今朝は戦争紀念館へ行きました。




打製石器の時代からの韓国の戦いの歴史と、
当時の武器や衣装などが展示してあります。

独立記念館では展示内容がいまいちわからず、残念だったので、
今回は日本語のガイダンスが聞けるレコーダーをレンタルしました。

イヤホン式ではなかったので、特に日帝時代の展示物の前などで、
自分が日本人であることを周りの人に知らしめるのは
ちょっとためらいがありましたが(^_^;)、わかりやすくて良かったです。


とにかく広い。

3階建ての建物で、1階が先史から日帝時代まで、
2～3階が韓国戦争(“朝鮮”戦争ではなく、このように表記されていました）
と、陸海空軍の紹介。




写真は、韓国戦争の際の庶民の暮らしを再現したもので、
夫の戦死通知を受け取り、泣いている母と子の様子です。


ガイダンスによれば、どの展示物も、いかに韓国軍が理不尽な攻めにもめげず、
勇敢に戦ったかを強調していたかのように感じます。

また、階級章の前で
「お父さんがつけていたのはこれだよ」
と説明する親子の姿もありましたし、
陸海空、いずれの展示も格好良く、
“僕は将来○軍に入りたいな～”
などと、子どもたちにイメージさせるのに有効なのかもしれません。


韓国軍はベトナムにも派兵していますから、ベトコンに関する展示もありました。
ちょうど1年前、ベトナムのクチトンネルへ行きましたが、
双方の説明が聞けたのは、興味深かったです。


国威発揚の手段としてだけではなく、
戦争について改めて考えることのできる場だと思いました。

日本にも、このように1箇所で、
戦いの歴史と自衛隊の活動を紹介する、平和祈念館を作って欲しいです。
9条をさわる前に是非！

お互いのいい分を主張し、中国や韓国と理解しあう一助となるんじゃないかな。

（First updated January 9, 2006 03:30:30）