辻井伸行さんの演奏に感動の涙です
昨晩(6/29)の夜10時「報道ステーション」で特集やっていましたね。ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝して一躍、時の人。目が見えないので、当然楽譜は読めないわけで、すべて耳から覚えるそうです。(時々、点字の楽譜も使うそうですが)10分くらいの曲なら、2日でマスター!1時間の曲なら2週間でマスター!!やっぱ、天才ですわ~。私事ながら、私も4才の時からピアノを習い始め中学2年生のピアノの発表会ではショパンの「幻想即興曲」を弾いて褒めていただたものですが・・・。しかしながら、初見(初めて楽譜を見て新曲を弾くこと)にすっごく時間がかかり自分の才能の無さをしみじみ悟り、ピアノをやめました・・・。昨日のドキュメンタリーでは、コンクール優勝後の初めての海外演奏の様子を紹介していたのですが今までで一番緊張したのだそう。以下、辻井さんのコメント。「優勝しちゃったから、失敗できないと思って緊張しちゃいました。でも、弾き始めたら、『なーんだ調子いいじゃん!』って感じで最後までいっちゃった」辻井さんのこんな少年のような心がピュアな音を奏でるのですね。放送の合間に流れたラフマニノフのピアノ協奏曲2番。あまりのすばらしい演奏に、思わず感動の涙。テレビ越しでこうなのですから、実際会場で聞いたらどれだけ素晴らしいことでしょう。家に帰ったら、ラフマニノフ聞こう。