039026 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2005年03月05日
XML
カテゴリ:連載小説

 あとがき

 「天国のぬくもり」を読んでいただいたみなさま。ありがとうございました。これから読もうと思う人は、このあとがきは読まないことをお勧めします。


 とりあえず読んで下さった方に向けて。

 こんな拙い文章でしたが、飽きずに読んでくれて、あるいは飽き飽きしながらも読んでくれて、ありがとう御座いました。
 久しぶりの連載小説ということで、私としてはなんとなく調子が出なかったのですが、まあ、無事に書き上がりました。


 この話のテーマは「ぬくもり」です。

 相手に触れれば、ぬくもりを感じる。しかし、触れなくても感じるぬくもりもあります。
 ただ傍にいるだけで、あるいは、心の中に相手の存在を思い浮かべるだけで、それだけで感じられるぬくもり。
(それは、まったく同じではないかもしれないけれど、「愛情」と言っても良いかもしれません。)


 相手が自分を思う気持ちが空気に満ちるように伝わってきて、体の芯を温めてくれる。
 そういう、自分の心の内側から溢れてくるようなぬくもり。

 しかしそのぬくもりは、時に気がつきにくく、不確かなものです。

 不確かだからこそ確かめたくて、触れようとしてしまう。
 触れてしまえば、触れたことで感じるぬくもりに隠れて、余計に気がつきにくくなる・・・。


 この話では、その“ぬくもり”が心の中にあまりにも自然に生じたため、さらに他のいろいろな感情が入り混じったりしたため、「私」はそれに気が付つかなかったのでしょう。

 そのぬくもりが確かにそこに存在していたこと。そして、それを与えてくれる存在と出会えるってことが、とても難しいのだということ。
 そのことに気がついたのは、それを失ってから。

 そしてラストシーン。
 ぬくもりを感じながら、また「私」は触れようとしてしまい、「あなた」は消えてしまう・・・。



 なんて、自分の書いた話を思いっきり解説するならこんな感じです。

 小説の本編で十分に表現できたなら、こんな解説いらないのですけど・・。なんとなく、自分でも書ききれてないなあって思って、説明してしまいました。
 負けですね・・。自分の言った冗談の説明をしてしまうくらいに負けです・・。

 そんな感じで完敗な私の書いた文章ですが、「天国のぬくもり」を読んで、なんでもいいからなんかちょっとでも感じてくれたなら、幸いです。ありがとう御座いました。
 これからはもっと精進して行きますので、よろしくお願いします。

 2005年3月5日かめ@ゴミスティピョン





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年03月05日 17時15分26秒
コメント(0) | コメントを書く


PR

プロフィール

かめ@ゴミスティピョン

かめ@ゴミスティピョン

フリーページ

コメント新着

 雪村ふう@ Re:書きたいことを書くのって、難しい。(03/13) 就職決まったんですね。 おめでとうござ…
 かめ@ゴミスティピョン@ Re:どうでもいいけど。(02/10) くみさん >アイスティーはコップじゃな…
 くみ@ どうでもいいけど。 アイスティーはコップじゃなくて、グラス…
 かめ@ゴミスティピョン@ Re:いい話じゃないですかー(02/15) ぼっつぇ流星号さん 読んでくれてありが…
 ぼっつぇ流星号@ いい話じゃないですかー こういうほのぼの幸せなのっていいと思い…

日記/記事の投稿

お気に入りブログ

眠れない夜のおつまみ Dionaeaさん

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.