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「歩きつなぎの旅」の記録

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2017.02.21
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2017年02月21日(火)晴れたり曇ったり


日差しはあるものの、北風が強くて寒い。今回歩くのは、千代田区の九段南1丁目・九段北1丁目・富士見1丁目・飯田橋1~4丁目。09:45 田安門交差点 、【 東京歩きめぐり 第78回 】を歩き始める。

九段坂を下り、九段南1丁目から。「九段会館」は、1934年(昭和9年)「軍人会館」として竣工。1936年(昭和11年)二・二六事件に際しては、戒厳司令部が設置された。戦後 GHQが接収し、「アーミーホール」の名称で連合軍が宿舎として使用。1953年 日本遺族会に無償貸与された。2011年3月の東日本大震災で2名の死者を出し、翌月に廃業している。



千代田区役所前に「大隈重信侯 雉子橋(きじばし)邸跡」の石柱がある。解説文によると大隈は、1876年(明治9年)から 1884年(明治17年)までここに住んだという。首都高速5号池袋線に覆われた「日本橋川」沿いを北へ向かう。

俎橋(まないたばし)交差点で靖国通りを渡ると、九段北1丁目になる。「俎橋」の名前の由来は、橋が2枚の俎を渡したような板橋であったとする説と、近くに存在した台所町との関連で名付けられたとする説がある。



「冬青木坂(もちのきざか)」を上る。急坂。解説標柱には「(前略)此坂の傍に古今名の知れざる唐めきて年ふりたる常盤木ありとぞ。目にはもちの木と見まがえり。(後略)」とある。常盤木(ときわぎ)とは常緑樹のこと。モチノキは常緑樹、冬でも青い。



冬青木坂と並行する「中坂」を下る。こちらも急坂。標柱には「(前略)中阪と称するは、冬青阪と九段阪との中間に在るを以てなり。(後略)」。スパニッシュ様式の洋館「山口邸」が、坂上にある。1927年(昭和2年)竣工。誰も住んでいないようで、傷みが目立つ。



中坂中腹の南側、ビルの谷間に世継稲荷と築土神社がある。「世継(よつぎ)稲荷」は一帯のかつての地名である田安村から田安稲荷と称していたが、2代将軍 徳川秀忠が参詣した際、橙(だいだい)の木があるのを見て「代々世を継ぎ栄える宮」と称賛したことから世継稲荷と名前を変えたという。社殿脇に生っている黄色い実は、たぶん橙なのだろう。



「築土(つくど)神社」は、京都から密かに持ち帰られた平将門の首を祀る津久戸明神として、940年(天慶3年)現在の大手町辺りに創建されたという。その後 幾度もの遷座を経て、1874年(明治7年)築土神社と改称。1954年 世継稲荷の敷地に移転してきた。

富士見1丁目を歩く。冬青木坂の北側に「フィリピン大使館公邸」がある。安田財閥一族のひとり 安田岩次郎の邸宅として1935年(昭和10年)竣工。1944年(昭和19年)当時フィリピン大統領だったホセ・ラウレルが安田家から購入したという。



大使館公邸前から「二合半坂」を下る。標柱には「(前略)日光山が半分見える。(中略)西側に見える富士山と比べると日光山はその半分の高さ(五合)に見え、その日光山がこの坂からは半分しか見えないので五合の半分で二合半になる(後略)」。



坂下を西へ行くと、3本の「幽霊坂」がある。自転車だと押して上るほどの急坂。解説標柱はない。江戸時代 この辺りは武家屋敷が並ぶ地区で、屋敷に繁る木々のため昼でも暗い寂しい道だったことから名付けたものと考えられる。




後編に続く)





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Last updated  2017.02.25 08:54:31
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