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カテゴリ:(完結)北陸縦断徒歩旅行
2010年08月07日(土)曇のち晴 猛暑
![]() 04:00起床、コンビニハンバーガーと紅茶で朝食。04:45「民宿 丸富」を出発する。今日の行程は40km以上。昨日の朝と同様、曇っていて蒸し暑い。能生の町を抜け、久比岐自転車道に復帰する。自転車道は、国道8号線にくっついたり離れたりしながら続く。 ずっと8号線の山側を並走してきた自転車道だが、06:00浦本駅前で8号線を横断、海側に移る。30分ほど海べりを歩き、終点の中宿駐輪場に至る。東屋・水場・トイレが揃い、すぐ近くにコンビニ。国道の騒音さえ我慢すれば、野宿するのに打って付けの場所である。 しばらく8号線を行き、竹ヶ花から脇道に入る。07:45糸魚川市の繁華街。歩道に張り出した雪よけの庇には、あっちにもこっちにもツバメの巣。ヒナが羽ばたきの練習をしていたりする。 08:20姫川大橋を渡る。少し下流で行われている架橋工事は、たぶん北陸新幹線のものだろう。だんだん雲が減ってきて、太陽が顔を出す。途端に暑さが数段アップ。 コンビニで食料と飲物を調達する。09:00丁度いい公園を見つけて休憩。この先は親不知の国道歩き、落ち着いて休める場所がないかも知れない。だいぶ早いけれど、豚飯で昼食にする。 09:40青海川で8号線に合流。ここからの約13kmが親不知の難所である。限られた道幅なので、縁石によって歩道を確保する余裕がなく、白線で仕切ってあるだけ。大型トラックが近づくと、思わず体を側壁に寄せてしまう。 ![]() しかしながらこの難所、悪いことばかりでもない。全体の半分以上がスノーシェードとトンネルになっているので、その区間は陽射しを浴びずに済む。真夏の徒歩旅行者にとっては、とても有難い道でもある。 狭く険しい海岸線に、国道・高速道路・鉄道が絡み合う。そのうえ新幹線までを通そうと工事をしている。北アルプスの北端をぶち抜くトンネルしかないだろう。賑わう親不知海水浴場を横目に、11:00外波集落で休憩。アスファルトに寝転がる。 ![]() 難所を抜け、13:05市振集落。木陰の芝生に座っているのに、地面は生暖かい。境川を越え、13:40富山県に入る。暑さで長く歩き続けることができない。境集落、民家の軒下でひと休み。近所のおじいさんと世間話になる。「昔は海まで100mも砂浜があった。ダムができて、狭くなるばっかり」等々。 コンビニで食料と飲料を調達、14:50今日の宿・「民宿 松沢」に到着。通された部屋には「エアコン使用料、1部屋1000円」の貼り紙。「げっ」と思ったら、「つけっ放しにしないでくださいね。使ってもらって構いませんから」と老女将。ありがたい。 風呂と洗濯を済ませ、夕食は大盛かつ丼とミニ助六。20:00就寝。「民宿 松沢」、素泊4500円。 能生→宮崎:40.7km(北陸縦断徒歩旅行累計444.1km) ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2022.05.26 13:23:35
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