ブログのタイトルが決められず困っている私の日記

傾聴ボランティアに行ってきました。
今日行ったのは、久しぶりのところでした。

この施設は、永住の方、ショートステイの方、
認知の進んだ方、通いで元気な方と部屋が完全に分かれている。
今日は久しぶりに元気な方のところ。

随分人数が増えたように感じた。

私が覚えている方たちもお元気で、
そして新しい方も暖かく迎えてくださった

ゆっくりお話をしたのは、通い始めてまだ日が浅い目の不自由な方。
目が不自由になったのも、ごく最近のことのようで、
心細そうにしておられたけれど、
性格は明るく前向きだった。

お話を聞いたら、やっぱり見える世界から、
いつももやがかかってほとんど見えない生活は辛いそうだ。

みなさんが折り紙でいろいろと作っていらっしゃったので、
それを手元に持ってきて、触らせてあげた。
折り方を覚えているのか、「金魚？」「かご？」
と、触りながら「クイズみたいねぇ。」と・・・。
近くに持ってくれば赤や黒や青などの濃い色は分かるようだった。

今日、話をしたお年寄りは全部で10人。

もっと時間があれば、もっとお話を聴いてあげたかったけれど、
おやつの時間になってしまい、おしまい。

来週の違う施設のボランティアは私の都合でお休み。
相棒さんは行ってくださいます。


そうそう、今日教えていただいたいい話。
東京大空襲の中を逃げ惑っているときに、
お母さんがふと川で足を止めた。
逃げるのをやめて、死を待っているようだった。
しばらくして、お母さんは我に返って、
「今ここで死んだら、特攻にいっているお兄ちゃんたちが帰ってきたときに困るね。さぁ、逃げよう。」
と、言ったそうだ。
どんなときでも人生を放り投げないことを、教えてもらった。と、そのお年よりはおっしゃっていました。