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アウトドア親爺の徒然日記

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まるのんちゃん777

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2017.10.14
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カテゴリ:旅行


10月14日(土)

天気予報通り朝から本降りになっています。
この後、少なくとも一週間ほどは秋雨前線が居座る模様。
いよいよ本格的な秋の幕開けです。

那須岳のお話を進めましょう。
茶臼岳のお鉢周りから降りてくる途中にありました、「落雷注意」の看板。

お山では、「落」の付く言葉にろくなものはありません。
「落雷」、「落石」、「滑落」・・・。 全て「チ~ンどくろ」に成りかねません。

それはさておき、
お山の天候は変わりやすいので要注意ですね。

この日はたぶん問題無いでしょうが、
ロープウェイ山頂駅では、盛んに天候の急変に注意するよう呼びかけていました。

しかし、このような場所で雷が鳴り始めましたら、さぞかし恐ろしいことでしょう。




お山にいて(街でもいっしょか)、
湿っぽい冷たい風が吹き出したり、急に気温が下がったなと感じましたら、
天候が怪しくなる予兆と思った方がよいでしょう。

寒冷前線や積乱雲が接近してきている可能性が大!です。
即座に撤収の準備です。
 
しかしながら、アウトドアでの活動は、
予め当日の天気図なりで状況を良く確認しておくことが肝心です。

その日一日の、大体の傾向を掴んでおくべきですね。
晴れだ、曇りだなどの天気予報だけでは、全くもって不十分!だと思いますよ。 

電波が届く処にいるのであれば、スマホのお天気アプリが役にたちます。
親爺は、yahoo天気を愛用しています。
最近の雨雲レーダーは、1~2時間程度の予測は相当に正確です。

また、
仕事が休みの日に、折角来たのだからと強行することはリスクを背負いこむ!ことになります。
情報を集めることも、中止を決断することも立派な登山です。


さて、お天気や雷の話は長くなりますので、
後日に譲るとしまして、那須岳の話を進めましょう。

お鉢は脱出したはずですが、再びこのような場所がありました。 奇岩がゴロゴロしています。
地底からにょろにょろ出てきた熔岩が、固まり、その上でまた固まり。
ドーム状の地形となっています。

真ん中の岩の塊は、怪獣のお顔のように見えます。
手前の平地には、背の低い植物が疎らに生えていますが、全体的には荒涼とした眺めです。




しばらく下りますと、全く異なる景色となりました。
峰の茶屋跡から峠の茶屋に下る分岐点が見えます。 赤や緑の色が増えています。




峰の茶屋跡です。 今は休憩所の小屋が建っています。
朝日岳方面は更に雲が増えてきました。




鬼面山方面です。
山容の切り替わりが面白いですね。




朝日岳の反対側の斜面も、きれいに色付いています。
三斗小屋温泉の上の方、隠居倉の斜面です。

左側に切れ込んでいく谷の上流が、那珂川の源流だとされています。




南月山の裾と姥ヶ平の上の斜面もきれいです。
後方の山並みは、
裏那須の大倉山、三倉山に連なる、更に先の黒滝股山などの山々です。




硫黄鉱山跡の道標が出てきました。
江戸時代末期、黒羽藩による採掘から始まって、
明治、大正、昭和の初期まで、火薬の原料として盛んに産出されたとのことです。

今日の那須岳の観光資源は、その当時の構造物にをかなり利用しているようです。

峠の茶屋辺りには、硫黄の製錬所がありました。
その場所は、現在の駐車場です。




登山道の脇には、このような昇華した黄色い硫黄の塊と噴気が見られます。




様々な表情を見せてくれる那須岳です。
昭和の初期ごろまでは、一般の観光客は那須湯本温泉辺りまでしか来なかったようです。

殺生石から上は、鉱山の世界だったのですね。

茶臼岳と朝日岳の中間地点まで降りてきます。
ここから三斗小屋温泉へ降りる道も分岐していました。




茶臼岳の頂上方面を振り返ります。 やはりガスっていて良く見えません。




右側に峠の茶屋に通じる道が見えています。
なだらかな下りです。




峰の茶屋跡を若干通り越し、このレリーフの前で小休憩です。

あれれ、何だか距離が合わないな。
茶臼岳から遠ざかっているのに、距離が短くなっています。

そんなことはさておいて、
奥様は下りの道ですっかり元気になっていました。

今思えば、これに気が付かなかったことが、後程のトラブルにつながります。





少休憩後、峠の茶屋を目指して出発です。
来た道を、峠の茶屋への分岐点まで、少し戻ります。




 

さて、ロープウェイ駐車場まで、
峠の茶屋駐車場を経由して、残りは大凡2.0kmの下り坂です。

当初計画では、朝方ここを登ってくるつもりでした。
下りだから楽勝です。 元気を出して行きましょう。








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Last updated  2017.10.14 18:24:58
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