ちーちゃんの衣旅住

[仕事（店舗設計他）] カテゴリの記事

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  ちょっと寂しい解体工事。

  週明けの月曜日のアサイチ、春の日差しが気持よいお天気とは裏腹に、ちょっとブルーな子ども店長ですというのも、ちょうど２年前オープンした保育室の解体工事に立ち合ってきたので・・自分で設計した現場を解体するのは、実は初体験なんです・・アイデアを駆使して、設計した現場だけに寂しさもひとしおですね。この保育室、上尾駅前のスーパーマーケット内の会議室を改装してオープン。オープン当初は画期的！と、行政の注目も浴びたものですが・・福祉関連の施設の運営は採算をとるのが大変なんです・・補助金なしではやはり運営が難しいのか・・やはり日本はまだまだ働く女性に優しい社会とは言えませんね現状復帰させる工事・・2年前、丁寧な仕事をしてくれた業者さんに解体もお願いしました。うーん、丁寧な仕事はこういう解体のとき、ネックになるなー、なかなか解体が進みません。ま、ありがたいことですよね・・簡易的な仕事もきちんとしてくれたわけですから。今日で解体はお終い。明日は塗装工事でお化粧直し、２日で終了です。☆☆☆～☆アトリエ３Ｃ＋Ｕ建築設計事務所代表　岡部千里

  2012.04.02

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  夜の世界のお仕事きました・・・ガールズ・バーって？？

  建築設計という職業柄、いろいろな人、職種の方と出会う機会も多く。今回は、ガールズ・バーの内装設計の依頼を受けました・・・う・・でも、ガールズ・バーって何だか知らない知らなくちゃ、デザイン提案もできないわけで・・で！まずはガールズ・バーに偵察に行こう！！なわけないか・・だって、男性を楽しい気持してくれる、バーらしいから要するに、カウンターの中にいるバーテンダーさん（もどき？）は全員女の子で、その女の子を目当てに止まり木に男性陣が座るらしい・・ふーん、そんな形態のお店があるんですね・・子ども店長、スナックやキャバクラなど夜の世界にはまったく疎いので、困ったな・・店長さん（男性）からいろいろリサーチして、イメージを膨らませています。まずは、現地調査から。元は事務所だったところ↓駅前で立地は抜群。横長の窓、丸柱もいい感じ「で、客単価ってどのくらいなんですか？」と聞いてみました。それによってかけられる工費も変わってくるので。「平均1万2千円くらいです・・」どひゃー「男って、ホントに馬鹿ね！」と思わず子ども店長、毒舌全開。「おしゃべりだけで、手も握らせてもらえないのに？！」（爆）この毒舌が気に入られちゃったのかな・・・妙に店長に信頼されちゃってます住宅では絶対に使わない材料など、素材選定に四苦八苦しております。それはそれで新しい世界は楽しい～。オシャレなガールズ・バーに仕上げますよー、お楽しみに。それにしても、店舗設計は時間がなくて・・いつものことですが☆☆☆～☆アトリエ３Ｃ＋Ｕ建築設計事務所代表　岡部千里

  2012.01.31

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  やきとりBarオープンいたしました♪♪　＠埼玉県・東松山

  このところ依頼が増えている店舗設計。引き渡した後、お店が繁盛するかどうか・・住宅の設計とはまた違った緊張感があります。昨年秋より設計打ち合わせ、工事監理と走って来ました。当初、お店のコンセプトが二転三転。でもオープン日だけは決まっていて途中、かなりあせりましたが・・無事オープンにこぎつけました↓Yakitori Bar　Hibiki+　です。ここ東松山はやきとり（やきとん）が有名なところ。そんな中、他店とどう差別化するか・・でコンセプトが二転三転。結局、おしゃれなバーでやきとりとお酒が楽しめる！というコンセプトに。基本、やきとり屋ですからお安くおいしものが食べられる。基本、バーですから、いろいろな種類のお酒が楽しめる。一粒で二度おいしい！？グリコみたいということで・・おやじ向けのやきとり屋から脱して女性同士でも気軽に入れるお店に！店内は若い人でにぎわっていました。ほっカウンター席が多いのですが、奥にはゆっくり座れる椅子席もあります♪♪打ち合わせ段階から一緒に走ってきたイケメン店長のMさん。新メニューの開発など、張り切っています。メニューのラインナップ、お味とも文句なしです。先日、友人を連れてお邪魔したのですが、大変満足してくれたようです。『デートにも使えるね！このお店。でももうちょっと照明暗くして～』などと、注文をつけておりました女性客でにぎわうお店は繁盛店になるとも言われます。是非是非、繁盛店になって欲しいものです。お近くの方、是非お越しください。東松山駅下車徒歩１分です。本日はメールマガジン第85号配信日です。シリーズ『家づくりのイロハ』の『ニ』　庭づくり☆☆☆～☆アトリエ３Ｃ＋Ｕ建築設計事務所代表　岡部千里

  2011.05.13

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  やきとりバー、近々オープン！！

  店舗設計の現場はとにかく時間との争い（その様子はこちら）。２月末に着工して２週間。3月10日過ぎに表の看板を残して工事終了。オーナーさんには、工事の出来上がりに大変満足していただけて・・・ホッ。あとは売り上げが伸びることを祈るばかり。どうぞ、繁盛店になりますように！！先日は、メニューや販促のための写真撮影がありました　↓今回のお店のコンセプトは女性も気軽に立ち寄れる、やきとり＆バー。一見おしゃれなショットバーのようでいて・・焼きたてのやきとりがいただける。やきとりですから・・おいしくて！お値段もリーズナブル。席はバーカウンターの他、奥にはゆったり座れる椅子席もあります。4月23日の開店まで、約一ヶ月。今後は、スタッフ研修や、｢ぐるなび」「食べログ」などのグルメサイト「るるぶ」などの雑誌の取材などが目白押しだとか。場所は、埼玉県は東松山駅前ぼたん通りです。看板があがったら・・また宣伝させていただきます本日はメールマガジン第78号配信日です。シリーズ『家づくりのイロハ』の『ひ』　引き戸☆☆☆～☆アトリエ３Ｃ＋Ｕ建築設計事務所代表　岡部千里

  2011.03.25

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  店舗設計現場、いよいよ最終コーナー。

  ２月末に始まった「やきとりバー」の工事現場、全体像が見えてきました。本日は店長と最後の色決め　↓半年ほどかかる住宅現場と違って、店舗現場は2～3週間の突貫工事。週に2～3回現場に通い・・携帯電話はしょっちゅう鳴りっぱなし！！いよいよの段階に入り、少しほっとしているところです。今日は、店内の照明器具の取り付けをしていました。店舗は間接照明を多用していますので、照明がつくとまたぐっと良い雰囲気になる！はず・・です、ハイ。厨房内を見ながら店長と話したこと・・「これまでの店の中で、一番狭い厨房で、それが逆に使いやすそう！と社内で評判です」こういうひと言、最高に嬉しいです前回、イタリアンレストランを設計した際に、事前に、他のお店の厨房をいくつか見学させてもらったのですが、どこも、厨房がだだっ広いだけで、非常に使いづらそうだな、というのが第一印象でした。スペースを広く取っておけばどうにでもなる、と考えて設計しているのか・・実は、作業動線を考えて設計しておかないと、広いスペースは逆に使いづらいんですよ。面積の非常に限られている住宅では、その点、厳しく精査せざるを得ないので、店舗でも当たり前に最小の面積で最大の効果を考えて厨房配置をしました。住宅の設計の経験が、店舗設計にも生きたかな？と感じた出来事でした。本日はメールマガジン第76号配信日です。シリーズ『家づくりのイロハ』の『シ』　シューズインクロークアトリエ３Ｃ＋Ｕ建築設計事務所代表　岡部千里

  2011.03.11

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  レストランの下見

  西新宿野村ビル地下の『サルヴァトーレ』今、ドイツ風居酒屋の設計の話があり、オーナーがサルヴァトーレが気になる！とおっしゃるので、下見がてら、ランチに行って来ました。ドイツ風居酒屋の設計依頼なのですが・・何故か、イタリアンのお店が気になったようで。どこがオーナーの琴線に触れたのかな？？　リサーチ、リサーチ。三方オープンなキッチンとカウンターはなかなか良い雰囲気ですね。このお店のウリは、ピザとヤキトリが食べられる気楽なBARというコンセプトだそうで。そのあたりも、目指すお店づくりと似ているようです。何か盗めるアイデアはないか・・とこそこそと写真を撮ったり（汗）オープンキッチンあり、そして、ちょっとこもったスペースあり。人の心理とは微妙で、広々した空間が好き！と言いながら、おこもりスペースは気持ちが落ち着いていい、ゆっくりできる、と言い。そんな両者が同居するレストランでした。うん、ちょっとコレ、いただきかもランチにいただいたメニュー↑どういう食べ物がイマイチわかりませんでしたがかぼちゃの入ったピタパンのサンドイッチ？！、おいしかったです♪♪２年ほど前、イタリアンレストランを設計した時にも散々、イタリアンをはしごしましたが、今度はドイツ料理店のはしごが始まりそうところでドイツ料理ってどんなんでしたっけ？？ソーセージとジャガイモ？？ドイツ料理店、このお店いいよ！！というのありましたら、是非、情報ください～。本日メールマガジン53号配信日です。シリーズ『家づくりのイロハ』の『ム』　無垢材（むくざい）☆☆☆～☆アトリエ３Ｃ＋Ｕ建築設計事務所代表　岡部千里PIZZA SALVATORE CUOMO ＆ BAR 新宿 （ピザ / 西新宿駅、新宿西口駅、都庁前駅）昼総合点★★★☆☆ 3.5

  2010.10.01

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  ＦＩＦＡワールドカップ観戦＠イタリアンレストランはいかが？

  設計させていただいたイタリアンレストラン『ラ・バンビーノ』＠宇都宮↓開店一周年ということで、オーナーさんに呼ばれて久しぶりにお店へお伺いしました。「最近、ちょっとお客さんの入りが・・・」と心配顔でしたが、その日は土曜日とあって、超満員御礼でしたまあ、これだけ不景気の嵐が吹きますと外食産業は大変です・・。お店の外には手づくりの小さな畑があり、そろそろジャガイモの収穫祭をやるとか。もっと大規模に産直の安全な野菜を使いたい！！ということで、農地も探しているそうです。レストラン経営の農園があれば、お客さまは安心して食事ができますね。また、レストランで出た生ごみを堆肥にすることもでき、是非、そんなサイクルがまわることを願っています。さてさて、こちらのレストランでは、今週末、19日（土）の日本ｖｓオランダ戦が120インチのスクリーンで楽しめます♪♪　飲み放題のイベントも併催するとか。大きなスクリーンで、サムライ・ジャパンを応援しよう！家で一人で観戦するより、盛り上ること間違いなし。埼玉からではちと遠いですが、都合がつけば、私も参加したいと思っています。宇都宮周辺の方、是非、ご来店ください！！　ＧＯ　ＧＯ　Ｊａｐａｎ！！P.S.そういえば・・今夜はカメルーン戦ですね・・。エトー選手、手強そう☆☆☆～☆アトリエ３Ｃ＋Ｕ建築設計事務所代表　岡部千里

  2010.06.14

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  喫茶店できました～☆

  昨年の７月1日に当ブログで模型紹介した物件です。１階が喫茶店で、二階が住宅。住宅部分の生活感を出さないでどう作るか？さて、その答えはいかに？HPで紹介していますので、是非ご覧ください。↑こちらは、店舗内の椅子。お店の場合は、インテリアの演出がとても重要。設計時にテーマを持って、統一感出すことが何よりの成功の秘訣です。今回は、年配の男性オーナーさんが一人でゆっくり営む喫茶店、ということで、『良き昭和の感じ』をイメージしました。設計の初期段階で、『こんな椅子はどうか？』と提案したのが、上記の椅子。まずはこの椅子が決まり・・床や壁、照明のデザインが決まっていきました。4月にオープンして、１ヶ月あまり。新しいお客さんも増えたそうです♪♪埼玉県は高崎線・北本駅東口、中山道を渡ってすぐのところです。黒い外壁とキュービックな形ですぐわかります。お近くの方、是非コーヒーを飲みにお越しくださいませ～☆☆☆☆～☆アトリエ３C+U建築設計事務所代表　岡部千里本日はメールマガジン第36号配信日です本日のテーマ『家づくりのイロハ』の『チ』

  2010.06.04

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  一次預かり保育＠上尾駅前　本日開園！！

  以前に当ブログでもご紹介しましたが上尾駅西口駅から直結しているイトーヨーカー堂の４階に保育室ができました♪♪駅から雨に濡れずに送り迎えができる、最高の立地です。昨日はその開所式がありまして、上尾市のこども家庭課の役所の方々が見えるなど、その感心の高さがうかがわれました↓↑既存は何の変哲もなかった会議室。それが保育室に大変身まさに今、保育は旬のネタですね。昨日の日経新聞朝刊の第一面を大きく飾っていた幼保一元化の話題。今回のように民間の商業施設の一角に、保育室ができるのは画期的なことだそうです。内装設計にかかわった者として、来場者に簡単に説明をさせていただきました。『保育のスペースには何もいらない』と。『子どもたちが安全に遊べるスペースだけあれば』よろし。だから、何も税金をたくさん投入して立派な保育園を建てる必要はないんです。今回のような既存の空きスペースを有効利用すれば十分足りる、と。発想の転換が必要です。とは言いながら、ある程度の水廻りの設備は必要なので、今回どうやってその部分をクリアしたか？を説明させていただきました。その秘密？！はHPからご覧ください。尚、一次預かりに興味のある方は、運営のコマームさんのHPへどうぞバリバリの女性社長の経営です♪♪本日メールマガジン配信日です第30号『家づくりのイロハ』の『ロ』☆☆☆～☆アトリエ３Ｃ＋Ｕ建築設計事務所代表　岡部千里

  2010.04.23

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  子ども専用の手洗い台できました

  と言っても家庭用というわけではありません。スーパーの会議室をリメイクして作った保育室に入れた黄緑色の手洗い↓子供の施設というと、何故か薄いピンク色が多くてウンザリ。私にはＮＧです。保育園や幼稚園の建物の外壁も薄いピンク色多いですよね・・何故なんだろう。今回、ブラインドに黄緑色を選びましたので、それにあわせて洗面台も黄緑色に。子どもの背の丈にあわせて、低く作ってあります。（通常75センチのところ45センチ）当ブログの薪ネタでご紹介した家具屋さん（木工芸・キクチ）に作ってもらいました。オリジナル家具の良いところは、形はもちろん、色、金具やボウルのデザインなどすべて自由に組み合わせられるところ。こういった、保育室専用の器具は既製品もありますが、お値段がとても高いですし、何より、色やデザインが限定されるのが面白くないですねぇ。水栓金具は自動吐水ではなく、ハンドルを廻すアナログ式。公共の場では自動吐水が流行ですが、２～３才の子どもにとってはハンドルを廻すのも学習。あえてアナログ式を選んでいます。キクチさんは、親子で一点一点、丁寧に家具を作っています。で、お父さんに良く言われるんです・・『ウチは図面があればどんな家具でも作ってみせるが、何でこんなデザインを思いつくのか、それが不思議だねぇ～』これって、誉められてるのかなま、いずれにしても、納まりや材料のことなどで気軽に相談できる家具職人さんが近くにいるので、安心していろいろなデザインに挑戦できます。☆☆☆～☆アトリエ３Ｃ＋Ｕ建築設計事務所代表　岡部千里メールマガジン配信中テーマ『家のメンテナンスにかかる費用について』

  2010.03.21

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  器用貧乏～喜ぶべきか・・悲しむべきか・・

  埼玉県は北浦和駅西口すぐのところでお菓子屋さんの設計裏話。健康、ダイエットに最適！という大豆粉を使ったスウｨーツのお店です。昨年の秋から相談が始まり、今週末14日（日）に、いよいよオープン♪７坪という狭いスペースに、厨房と売り場通信販売もやっているので、厨房を充実させたい・・残った販売スペースはわずか4畳くらい。お客さんが２人入ったらいっぱい・・・という極めつけの狭さです。でも『山椒は小粒でピリリと辛い』ではないですが、小さくても洒落たお店。そんなお店に仕上がるよう、年明け早々から東奔西走して来ました。当然のことながら？！予算も超厳しいので・・・そして最後にオーナーからの依頼・・・『陳列棚の下にかけるカーテン、縫ってもらえないかしらん？！縫い物得意でしたよね・・』私（内心マジっすかぁ～？）『手間賃はいただけるんでしょうか？？（笑）』オーナー『いやぁ、今度、お酒おごりますから、それでチャラってことで・・』私『わたし・・お酒飲まないんですけど・・（笑）』オーナー『・・・・・』というわけで、引き受けてしまうま～。布地も一緒に買いに行き・・・『この２つのうち、どっちにしよう・・・？？』とえらく悩んでいるので、『２つもとも買ったら？２つとも縫って差し上げますよ』ひゃぁ～、言っちゃった。墓穴を掘るとはこのことださっそく、昨夜、縫い始めたところ・・一晩で二枚とも仕上げるつもりが結構時間かかる２枚目、今夜またやらなくちゃ。それにしても、私って、何でこんなに何でもできちゃうんだろう、自画自賛～☆仕事でしょ、縫い物でしょ（これ苦手な女性、意外と多いんですよ）、お料理でしょ、音楽でしょ、海外旅行の手配でしょ、ブログ書きでしょ、おまけに雪の日、車のタイヤチェーンも一人で取付できちゃう（って関係ないか）と、自らを鼓舞しつつ、ミシンに向かうのでしたでもコレって、器用貧乏ってヤツですよね・・その打合せの時に試食させていただいた大豆粉のお菓子↓どれもなかなかのお味。特に印象に残ったのがロールケーキ。食べた時に、かすかにきな粉（大豆を炒ったもの）の香ばしい香りが口に広がるのがグー。今週末の開店が楽しみですね。お店の名前は『ソイスタイル』（ソイ＝大豆）近日中に、お店の様子をアップさせていただきます♪☆☆☆～☆アトリエ３Ｃ＋Ｕ建築設計事務所代表　岡部千里

  2010.03.07

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  毛筆書きはもはやアート。

  先日、お寺の（室内）トイレの改修を依頼され、入り口の扉を杉板で作りました↑ところで、トイレの入り口の表示どうする～？？　やっぱり、『和風な板の扉には、毛筆でしょ！』『プラスチックや金属製の表示板じゃぁ、違和感あるよね～』『和風旅館などに行くと部屋名が毛筆で書いてあるけど、あれってどこに頼んでるんだろ？』と、インターネットでいろいろ検索してみましたが、毛筆書きの木製プレートを扱っているところが見つからず・・・結局、大工さんに杉の端材を切り出してもらい、知人の奥さんの書道のお師匠さん！に文字を書いていただきました～♪なかなか、雰囲気合ってるでしょ困ったとき、最後に頼みになるのは『人脈』ですね～☆でもでも内緒の話、出来上がってきたときには実はびっくりしちゃったんです。だって、縦書きだったから・・・当然、横書きで来るものと思っていて、扉の枠の上に取り付けるつもりでいましたので。でも、考えてみれば、縦書きで当然です・・・それが、日本の文化だぁ！？ところで、最近はこのような毛筆書きがアートとして商売にもなると漏れ聞いています。以前からも、毛筆上手な人は賞状書きのアルバイト口があったようですが、最近ではさらに進んでアートとして扱われる時代に。その代表的な存在が、武田双雲さんですね。昨年のＮＨＫ大河『天地人』の題字を書いていました。そういえば、今ＮＨＫで『とめはねっ！』という書道部のドラマもやっているみたいだし。時代って不思議ですね。舶来もの礼賛の時代があったり、古いものへの回帰があったり。毛筆書きには、確かに心が感じられるように思えます。いずれにしても、自国の文化継承は大事にしたいものです。☆☆☆～☆アトリエ３Ｃ＋Ｕ建築設計事務所代表　岡部千里

  2010.01.19

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  クリスマスディナーにイタリアンはいかが？＠宇都宮

  何度かご紹介したイタリアンレストラン『ラバンビーノ』さんに半年ぶりにご挨拶がてら、店内（客席部分）の写真を撮りに行ってきました。素人写真なので下手ですが・・・ご覧の通り、細い渡り廊下の先は天井の高い吹き抜け空間になっています。設計的には廊下からの意外性を狙ったのですが、口コミサイトでも、そのギャップが素敵！と評価してくださっている方もいて、設計者としては嬉しいかぎりです♪口コミサイト、『食べログ』でも結構評判になっているお店ですがクリスマスディナーの予約にはまだ余裕があるとのこと・・・ちょっと豪華にデートはいかが？写真をいくつか追加して、ＨＰの方もプチリニューアルしました。そしてもう一つ目玉が！！何と、工事現場の動画をユーチューブにアップしました。かなり笑える映像です。お見逃しなく！！まるで現場の人たちをこき使っているように見えますが・・・そんなことは決してなく・・あくまで腰は低く？！思い通りの建物ができるように・・走りまわっているだけです。この動画は、オーナーさんが編集してくださったものです。とてもセンス良くできてます♪見てね。☆☆☆～☆アトリエ３Ｃ＋Ｕ建築設計事務所代表　岡部千里

  2009.12.21

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  木造集成架構の話

  今日は、ちょっと硬いお題目で、わかりづらいですね・・・。日本は森林が多く、国民性として、住むなら木造が良いわ♪という人が多いように感じます。実際、イタリアなど石造りの家が多い国に行きますと、なるほど～と思います。というのも、まわりに森林が無いんです。その代わり石がゴロゴロ。石の家が建って当たり前ですよね。独自の文化ってこういう風に醸成されていくんだな、と。日本の住宅には、木造がずっと使われてきましたが、ここへきて保育園や庁舎など、人が集まる大きな建物にも木造が好まれるようになってきました。今までは構造的に不可能だった大きな空間が木造でも建築可能になってきたのです。それを可能にしたのが、集成材という半ば人工の木。集成材とは、木材を薄く切って張り合わせたものです。ですから、いかようの大きさにも作れます。昨年設計した保育園の工事現場の写真です↑集成の梁の高さは48センチ。こんな大きな梁を一本の木から取ろうと思ったら、大木を探すのが大変！！どれだけ、高いものについてしまうか・・・そこで、集成材の出番というわけです。これまでは鉄骨造でしかできなかったような大きな空間が、木造集成材で可能になりました。まあ、無垢のままの木、というわけには行きませんが、やはり木の暖かみはあります。ですので、保育園や幼稚園など、人の五感に優しい木造がより好まれるのだと思います。私が保育園を設計させていただいた時も、小さい頃から本物の木に触れて育ってもらいたい！との思いで、子どもたちの手や足が触れる部分に、無垢の木をたくさん使いました♪それと集成材が注目される点として、今問題になっている日本の間伐材の有効利用があります。木はまさに循環型の建築材料の典型です。地球温暖化の観点からも今後、ますます注目を浴びる材料かもしれません。先日ご紹介した、『しもつけのくに　イタリアン　Ｌａ　Ｂａｍｂｉｎｏ』も木造集成架構です。客席の吹き抜け部分に木の梁を見せています（写真がなくて残念・涙）。この現場に使った集成材加工材の会社シェルタさんが、来月埼玉県で『大規模木造建築セミナーと構造見学会』を開催するそうです。今、カフェの計画で、再度集成木造を使いたいなぁと思っていますので、セミナーに参加して来ようと思います。興味のある方はどうぞ。今回の現場は、埼玉県産材の杉を使った集成材だそうです。セミナーの案内はこちら

  2009.10.05

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• 建築模型ってこんな感じ　その２

  雑木林の一角に計画中のカフェです♪敷地が円形なので、それに合わせて八角形の平屋の建物にしました。屋根の上にもう一つ小さな屋根がついているのがデザインの見せ場。このようなつくりを『越屋根（こしやね）』と言います。実は、デザインのためだけにこの越屋根をかけたわけではありません。カフェの内部は勾配天井の吹き抜けになっているのですが店舗の場合、万が一の火事のことを考慮して、煙の逃げ道『排煙窓』というのを設置することが法律で決まっています。そこで、この越屋根部分の壁に排煙窓をつけて、万が一の煙の逃げ道としています。前回ご紹介した住宅模型は実物の５０分の１で作りましたが今回は１００分の１の大きさです。かなり小さい感じがしますか？カフェの建築は２～３年後ということで現段階では「どんなものがどのくらいの予算できるのか知りたい」とのご相談ですので、スタディー模型（全体の建物のイメージやバランスを考える模型のこと）としました。100分の１の模型を作ってみて、越屋根の大きさが少し小さすぎてバランスが悪いかな？と感じています。次回、実施用の模型を作るときには、バランスを変えてみようと思います。このように、模型はお客さまに説明するためだけのものではなく、設計者みずからが、デザインの良し悪しや整合性を確かめるために必須のツールです。屋根が曲がっていたり、壁がちと傾いていたりするのは勘弁してね（苦笑）。模型製作のプロではないので。

  2009.09.30

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• しもつけのくにイタリアン　Ｌａ　Ｂａｍｂｉｎｏ　＠宇都宮

  宇都宮市で設計したイタリアンレストランをご紹介させていただきます♪昨年の春より設計が始まり、思わぬ役所との折衝が長々と続き、工期が無いよ！とバタバタと11月に着工、現場でゼネコンと丁々発止した日々も懐かしく・・最後の外構・植栽工事、看板工事、カーテンや椅子・テーブルなどのデザイン、調達・・・普段多い住宅設計にはない種類の忙しさでしたがオーナーさんの現場への理解がとても深く、やりがいのある楽しい現場でした♪予定より一ヶ月ほど遅れて、今年の4月末にグランドオープン。不景気のどん底の時期、繁盛してくれることを祈りつつ・・・。風のたよりでは、流行っているとのことでしたが。昨日、やっと思い腰をあげて、この物件のＨＰをアップしました。見てくださいね。『お店専用のＨＰはもうできかな？』と検索してみましたら・・・お店のＨＰはなかったのですが、グルメ口コミサイトで結構話題になっている様子。良かったぁ～味は本当においしいです。シェフはまだ若いですが、研究熱心な好青年です。イケメンだし！お近くにお越しの際は、是非、お立ち寄りください。お店の雰囲気はどうでしょうか？感想などありましたら頂けると嬉しいです♪ちなみに、お店の名前『しもつけのくに　イタリアン』の名づけ親は私です、うふ。栃木県産の食材をメインにしたお店なので、『しもつけのくに』＝栃木県としました。栃木県の人にはわかるけど、私周辺の埼玉県人にはピンとこないようですが・・・。地元に愛されるお店づくり目指しています。栃木県の皆さま、どうぞヨロシクです。La Bambino （イタリアン / 宇都宮、東武宇都宮）★★★★★ 5.0

  2009.09.22

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  レトロな町並を意識した商店街づくり

  ↑ここはどこでしょう？写真だけでわかった人は相当な埼玉通！川越のように町全体がレトロ化してはいませんが・・・是非、レトロな雰囲気の香る通りにして、活性化させたい感じのする商店街です。モダンでオシャレな低層商業ビルが新しく建っている一方で、このように民家を再生して昔ながらの商家の風情で勝負しているお店もあり・・・そのコントラストも悪くないです。同じ通りには、昭和レトロ全開！の居酒屋あり、老舗のお漬物やさんあり・・道路は一方通行でほとんど車が入って来ないので、歩行者優先の感じもグー。道路面にはタイルが敷き詰められていますし、道の脇にはところどころ高木が植わっていて、車のスピードが出にくいように配慮されています。ここをヒューマンな通りにしよう！という行政の意気込みも感じられますね。この通りにお店を出せないか？と相談を受け、早速現場調査に行って来ました。実はこの通り、４才から18才まで、ピアノのお稽古に通った道なんです！！懐かしい～。変わってしまったところもあるし、『あ！この喫茶店覚えてる！』といった調子。写真のお店は陶器屋さんなのですが、甘味どころもやっているというので中へ。『二階が気持ちいいわよ』と特別に通してくれました２階はギャラリーになっていて、益子焼の作家モノが置いてあり、なかなか良い趣味です。と、京焼きの大きな器てんこ盛りで出てきたあんみつ↓窓の格子越しに、道行く人たちを眺めながら、まったりと過ごしたひと時でした♪

  2009.09.20

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  建築模型ってこんな感じ

  住宅にしても店舗にしても、計画の時に模型を作ります。パース（立体的な絵）を書いて提案する方も多いようですが私は断然、模型派です。やっぱり一番わかりやすいと思うので。外観だけでなく、建物の中も見られるように作ります。窓から部屋の中を覗くこともできますし、屋根→２階の床と順番にはずせるよう作ってあるので、リアリティー抜群です。今回の計画は喫茶店併用の住宅です。普段は、外壁の色などはこの段階ではつけないのですが、オーナーさんの要望で、四角いカッコイイ家が欲しいとおっしゃるので外壁は黒もしくは焦げ茶をイメージしたデザインをポイントにしました。色をつけて勝負です。壁の白い部分は、砂色にしたらどうかと考えています。道路が南なので日当たりが良いのは住宅としては嬉しいのですが駅から近く、プライベートの部分（２階）は道行く人の視線が気になります。そこで、中庭風の大きなベランダを作りました。南側は縦ルーバー（写真右）で道からの目線をカットし上部は吹き抜けになっていますので、かなり明るく日差しも期待できるベランダです（上から見たところ）↓これでしたら、洗濯物を干しても気になりませんね。洗濯物をどこに干すか！！今回に限ったことではなのですが毎回、頭の痛い課題です。特に南側道路の家は難しいです・・・。洗濯物には日当たりが欲しいけれど、大っぴらには見せたくないものだし・・・。

  2009.09.07

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• キッチンリフォーム現場着々進行中

  先週金曜日から始まったマンション水周りのリフォーム。トイレの改修は２日で終了して土曜日の夜から使えるように。幸い、お施主さんが金土と一泊旅行に行かれたので、そのスキ？に工事をしました。キッチンはしばらく使えなくても何とか生活できますが、トイレはそういうわけに行きませんから・・・不在工事でしたので便器を交換するだけ、という簡単な工事ではなく、下地から改修し床・壁を張り替えたのは無論のこと、収納にもこだわり、見違えるようなトイレに変身！家族全員がとても喜んでくださったとのことさて、明日からはいよいよキッチンの取り付け開始です！そこで、今日の午後、壁下地のチェックに現場に行きました。金曜日に頭を悩ませた換気扇の件はＯＫ！電気配線も予想以上にうまくいきました♪そして、心配だったキッチンの壁から壁の有効寸法。今回のシステムキッチンはコの字型なので、寸法の逃げが効かないんです・・・。２ｍ１０センチの巾のキッチンを入れるため、１センチの余裕をみて２ｍ１１センチで指示。今日実測したところ、２ｍ１０．５センチ！５ｍｍの余裕でした！まあ、問題ないでしょう。あとは壁が曲がっていないか祈るばかりです。ところで部屋の壁は必ず垂直なものだと思っていますか？案外傾いているものなんですよ。手抜き工事？いやいやそうでなくても数ミリ直角が出ていないことも多々あります。もちろん、狂いがないことが一番ですが・・・。まあ、建物の精度はそんなもんです。（キッチン壁下地の様子↓ダクト、電気、給排水と事前の配管が大事）

  2009.08.24

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• ベーカリーショップ・リブラン

  近くを通りかかったので、久しぶりにリブランさんにお寄りしました。３年ほど前、お店の改装設計をさせていただいた、手づくりパン屋さんです。ご主人は、とても研究熱心で、お訪ねするたびに新しい創作パンが生まれています。おまけにお値段もお安くて、もちろんおいしい。開店時間は朝10時から夕方7時までですが、朝４時から仕込んで、夜10時くらいまで片付けやら翌日の仕込みやら。その間、ほぼ立ちっぱなしの仕事ですよね。その情熱に脱帽です。近くに競合店ができたことで一時売り上げが落ち、そこでお店の改装をしたのですが（といっても主に照明を変えただけの80万円程度のプチ改装）それ以来、お客さまが戻って、喜ばれているとのことです (^^v昨年は小麦などの原材料の高騰で、大変だ～とおっしゃっていましたが、今年はまあまあ持ち直しているとのことでした。とってもおいしいパンが目白押しなので、お近くの方は是非お立ち寄りください。お店は上尾市の井戸木、マルエツ・しまむらの並び、赤い看板が目印です！

  2009.05.13

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• 美容院の改装

  ２月に改装をした蓮田市の美容室を久しぶりにお訪ねしました。住宅に比べ店舗は傷みや汚れがひどく、また、お客様へのイメージチェンジという意味も含めて１０年もすると改装の必要が出てくるようです。今回の美容室は、女性のオーナーさん。１５年前に、思いのたけをこめて作ったお店です。白とグレーを貴重にした女性らしいしつらえで、とても気にいっていたそうですが年齢とともにオーナーの好みも変化し、また、客層の年齢も上がってきたとこのことでもう少し落ち着いた色合いのお店に、ということで設計がスタートしました。くわしい内容は下記ＨＰにあります↓http://atl3c.com/salon.htm建物本体が老朽化（２階が自宅）しており１０年後には建物ごと建替えたい、とのことでしたので今回は最小限の費用で（約２００万円）内装のイメージチェンジをすることにしました。年配のお客様を意識して落ち着い雰囲気にしましたが、開店してみると、若い人に非常に好評だそうです。とても忙しそうで、ご挨拶も早々に退散しました。商売繁盛、何よりです♪↓（下の写真）は、外壁の色を室内の雰囲気に合わせて塗り替え＋看板のかけかえだけで、ずいぶん外観の雰囲気が変わりました。

  2009.05.05

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• 鳩ヶ谷市の認可保育園の様子です

  仕事帰りに、近くを通りかかったので昨年設計した保育園の様子をのぞいてみました。この４月から無事、認可保育園としてスタートしたできたてホヤホヤの保育園です。保育園は特殊建築物といって、住宅とは違い、不特定多数が使用する施設なので防火・避難などいろいろな制限がかかります。内部の仕上げとしては、燃えにくい材料を使わなければならず原則、壁、天井には「木」の使用はできません。けれど、本物の木の手触りの良さは、子どもたちにこそ知ってもらいたい。木目をプリントした合板ではなく、本物の良さを体感してもらいたい。そこで、床から１．２ｍ以下の高さの部分には内装の制限がかからない法律（建築基準法）を逆手にとり、床と腰壁には杉の板を張りました。また、扉や柱も対象外なので、木をふんだんに使いました。部屋の真ん中の八角形の大黒柱が自慢です♪塗装もしていない無垢の床は、冬の足ざわりが暖かく、一方夏は木が湿気を吸ってくれて、足裏がさらさらして気持ち良いんですよ。また、壁も油っけの多い子どもたちがベタベタと触ってくれるおかげで、ほどよい照りがすぐ出ることでしょう。これが、ビニルクロスですと、ただ薄汚れていくだけです。また、無垢の床は柔らかいので転んでも痛くありません。その代わり、傷はつきやすい。でもいいんです。床の傷も子どもたちの成長のあかしですから。実際に子どもたちが走り回っている様子は今日初めて見ました。みんなニコニコと、私の周りに集まって来てくれて嬉しかった～♪♪（１歳児たちなので、おしゃべりはできないのですが・・・）認可枠はあと３０人空いているそうです。埼玉県鳩ヶ谷市で認可保育園をお探しの方！是非、「バンビ保育園」にお越しください！園庭の前には芝川が流れていて、子どもたちにはバツグンの環境です。近日中にＨＰにアップし、保育園の様子をより詳しくお伝えします！

  2009.05.01

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