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カテゴリ:(完結)南関東低山つなぎの旅
2008年03月29日(土)快晴のち薄曇 06:18JR横須賀線鎌倉駅着、前回の続きを歩き始める。駅から10分ほどの八雲神社裏から「祇園山ハイキングコース」、前日の雨で道が泥濘んでいる。尾根伝いのコースだが、すぐ側まで住宅が迫っていて、妙な感じ。1.5kmしかないコースはすぐ終わり、「北条高時腹切りやぐら」へ下る。 金沢街道を経て、衣張山(きぬばりやま)に向かう。住宅地の裏、道標に従い薄暗い杉の植林地を登る。苔むした石仏に手向けられた野の花。07:25開けた場所に出ると、そこが頂上。標高は120mくらいしかないにもかかわらず、富士山・鎌倉海岸を望むビューポイントである。快晴に映える景色を眺めながら、コンビニおにぎりで朝食。 尾根をたどる途中、ウグイスの初音を聞く。下り着いたのは「鎌倉逗子ハイランド」、満開の桜並木の両側に並ぶのは、いかにも金持ちそうな住宅街。十二所で金沢街道を折れ、朝夷奈(あさいな)切通へ向かう。舗装路が途切れ、やがて側面・路面に岩盤むき出しの古道らしくなる。08:25鎌倉・横浜の境界・朝夷奈切通。 横浜横須賀道路をくぐったり跨いだりすること4度、逗子市にはいる。高台にある逗子市清掃センター裏から、逗子・横須賀の境を成す尾根道。鷹取山に続く。道標のない枝道が多く、地図とカンが頼り。09:35高取山展望台、横須賀港に軍艦らしき船舶も見える。 10:20京急田浦駅前を通過。山裾を切り開いた造成地の小洒落た新興住宅地から、234段のコンクリート階段を上ったところが、「三浦アルプス」田浦入口。少し細めの登山道ではあるが、分岐には私設の道標が設置されている。三浦アルプス「北尾根」を山奥に入り込むに従い、「娑婆」の騒音が遠くなり、いつの間にか聞こえなくなっている。このところ住宅地の迫る低山歩きばかりだったので、久々に「山歩きしてる」って感じ。ハイカーにもほとんど行き合わない。 二子山がもうすぐ、林道に出る。20人ほどの団体ハイカー。これが地図に載っている「砲台道」のようだ。11:40上二子山(208m)、菓子パンと紅茶で昼食にする。北に横浜ランドマークタワー、東に房総の山影。薄雲が広がりだす。食後は金沢の伝統銘菓・森八の「千歳」。 上二子山から西は歩くハイカーが少ないらしく、あまり道が整備されていない。登降がきつく、ヤブがうるさい。最後になって体力の要る山道、12:30長柄に下り着く。車道を約3km、13:10今日の終点・京浜急行新逗子駅に到着。13:18発の電車で帰途に就く。 鎌倉駅→新逗子駅:26.4km お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.03.31 15:30:33
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