6296850 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

あま野球日記@大学野球

あま野球日記@大学野球

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2020.08.14
XML
カテゴリ:大学野球
​ 8月12日の第二試合は、法政が延長10回、一死満塁の場面で代打・神野太樹(3年、天理)がセンターに大飛球を放ってサヨナラ勝ち、早稲田を下した。神野にとっては公式戦初打席がサヨナラを決める貴重な一打となった。​

​​ 春季リーグ戦2日目。炎天下だった第一試合終了後は、一転して雷鳴が神宮球場に響いた。試合開始が遅れ、実際に始まったのは3時15分。この先天気はどうなることやらと案じたが、法政・高田孝一(4年、平塚学園)、早稲田・徳山壮磨(3年、大阪桐蔭)の要所を締めるピッチングは緊張感十分、そんな心配を忘れさせてくれた。​​

早大 000 001 000 0 =1 
法大 000 000 100 1x =2

​​ 0-0の均衡を破ったのは6回、早稲田の攻撃だった。安打と四球、さらにワイルドピッチで二死ながら一・二塁のチャンスを作ると、7番・鈴木萌斗(3年、作新学院)の適時打で待望の先制点を挙げた。追う法政は7回、二死三塁の場面で8番・大柿廉太郎(2年、健大高崎)が放った強烈な打球はショートのグラブを弾き、三塁走者をホームに迎え入れる貴重な一打となった(記録はエラー)。​​

 そして1-1のまま延長戦へ。今季に限りタイブレイクが採用され、早稲田は無死一・二塁のチャンスを活かせず惜敗した。

 最後に、法政の勝因について、極私的な3つのポイントを挙げたい。
 
​ まずひとつ目は、2番・永廣知紀(4年、大阪桐蔭)のハッスルプレー。圧巻は6回だった。三遊間深部へ打球を放つと、一塁へ向けて猛ダッシュ。最後はヘッドスライディング、というよりも一塁ベースに”ダイブ”してギリギリのタイミングで内野安打をもぎ取った。​

 相手早稲田のスタメンの内、なんと4人が高校時代のチームメイト。打席に立つ永廣の目には、マウンドに立つ一学年下の徳山投手が映る。そして徳山にサインを送る岩本捕手も一学年下。三塁を見れば二学年下だった中川。そして一塁には同学年だった吉澤がいる。

「稲門(とうもん)」ならぬ、さながら「大阪桐蔭(とういん)倶楽部」を敵にまわして一人戦う構図でもあり、燃えないわけはなかった。ユニフォームを真っ黒にしてチームを勝利に導いた。





​ 二点目は、クローザーで登場した山下輝(3年、木更津総合)。延長10回、(タイブレイクにより)無死一・二塁の場面に登場すると、4番・岩本を併殺打に打ち取り失点を防いだ。​この快投が直接的にチームを勝利に導いた。当たり前のように150㎞前後の球を投げ込む姿からは、たんに球が速いだけでなく、マウンド度胸の良さが感じられた。






​ 三点目は、吉田壮希三塁コーチ(だと思う。背番号51。4年、法政二)。試合終盤になると、攻守交代のたびに大きな声を張りあげ、盛んにチームを鼓舞していた。そのたびに内野席から拍手が送られていたが、このような選手がいるチームは強い。​










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2020.08.14 08:47:30
コメント(0) | コメントを書く


PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Recent Posts

Archives

2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12

Comments


© Rakuten Group, Inc.