食料自給率アップを目指して!
10月8日(木)にグランドプリンスホテル新高輪・飛天の間で(よく著名人の結婚式が行われる、あの部屋です)『はこだてフードフェスタ』が開かれます。これは我らが『社長の学校』の北海道同友会函館支部のメンバーが中心となって国や北海道、函館周辺の市町村を巻き込み、函館周辺の食材を全国にアピールしよう!イベントです。北海道同友会のメンバーの言葉を借りれば「昨年来、100年に一度の経済危機と言われていますが我が北海道は(夕張市に代表されるように)もう10年も前から経済危機の状況です!」それを打破するためには、とにかく北海道の商材を知ってもらって消費してもらうこと。この運動は4年ほど前から始まり、昨年までは函館周辺で周知活動をしてきてそして本年!いよいよ東京進出です。日本の食糧自給率が40%を切ったという話題は確か去年でしたね(覚えていますか?)。北海道は国内有数の農業県というイメージがありますが、自給率がこんなに低いのに農業県の北海道が不況というのはどういうわけ?!国民が国産の食材をあまり食べていないということでしょうか・・・。毒入り餃子事件以来、食の安全が叫ばれ少し高くても安心安全な国産の食材を!という風潮はどこへ行っちゃったの・・・ここで食料自給率についてちょっと調べてみました。日本と産業構造が良く似ていると言われるイギリス。戦後昭和45年時点では、日本の自給率が60%でイギリスが46%でした。それがいまでは大逆転、日本40%、イギリスは70%です。先進国の中で圧倒的に自給率が低い日本。こんなグルメな国民なのに・・・。国の農業政策、経済政策のまずさのツケがきている?!先日、北海道で小麦を生産している人と話す機会があり、「北海道の国産小麦ってそんなおいしいんですか?関東あたりじゃあ売ってませんが?」と聞いたところ、生産量が少なすぎて大手スーパーに卸す量がないのだそう。これって悪循環ですよね。安全安心、そしておいしい食材を作っている生産者がいるのに、知らないから買えない。買ってもらえないから(売れないから)売り上げが上がらない、だから後継者が育たない。だから農業が衰退する、そして自給率はひたすら下がる・・結局、輸入食材しか食べるものがない・・・というわけで、今回のような生産者みずからの認知度アップのための努力は全面的に応援したいです!15:00~18:00までは、道南食材の見本市・商談会があります。飲食店経営の皆様、是非のぞいてみてください(入場無料)。新しいメニュー開発を是非!18:00~18:30には、パティシエ吉田菊次郎さんのトークショー(入場無料)あります。吉田さんは有名な人だそうですねぇ。グルメじゃない私はまったく知りませんでしたが。そして、メインイベントは飛天の間でのフルコースの食事です♪(¥10,000、飲物付)やっぱり、食べて感動して!そして口コミで広げる。これですよね。チケットの申し込みは北海道同友会事務局まで(0138-51-8800)