図書館で借りた本を読みました。
妄想とツッコミでよむ万葉集 (だいわ文庫) [ 三宅 香帆 ]
万葉集について軽快に書かれていると思い
手にとりましたが、そのとおりでした。
少し興味が出た程度の初心者には
可愛いイラストとわかりやすい文調の方が
読みやすくていいですよね。
もっと詳しく読みたくなれば
専門的な言葉で書かれたものに
手を出すこともあるでしょう。
和歌が好きなので万葉集についても
ちょこちょこ読んできたつもりですが
額田王の「あかねさす…」は宴会で披露された
いわばネタ的なものだったとか、
別に三角関係ではなかったとか、
額田王の姉・鏡姫王(藤原鎌足の妻)は
はじめ天智天皇の妃だったとか、
知らないことが結構ありました。
(読んでも忘れているのかもしれません)
「令和」の出典となったのは宴会で
大伴旅人宅の梅の花を見る目的でしたが、
その梅の木は旅人の妻が植えたもので
宴会のときには亡くなっていたとか…
時代が変わり風習が変わっても、
美しいもの、恋しい気持ちなどは
変わらず抱くものであって、
現代人がツイートやインスタするように
奈良時代の人は歌を詠んでいた、と。
皮肉や駆け引き、冗談で詠まれていても
ただ文を読むだけだと募る想いのように
感じることがあるのもまた面白いです。
英語でよむ万葉集【電子書籍】[ リービ英雄 ]
令和は英語だとBeautiful Harmonyだそう。
夫がよくYouTubeで大河ドラマを見るのですが
新年の挨拶が「New year's greeting」だったり
仏のお導きが「Buddha's guidance」だったり
まんまというか平たいというか。(^-^;
確か百人一首もあった気が。
源氏物語の英訳を和訳したのもありますよね。
言葉のもつ格調も大事ですが
今わかる言葉にするのも大事ですね。
では最近のトイレの詰まりから1首。笑
夜遅く お湯を便器に 注いでは
流れの悪さに ため息ばかり
…スッポンではダメでしてね。
形状が合わなくて。(節水便座?)
わざわざ早朝に24時間営業のホームセンターに
買いに行ったのですが…
食器用の中性洗剤+50度のお湯で
詰まりが解消するというのを信じて
注いでは時間を置き、また注いで…
ダメでしたけどね。
業者さんに来てもらいました。
* * *