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カテゴリ:料理
7月1日(土) 早いもので、今年も今日から後半戦です。 明日は半夏生。 何時の間にやら夏至も通り過ぎていました。 半夏生は72候の一つです。 半夏という生薬が生える時期との説もありますが この時期の雨を半夏雨ともいいますが、梅雨の後半に当り大雨になることが多いようです。 さて、今日は天気が下り坂。 アウトドアには面白くない天気です。 ということで、インドアのお話。 我が家にパン工房を開設します。 時間があるとき、たまに山形食パンを焼きますが、 去年の暮れには、クリスマス用にシュトーレンを焼いてみました。 レーズン・オレンジピールどっさりバージョンと、チョコレートバージョンを焼きましたが、 これはなかなかの好評でした。 今日は、山形食パンにオレンジピールを混ぜて焼いてみます。 山形食パンは、数ある手作りパンの中でも、かなりハードルが低い方だと思いますよ。 家族と食べる分には、容姿端麗である必要は無く、少々歪んでも かなり適当に進めても、 「こりゃ食えねぇや」となるまでの失敗は、 「やれ」といわれても、なかなかできるものではございません。 ただし、材料の計量だけはしっかりと これは仕上がりに大きく影響します。 ここは厳密にやったほうがいいと思います。 その他の注意点は、①発酵温度と時間、②焼成温度と時間、かな。 しかし、商売ではないので、許容範囲がかなり広いです。 どちらも、極端に外さなければ、「こりゃ食えねぇや」にはなりません。 プレーンのイギリス食パンも美味しいですが、 チーズ、ハム・ベーコンや、チョコレート、レーズン、オレンジピール等、 お好みで味の変化を楽しむこともできます。 まず、道具を準備します。 パン捏ね台、デジタルクッキングスケール、麺棒、カード、スケッパー等。 パン捏ね台は人工大理石製。 適度な重量がありパン生地が貼り付かない優れもの。 汚れも簡単に落ち、お手入れ簡単です。 作業の効率が格段に向上しますよ。
タニタのデジタルクッキングスケールは、お値段お手頃で多機能です。 200gまでは、0.1g単位で計れます。 最大2kg。 色は3種類。 シリコンマット付きでお手入れも簡単です。
ボウルに材料を計って入れます。 材料毎に0gリセットができますので、面倒な計算抜きで連続計量できます。 今使っているベーカーズパーセントと換算表です。 本などを参考に、これまでの経験から自分用に調整しています。 バターは電子レンジで少し(20~30秒)温め、液状の融かしバターにしておきます。 材料を全て計り終えたら、粉類を良くかき混ぜた後お水を回していきます。 お水は一度に入れてしまわずに、粉となじませながら徐々に入れていきます。 強力粉が含む水分量によって、 加えるお水の量がかなり変わります。 したがって、様子を見ながら徐々に加えます。 強力粉の水分含有量は、ブランドによって、季節によってかなり差があるように思えます。 お米を焚く時のお水の量の調整と同じです。 新米は少なめ、古米は多めにしますでしょ。 お蕎麦やうどんも同じと聞いています。 お水の量はあくまでも目安です カードを使ってゆっくりと混ぜ合わせます。 カードの丸味は、ボウルの丸味に沿いますので、使い勝手が良いですね。 途中でバターも入れてしまいましょう。 このタイミングでバターを入れるのは、定石ではないのですが、 このほうが捏ねる作業が楽になりますので、いつもこの方法でやってしまいます。 たぶん、クロワッサンやデニッシュ系のパンではでしょう。 ざっと混ざりましたら、パン捏ね台に取り出して捏ね始めます。 捏ね始めると、手がグチョグチョになりますから写真は撮れません。残念ながら省略です。 30分ほど捏ねたり打ち付けたりしますと、下の写真のようにきれいにまとまります。 鏡餅のようです。 触った感じも搗きたてのお餅のようです。 打ち粉ががないと触れません。 ここまでくれば、出来たも同然。 ほんとかよ あとは、発酵させて、成形し焼くだけ。 続きは明日の日記で紹介します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.07.02 06:04:11
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