ドイツクリスマスツアー(お母さんと一緒♪)
ドイツのお話をそろそろ書いていきたいと思います。が、台湾日記もまだ未完成だし、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、実は夏のヨーロッパ旅行の日記もまだなんです(汗)ま、あちこち食い散らかしながら書いていきますので、暇つぶしにでも読んでやってください。m(__)m12月19日、朝から新幹線で羽田まで母を迎えに行く。しかし、この日も雪の影響で新幹線も遅れがちで、わたしが予約した時間の列車は1時間以上の遅れを出していた為、遅れの少ない時間帯に変更して乗り込んだ。そうじゃないと待ち合わせ時間に間に合わなかったから。無事品川駅に着き、なんだったっけ? 羽田空港へ行く電車に乗り換えたのはいいけれど上がっていくホームを間違えて、もう少しで「成田空港行き」に乗りそうになったわ。駅員さんが教えてくれなきゃ、ちょっとヤバかったっ^^; またしても方向音痴炸裂…前途多難かも?羽田で無事、母と合流し、空港バスで成田空港まで行く。母はこの空港行きバスでさえ、プチ観光気分でおおはしゃぎしていた(笑)前泊するホテルは成田エアポート・レストハウスというところにした。成田空港内にあるので便利そうかな~と思って、ここにしたんだけど正解だったわ。母は一人で徳島から飛行機に乗るのが初めてだったし、羽田から成田までの移動も1時間半くらいかかったので思いのほか疲れていたみたい。本人は「全然大丈夫!」なんて、いつもの強がりを言ってたけどわたしでも遠出は疲れるんだから、そりゃ疲れるでしょ。だって、夕食を食べに外に行こうとしたら「ホテルの中のレストランにしよう」というくらいだもん。でも、ホテルのレストランの食事も安くてお腹いっぱいになるほどの量だったので満足でした。それに、ネットからの申し込みだったのでワインのサービスもしてくれたし。ひと息ついて、母の荷物をチェック。TELで口がすっぱくなるほど「荷物は少なめに。洋服も下着も4日分くらいでいいからね。」と話しておいたにもかかわらず、スポーツバッグにてんこ盛り(袋が破れそうなくらい)で持ってきてしまっていた。。。OMGだわぁ~~~~!!!わたしの荷物はケースの半分くらいに収まるようにしていたので母のケースにすべて入れて入りきらない荷物をわたしのケースに入れてみると・・・ガーン! 行く前からスーツケースがパンパンになってしまった。(号泣)「洋服を少し減らそうか?」と話し合い、チョイスしていくがなんと下着が10枚も入っていたことが判明。でもわたし達のようなまだ年齢が若いのには分からなかったけど、60歳近くなるといろいろと心配なことが出てくるんだなぁと。それで10枚も下着を持ってきていたみたい。これでは無理強いして荷物を減らすと余計不安になってしまうだろうと思い、しようがないけど持ってきた物すべてを持たせることにした。このささやかな「娘の愛」を後に、母は無残にも打ち砕いてくれちゃったんですけどね~。(悲しいわ)さて、夜もぐっすり眠った母は元気いっぱいで興奮気味に成田空港へ。うちの母は、わたしに負けず劣らず「天然ボケまくりおばちゃん」で、楽しいのですが超マイペース(これもわたしは受け継いでます)なのが、たまにキズ。成田空港で、真っ先に見つけたものは「宝くじ売り場」。懸賞で旅行を当てたわたしの運にあやかりたいからと「なぁ、宝くじ買うてきて~」とせがむ。集合時間も迫る中、しぶしぶ宝くじを買いに行くわたし。(こんなところで宝くじを売るんじゃないっ!)それから、無事ANAカウンターで添乗員さんとご対面し、搭乗券をもらい両替をすませる。母の分として両替した金額よりも宝くじを買った金額のほうが大きかった。何しにいくんだか分かってんのかしら、母上様?(苦笑)初海外旅行の母にとっては見るもの聞くもの全てが珍しくて楽しいみたい。わたしも初めての海外旅行の時を思い出し、けっこう楽しくなりました。「お、そんな物を見て感動するのか?」とかいろいろと新鮮だったわ。 そうそう、うちの母はホテルのユニットバスも初体験だったそうです。そのことにはわたしもビックリ~! 温泉旅館にしか泊まらない人なので、ユニットバスは使ったことが無くても当たり前なのね。 ある意味うらやましいとわたしは思ったのでした。出国手続きの時もドキドキ。押してもらったスタンプを「へぇ~、ほぉ。」と眺めてる。…なんか、かわいい♪飛行機に乗り込み、しばらくして離陸開始。水平飛行になり、座席の前のパーソナルTVモニターがオンになると母は突然不機嫌になった。なんでも目の前がチカチカして気持ち悪くなるから嫌だと。そうか! わたしはほとんど国内線には乗らないから気がつかなかったんだけど国内線はTVモニターがついていることが少ないんだね。母は必死に大きなスクリーンでN○Kを見ていて、その番組が終わると「次はいつするん?まだ?」とわたしに聞いてくる。「スクリーン画面はほんの少ししか使われないのでパーソナルモニターで見るしかないんだよ。」と話すが、それだと気持ち悪くなるから見れないという。う~ん…困った!そういわれてもどうすることもできないので、「雑誌でも読んだら?」と勧めてみるがそれも酔うからダメみたい。こりゃ困ったぞ・・・この後、まだ12時間もあるのにどうやって時間を潰すんだ???機内食もとりあえず、CAさんにお願いして「魚」を必ずいただけるようにお願いした。母はお肉の塊は食べれないから。よく聞いてみるとミンチ肉なら少しは食べられるみたいだし、加工品は大丈夫みたいなのでウィンナーなんかはOKよね。機内食も珍しいのか、口に合ったようで完食してくれた。その後わたしは映画三昧&仮眠をとったりしていたんだけど、母は半ば興奮状態のようであっちにフラフラ~、こっちにフラフラ~と歩き回って機内を見学していたようだ。まぁ塞栓症になるよりはマシなのでどんどん体を動かしていてくれるほうがありがたかった。なにせ2時間以上は飛行機に乗ったことが無い人なので、体がどう反応するかがすごく心配されるところではあったから。(持病の喘息もあるしね)日系の飛行機はシートピッチが狭いので、わたしでもけっこう辛いフライトなんですよねぇ。母は背は小さいけど、横に大きいので特にしんどかっただろうなぁと思います。でもわりと元気で、フランクフルト空港へ無事到着しました。フランクフルトは思ったよりも寒くなくて、ホテルまでの距離をバスで移動している間も母は大はしゃぎ♪ホテルに着いて、わたしが添乗員さんから鍵をもらっている間にもちょこまかロビーをお散歩。部屋に入って荷物を置いてほっとひと息。ふと母を見ると彼女の手には緑色の小さなリンゴが二つ。・・・ナゼじゃ?なんでもフロントに置いてあって、外人さんのお客さんがそれを取っていっていたので母ももらってきたんだそうです。・・・恐るべし、オバちゃん根性!(笑)でも、そのリンゴは以前イギリスで食べた同じ大きさの緑のリンゴよりもめちゃくちゃ甘くておいしかった。緑色のリンゴは甘くなくてすこし渋みと酸味が強いので、お菓子や料理に使うんだと英会話の先生が教えてくれたんだけど、ドイツのリンゴはそのまんまで食べられるほど甘くておいしかった♪新しい発見だったわ! オバちゃん根性を出した母に感謝だね~(笑)