/// 今日のおばんざいは朝野家館主の『温泉ローストビーフ・炊飯器バージョン』の簡単レシピです ///
最近、肉ばかり食べて低糖質をしていますが、神戸であった会議の帰りにコストコに寄ってきました。目的の一つはプライムビーフ肩ロースのブロックを買うことでした。1859gで3,867円はお買い得ですね。久々に調理も簡単、その上にこれは美味のでぜひ作ってみて下さい。今回は朝野家館主の『温泉ローストビーフ・炊飯器バージョン』です。 「荒湯生キャラメル」に続く、温泉熱利用料理第2弾です。いつもの目分量 約10人前ぐらい===材 料=== 牛肩ロースブロック 1859g バター 50g 国産牛脂(出来たら但馬牛脂)20g 塩 適量 黒粒胡椒 適量 イタリアンミックス 適量 にんにく 1房 赤ワイン 20CC ハチミツ 大さじ2 醤油 大さじ2 酢 大さじ1 オリーブ油 50CC サランラップ ジブロック又は真空調理機 アルミ箔===作り方===1.牛肩ロースブロックは冷蔵庫から出し常温にして使います。岩塩(塩)、挽いた黒胡椒、イタリアンハーブミックスをしっかり目にかけます。2.さらに、摩り下ろした生ニンニクをブロック全部の面に塗り、手で擦り込こんでサランラップを撒いて、味が染み込むように冷蔵庫で30分休ませます。3.冷蔵庫から取り出した肉の水分を、クッキングペーパーで拭き取ります。フライパンにオリーブ油(バターや国産牛脂を入れると美味しくなります)を入れて熱します。ここがコツです。4.休ませておいたブロック肉の全部の面を強火で焼きます。後でローストビーフソースをつくる時に、ここで出た肉汁を使うので捨てないようにして下さい。5.表面が焼けた牛肉はジブロックに入れて、空気を抜いて密閉しておきます。わが家では真空調理機を使ってパックします。6.普段は70度の温泉を使い、肉の内部に熱を入れて行くのですが、家庭では炊飯器の保温温度は約70度ですので、パックされたブロック肉を炊飯器の中へ70度のお湯を調整し、肉全体に被るようにヒタヒタにして保温スイッチを押すだけ、後は炊飯器が中まで熱を入れてくれます。この大きさでは90分近くかかりますが、500グラムなら30分を目安にして下さい。炊飯器、肉の塊の大きさによって変りますので要注意。目安は肉から出てくる汁が褐色になればほぼオッケイです。後は経験次第です。肉の大きさで湯がく時間が変わりますが、結構、レアに作って、電子レンジで調整すると、みんなの好みに合わせられます。7.肉を取り出しアルミホイールで包み、余熱で最後の仕上げます。材料は冷える時に味が染み込んでいきますので、冷えてからスライスして下さい。ジブロックに残った肉汁とフライパンに残っている焼汁でローストビーフのソースをつくっていきます。8.フライパンは弱火で残った肉汁を加え、赤ワイン、ハチミツ、醤油、酢を入れてかき混ぜながら、アルコールを飛ばしながらとろみをつけます。冷えたローストビーフをスライスし、ソースをかけると出来あがり。朝野家館主の簡単レシピ『温泉ローストビーフ』の完成です。今日は炊飯器でやりましたけどね。朝野家では75度ぐらいの温泉が館内すべての蛇口から出ています。いつもはこれを利用します。安いお肉でボリュームいっぱいの簡単男料理です。星☆☆☆3ついただきましたぁ~。男子たまには厨房に入るべし!!