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2006/05/18
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カテゴリ:株式投資
アーバンなどの件から「IRについて」書こうかなと思っていたら、
今朝出ちゃったので違う話題を。

SHOP99がシステム全面刷新へ、2010年の3000店体制に備える

食品や日用雑貨を99円均一で販売している生鮮コンビニ「SHOP99」、
これを運営する九九プラスが30億円かけて新システムを構築するそうです。
他に3000店分のPOSシステムや発注端末の費用を70億円とし、
期間を2010年までの5年間とした場合、
前期実績ベースで売上高の約1.8%、営業利益の約1.5倍の規模です。

まあ、「情報化投資は売上高や利益の何%程度が適切か?」
という質問はあまり意味がないのですが、以前であれば、
流通業の場合で売上高の約0.5%~1.2%などと言われていました。

この記事によると、まず分析系システムを稼動させて、
その後にPOSシステム、基幹システムを順次刷新していくそうです。
普通、分析系は最後に構築するパターンが多いですが、
現状のシステムがあまりにも貧弱なようです。

現在利用している第3次システムは1200店まで増やすことを前提に、
2003年1月に稼働させたものだそうですが、
同社の出店計画は、2010年までに現在800店ある店舗網を3000店まで
拡大する内容になっています。
これだけを見ると、なぜもっと余裕を持たせておかなかったのか、
と思うかもしれませんが、同社の沿革を見てみると、

2002年1月 総店舗数100店舗(直営72店舗、FC28店舗)達成
2004年2月 総店舗数300店舗(直営233店舗、FC67店舗)達成
     8月 総店舗数400店舗(直営320店舗、FC80店舗)達成
     9月 ジャスダック(JASDAQ)上場
2005年1月 総店舗数500店舗(直営411店舗、FC89店舗)達成
     9月 9月末店舗数696店

となっています。
ということは、総店舗数が200店舗未満の2002年に要件定義をして、
スペックも含めたシステム設計を固めたと思われます。
まだ上場もしておらず、
資金的にも大きな情報化投資が出来なかった可能性もあり、
その時点で「1200店まで増やすことを前提」としたシステムというのは、
ある意味「妥当」ということになります。
(ただデータ量が増えたとは言え、
 分析時間が4~5時間/件かかるというのはどうかと思いますが)

その後、異業種からの参入などで事業環境が激変したため、
早く生鮮コンビニ市場を押さえる必要性から、
2004年に出店計画をFC展開中心から直営店主体に変更し、
出店を加速してきました。

そんな経緯で現状に至っているようです。
この様な、
 システム構築時の前提(その時に予想されるその後の事業環境)と、
 実際の事業環境の推移
に大きく差が出ることはままあります。

なので、ここ数年、
システム構築プロジェクトの短期化が急速に進んでいます。
ちんたら時間をかけてやっていたら、
やっとこさ稼動したシステムは既に使い物にならないモノだった、
なんてこともあり得る訳ですから。


ちなみに九九プラスは、
3000店体制に向けて、パートタイマーを店長に据える「母店サテライト」
という出店形態を採用しており、
新システムはそれに合わせる仕様とのこと。
システムは作ればいいですが、
人材は簡単に「作る」ことはできませんからね。

ただ「99円で日常の食生活ができる」というSHOP99のコンセプトは、
どちらかというとデフレを追い風にしたもので、
これからの時流をうまく捉えることができるのか、そこが疑問です。
事業環境はレッド・オーシャンになりつつありますし、
二極化と言われるように低所得階層向けにニーズはあると思うのですが、
もともとボロ儲けできない業態なのに加え、
商品政策を「LOHAS」志向層に向けた展開を行う、としていますが、
低価格志向とLOHAS志向とが合致するのか良く分かりません。

株価は2005年からずっと下落傾向が続き、
高値から約85%のドローダウンという厳しい状況です。
それでも今期予想PERで30倍と割安感はありません。

私自身、以前はよく買い物していたSHOP99ですが、
最近あまり行かなくなったこともあり、
積極的な出店の後、大きな図体になって二進も三進もいかなくなる、
というようなことがなければいいけど、と思ってしまいます。


余談ですが、飽和状態と言われるコンビニ業界でも、
大手企業は法人FC拡大など、いろいろ試行しているようです。
コンビニ大手、法人FC拡大・駅構内などに出店







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最終更新日  2006/05/18 09:48:08 PM
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