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カテゴリ:(完結)南関東低山つなぎの旅
2008年02月02日(土)曇時々晴 06:50小田急新松田駅着、07:00発の箱根登山バスに乗り換える。07:18大雄山駅前にて下車、前回の続きを歩き始める。高松山の麓まで約7km、平地を北上する。酒匂川を渡り、JR御殿場線東山北駅の脇を過ぎると国道246号線。並行する東名高速沿いに歩き、08:35尺里(ひさり)集落に着く。 みかん園のなか、簡易舗装の急な農道を上る。梅の枝には蕾に混じって、ちらほら花をつけているものも。09:00農道の終点、ここから山道が始まる。雑木林はやがて植林地に変わり、徐々に標高を上げてゆく。時折遠雷のように聞こえるのは、東名高速を走る大型トラックだろうか。作業するひとの姿は見えないが、チェンソーの音もする。 09:45石仏が2体たたずむ「ビリ堂」、熱い紅茶でひと休み。この辺りから、日陰に薄っすら雪化粧が見られるようになる。雪上に足跡が付いていないので、今日はまだこのコースを登ったハイカーはいないようだ。 急登を経て尾根に出ると、そこは積雪15cmほどの銀世界。点々と動物の足跡が続く。10:10高松山(801m)、山頂は南側に開けた広い芝生。晴れていれば富士山も見えるらしいが、今日の曇り空では箱根の山々まで。水と食料を持ってここで野営するのもいいように思う。 下山の途中、雪上に登ってきている靴跡があるのに気付く。誰にも会っていないし、他にルートはないはず・・・、気味悪くて周囲を見回す。誰かが突然現われそうで、後ろを振り返りつつ足を速める。10:45林道に出る。虫沢集落を抜け、11:50田代向バス停でパンと紅茶の昼食休憩。 渋沢駅へはもうひと山越える。簡易舗装の急坂に足が重い。萱沼集落を過ぎて林道は下り、鄙びた集落は東北の田舎を思わせる。13:28今日の終点・小田急渋沢駅に到着、13:30発の電車で帰途に就く。 大雄山駅→渋沢駅:26.0km お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.04 14:47:26
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