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カテゴリ:映画の話
出演: ジェラルド・バトラー(Gerard Butler)/レナ・ヘディ(Lena Headey) 監督: ザック・スナイダー(Zack Snyder) レーベル: ワーナーエンターテイメントジャパン(株) 販売元: ワーナーエンターテイメントジャパン 一応、2500年前のペルシャ戦争で起こった史実だといわれている話です。 世界制服を狙う100万人のペルシャ軍に対して立ち向かう300人のスパルタの精鋭たち。 将に「スパルタ教育」で最強に鍛えられた精鋭たちが最高のチームワークで不可能に挑みます。そして「たとえ全員殺されようが、絶対に降伏しないし、絶対に撤退しない」という人類史上最高の負けず嫌いの300人の話です。 この映画を見て、「ラストサムライでトムクルーズが最後の決戦の前に渡辺謙に語った話かも」と思い、ラストサムライを見返すと、やはりそうでした。 海上部隊も合わせるとペルシャ軍は200万人いたという説も。 また単位をひとつ間違えて、せいぜい10万人だったという話もあります。 そしてスパルタの精鋭は300人だったが、他のギリシャ軍もいたので、ギリシャ側の総勢は2500人だったとも言われています。 いずれにしろ最小差でも10万人 VS 2500人だった訳です。 もちろんスパルタ軍は全滅するわけですが、その行動を意気に感じ、我も我もと湧き出てきた追随者によって、最強のギリシャ軍が誕生したところで映画は結末を迎えました。 実際にこの戦争は、ギリシャ側の勝利で終わりました。 じゃあスパルタの精鋭たちはいかにチームワークを醸成していったのか? もちろん厳しい訓練によって作られていったことは言うまでもありません。 それに加えて、食事を共にし、酒を酌み交わしながら政治や世情などを話題に議論を重ねる場があったようです。その場を通じて、お互いの信頼を築きチームワークへと繋げたという話もあります。 いわゆる「居酒屋談義」がスパルタ軍の結束を形作ったとでも言えるでしょうか。食事という最も本能的な行動を介して培った絆は、何よりも強いのかもしれません。 「歴史は鍋が作る」という西洋の言葉。確か論語でも一緒に食事をする重要性を説いていたのではなかったでしょうか?そして我々日本ではノミニケーションです。 洋の東西そして時代を問わず重視されてきたいわゆる「居酒屋談義」。そこで生まれる絆はデジタルでドライなネットワークよりも機能は高そうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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