カテゴリ:最近のことの日記
先週の火曜日の下校後、私とキャッチボールをした後に、離れの家でピアノ等を弾いたり、ものを整理したり、リボンを回したり、リボンを食ったり、ベッドにもぐったり…といろいろなお決まりのいたずらを一通りしてから母屋に戻って夕食の予定だったが、いつもより疲れた私がピアノを弾かずにそばのベッドでうたた寝。そのせいで、不完全燃焼のまま、離れを出たSは、いつもより興奮して、母屋の方に走って行った。といってもほんの5m先。
そんな時も、いつもは家の横を通りすぎてキッチンの外のタタキの所にいくのだが、家の中にじいちゃんを見て急に脅かそうとしたのか、息子Sは玄関横のダイニングのサッシ窓に急に突進して、カメハメ波を打ちました…。 両手を「バーン」と突っ込んだポーズのまま、大きなガラスが崩れ落ちていくのを後ろから見ていた私には悪夢のように白黒画像のスローモーションに見えた。 本人のけがはない気で、「ガラスの処理が大変なことになった」と思いつつ、なるべく静かに叱りながら現場からSを離して、離れの玄関に座らせてけがを確認すると、顔から血がスーッと流れていた。これはやばいと傷を見てみると目の間に、5mmくらいのが2か所あり、「目じゃなくてよかった」とまずは一安心。 それで「止血するのに救急箱を」と思っていたらじいちゃんが来たので、「けがは顔だけですみました」と言いながら腕を取ると、白いポロシャツの左手首が真っ赤! そでをめくると、手首にパックリと割れた傷が長さ4cmくらい切れていた。1cmくらい深い傷でもあったが幸い斜めに入っていたので、動脈には達していなくて(太っていて助かったか)、ハンカチで縛って、さらに上からタオルで結ぶと、本人もそれを受け入れた。 ひとまず消毒的なものや、医者は嫌がるけど止血のキズドライを用意しよう(顔の方は簡単と見て)と、その場をじいちゃんにまかせて、私は家に入ると、その間に、自分の「やりすぎてびっくり」に興奮してきて、ふりきって立ち上がり、ガラスの割れた現場に戻って、吠えて飛び跳ねたり…という興奮状態。つかまえて、居間に入れて座らせて傷口をおさえて…それで電話で地元消防所に電話をして、この時間帯でもやっている救急病院を聞いて(本当は代わりに連絡してもらえるかもと期待をしたが)、自分で連絡。 その段階で、自閉症児であることも伝えたのだが、電話の向こうの看護師さんが受け入れ嫌そうな感じで、「今日は整形の先生ではなくて外科の先生しかいないから…」と行っていたが、30分くらいで着く病院はここだけだったので半ば強引にお願いして出かけた。 その隣りの市の大きなF病院に連れて行ったものの、やはり予想通りその場で30分待ち。けががひどい時は迷わず119番だなと思う。 助かったのは、本人が車に乗っている間に落ち着いて、いつも通りの表情になっていたこと。妻も来て、本人はご機嫌になってから処置室へ。 案の定、あまり自閉症児への配慮とか期待できないその外科の先生は、私たちがぞろぞろ入るなり、「誰ですか?」とぶっきらぼうなものいい。私たちは腕をおさえたり、人手が必要だから当たり前と思って3人入ったが、ぞろぞろ入ったら変というか、それへの注意だと気がつかなかった私は「私が父で、母で、祖父です」と威張って紹介(笑) そんなムードの先生なので、Sはなかなか手首の傷を見せず、3分くらいこちらががんばって説得?してやっと見せたが、その時にはもう外科女医様は縫う気などなし。縫うべき傷ながら縫えず、テーピングをしてつくのを待つ…となったが、そのタテに細く切ったテープをピンセットで貼る作業をSはじっと見つめていた。 その上に包帯を巻いて終了。 「えっ」と思いつつ、「うちの子は間違いなく包帯を取ろうとすると思いますが、何かさわれなくするような固いものとかギブスないですかね?」と言ったら、間、髪を入れず、「そんなものはありません」 あきらめて帰りつつも、帰りにバイゴーにより、昔の伸びない包帯やサポーターやテーピングテープなどいろいろなものを買いまくる。家はガラスの割れたままなので食事ができそうにないので、やや服が血まみれのままファミレスで食事。意外と気づかれないものだ。 ![]() 伸びないホータイ Mサイズ 1個入/ピップヘルス/伸びない包帯★特価★税込\1980以上送料無料伸びないホータイ Mサイズ 1個入[伸びない包帯 ケンコーコム] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/05/21 11:42:49 PM
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