/// 20日 大阪で、ユニレズの操作説明会があり出かけました ///
7月20日大阪産業創造館で、ユニレズの操作説明会があり出かけました。参加者は京阪神の国観連近畿支部旅館を中心に38名の出席でした。ユニレズとはペガサスソリューションズ(本社・米国ダラス)海外の販売チャネルのオンライン接続環境の提供を受け、海外の旅行会社やオンライン・トラベル・エージェント(OTA)を通じて、外国人旅行の宿泊予約が受けられるようになる予約システムで、「セーバー」「ガリレオ」「アマデウス」などは航空機座席予約システムとして有名で、それが世界標準となっているためインバウンドでの予約には欠かせないものです。JALやANAの予約システムはもちろん、HISやJTBなどの旅行会社が海外の飛行機・宿泊ホテルをとる時もこのシステムを使います。もちろん楽天やじゃらんなどのネットエージェントもお世話になっています。2008年のGDS利用の宿泊は114,791421泊あり、その売り上げは1兆7,261億円にもなります。旅館は客室管理ソフトを通じてユニレズの予約システムに客室の情報を入力します。ユニレズの予約システムは、海外の旅行会社が宿泊予約を行うGDS(グローバル・ディストリビューション・システム)と接続しているほか、海外のOTA約1千サイトと結ばれており、世界の旅行者に客室が販売できます。国観連近畿支部IT委員会と近畿支部理事の旅館には積極的に入って、観光庁のインバウンド政策に協力していただき、これからの国際観光に寄与していただこうというものです。ただ、ユニレズは世界標準のGDSで基本は英語表記仕様となります。今回はコンピューターを触りながらの実践説明会で、講師はペガサスソリューションズ日本支社長の西原吉則さんで、昨年3月の「ネット倍増セミナー」に続いて2回目です。13:00~17:00までの4時間、みっちりの実践です。もちろん西原さんの説明は日本語ですが、コンピューター内は英語、でてくる単語ももちろん英語、説明を聞きながらの操作なのですが、間違えたら元に戻るために、そこからはさっきまでの操作をしなければなりません。久々に英語脳を使いました。ここ1週間LIONSの交換学生が来ていたので、少し英語に慣れていて助かりました。もっと英語を勉強すべきだった。8月2日には世界ジオパークネット(GGN)の視察があり、ご挨拶もあります。今からやっても間に合わないと思いながら、本気でスピードラーニングを買おうか・・・と思いました。人口減による国内旅行が減る中、海外からのインバウンド宿泊は旅館が生き残る上でも最低限必要なことでもあります。