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朝吹龍一朗の目・眼・芽

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2006.11.05
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カテゴリ:講義から

4次元の世界      講義から・・・1

 大学(院)生なのですから、少しは近況報告を兼ねて、講義の中から面白かったことや驚いたことなどを簡単にご報告するカテゴリーを作りました。今日はその第1回です。

 

 先端バイオテクノロジー特論でした。最後に少し時間が余ったこともあり、講義に無関係な質問とディスカッションをしようということになり、ある学生が「DNAの変異(これは講義の内容です)が積み重なるだけで、たとえばバクテリアが人間になる(こういうのはいまどきは進化とは呼ばないないのです)とか、脊椎動物の眼球が無脊椎動物の眼球システムからかくのごとくに変化していくのは信じられない。何かほかのドライビングフォースがあるのではないか。」といういささか理系にあるまじき問題提起をしました。

 

 先生いわく、

 「6億年前の生物は既に人間よりはるかに多くの遺伝子を持っていたと考えられている。その巨大な遺伝子プールの中から、必要なセットをそれぞれが使っているとすれば、どこにも矛盾はない。言ってみれば、遺伝子レベルでは、生物は6億年かけて退化してきたわけだ。」

 

 すごいでしょ、事実としても。でももっとすごかったのは、先生の次の言葉でした。

 「最近は3次元科学の行き詰まり、限界が見えてきてるんだよ。僕だけじゃなく、世界中で。先端分野の研究が進めば進むほど、もう今までの科学では説明がつかないことがたくさん出てくるんだ。既にPh.D(博士号の最高位です)を出す学会まであるんだよ。それだけ学者の理論的な世界でも超3次元への認知が進んでいるわけだ。」

 

 理系の学生が主体の講義ですからみな椅子からずっこけそうになりました。だって、3次元の上は4次元でしょ、そりゃ質問もちょっとオカルティック(いやいや質問した当人は「哲学的問題」と思って手を挙げたのでしたが)だったかもしれませんが、要するにオカルトを、まあ「超3次元」なんて気取ってますけど、認めるって、大学の先生が言うんですから・・・。

 

 






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Last updated  2006.11.05 11:25:30
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