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カテゴリ:(完結)北陸縦断徒歩旅行
2013年05月17日(金)快晴 04:00 起床。太巻寿司とインスタント味噌汁の朝食。テントを撤収、05:15 手取川ダム湖畔の公園を出発する。ダム湖畔を南下する国道157号線は、トンネルの連続。電光掲示の気温は9度を示す。朝が早いので、クルマはあまり走っていない。出発したときの曇り空が、だんだん青空に変わってゆく。 06:40 桑島地区、道路脇に恐竜が現れる。近くに「白山恐竜パーク白峰」がある。化石の「カケラ」がいくつか見つかると、こういう施設ができてしまうようだ。こんな山奥までカケラを見に、わざわざ客が来るのだろうか。07:20 白峰、自販機で飲料を調達する。 白峰を出て上り勾配がきつくなる。人家が数軒だけの大道谷を過ぎると、トンネルまで遠くない。5月も後半だというのに、日陰には融け残りの雪がある。09:15 谷トンネル入口、ひと休み。ここは標高は700mほど。傍らに「言うない地蔵」があり、由来の書かれた解説板が立つ。 トンネル内は向い風で寒い。防風防寒のため雨具を着る。1462mのトンネルを抜けると、福井県。しばらく下った地点で国道157号線を離れ、旧道の県道135号線に入る。県道はトグロを巻くように下って行く。 10:15 谷集落。50mほど先の民家の軒下に何かいる。ウシかな、と思ったが違う。カモシカだ。こっちを見ている。立ち止まって写真を1枚。近づいてもう1枚、と1歩足を踏み出した途端、さっと逃げてしまった。こんな人里にまで、カモシカが出没するとは・・・・・。 「自動販売機はありませんか」集落にいたお婆さんに尋ねてみる。「ここにはないねえ」、(カモシカが出没するような場所に、あるはずないとは思うけど)「お店はないですか」、「お店もないねえ」。3歩歩いては休み、3歩歩いては休みしながら、お婆さんは応える。お湯を沸かして作った粉末紅茶とパンで、昼食休憩にする。 11:30 北六呂師で国道157号線に復帰、自販機で飲み物を調達する。この国道は「恐竜街道」という別名を持っていて、近くに福井県立恐竜博物館という公立施設まである。13:00 勝山市街、県道17号線に入る。 コンビニでジュースを調達。1L紙パックからペットポトルに移し替えていると、「荒島岳ですか」と店の主人。百名山・荒島岳が遠くない。「いえ、歩いて旅行してるんです」、「今日はどちらから」、「今日はどこまで」云々・・・・・。国道157号線に復帰、14:15 下荒井橋で九頭竜川を渡る。 大野市街に入る。マンホールに描かれているのは、市のシンボル・イトヨ。スーパーで食料・飲料を調達、16:00 今日の宿「大清水旅館」に到着する。今回の旅では新しいトレッキングシューズを履いているのだが、いくつも肉刺ができている。足に合っていないようだ。 風呂と洗濯を済ませ、夕食はフクラギ(北陸ではブリの子供をこう呼ぶ)刺身と煮しめ盛合。喉は痛いままだし、咳も止まらない。十分な睡眠が一番のクスリ。19:30 就寝。「大清水旅館」、素泊 4000円。 手取川ダム → 泉町 : 42.7 km ( 北陸縦断徒歩旅行累計 981.3 km ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.05.25 09:27:16
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