「たぶん、ここで決まるんだろうな」と思って見ていた。というか、 多くの人がそう思ったんじゃないだろうか。それだけ最近の高須には 安定感がある。 そして、もう一人のヒーローは藤井彰人(近畿大付高-近畿大)。 同じ回、無死一・二塁の場面で登場。プレッシャーのかかる場面で、 難なく三塁線に送りバントを決めた。これが、高須のサヨナラ打の 呼び水となった。 藤井、ベンチに戻るときは口を「へ」の字に結んで、喜びを抑えていた。 が、ベンチに到着するのが先か満面の笑顔となって、チームメイトたちと ハイタッチを繰り返した。直後に胸を撫で下ろすポーズをしていた。 藤井の気持ち、わかりやすい。 この好機にバントを失敗したら、野村克也監督に何を言われるかわからない のだから。 さて、高須のことに話は戻る。 高須洋介。 金沢高時代、93年春と夏の計2回にわたり甲子園に出場している。 春のセンバツ、関西高に1-2で初戦敗退。 そして夏も、初戦で甲府工高に2-4で敗れた。 その時の甲府工のエースは、現在楽天のチームメイトでもある山村宏樹 だった。 ちなみに、この夏の大会。藤井彰人も2年生ながら近畿大付高の一塁手 兼捕手として甲子園に出場している。だが、こちらも一回戦で常総学院高 に1-4で敗れた。常総には、現・日本ハムの金子誠がいた。 いつもご協力をありがとうございます。 人気ブログランキングに参加中です。 クリックをお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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