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三万円が天から降ってきた日の夜・・・。
(みちばたに、むきだしの3万円が落ちていた日) つまり、9月21日の夜、のこと。 成田からバンコクへ向かう飛行機の座席の中で、ノート・パソコンを開いて書いた文章が、確かにその時、フロッピーに収録してあったハズなのに、消えてしまってた・・・と、ゆーか、なぜだかワカラナイけど壊れてた。 本体の何処に格納されてるのか、なかなか見つからなくって、今夜になり、ようやく発掘出来たのだ。他人さまにはきっと、たいしたことないもの、なんだろうけれど。でも、確かにあのとき、あの場所でしか書かなかったもの、だと思う。 では、想像力をひろげながら、お読み下さいね(笑) いやんなっちゃうくらい、不思議にステキな満月の夜でしたから。 (高度1万メートルの、航空機の窓辺にたたずむうさぎさん☆) ////////////////////////////////////////////////////////////////////// そういえば、今夜はお月見、だった(笑) いつもと違って、真っ暗やみの窓の外だと思っていたら、意外と明るいので気が付かされた。 それもそのはず今夜は満月で、遥か彼方の下方には、南シナ海がいちめんの銀色に輝いている。 中秋の名月を、こんなかたちで迎えるとは・・・。 (アントーン群島国立公園の上空の雲たち。熱帯の雲はこんなふうにちんまりと行儀よく点在したりする。海面にもくっきりと、それぞれの影が・・) 月明かりで、熱帯性の積雲が規則性を持って並んだ影を、くっきり映しているのが、小人たちの影法師のように見せて、不思議な光景をつくってる。 日本列島を離れて、はるるの乗ったボーイングは沖縄上空を飛び、台湾南方をかすめ、中国沖の最大の島である海南島を過ぎると、いよいよベトナムにさしかかるところ。 大部分の雲は、眼下にあって。 ジャンボジェットの座席は、いつでも快晴の空の下を飛んでるから、意外と最高の観月スポットなのかも知れない。 (アンコール遺跡の石畳の参道の上に浮かんだ十七番目の月) 昨夜、寝不足気味だったので、短時間だけど何時の間にか、機内食のディナーのあとに熟睡してしまっていたらしい。 我知らず眠っていたあとの、思いがけない目覚めのひとときの、なんとも理由のつかない、うすら淋しいようなかなしみ・・。 それとも高度一万メートルの成層圏に身を置いて、世界じゅうから取り残されてしまったような、さみしさ・・なんだろうか。 この、なんともやりきれない、甘い感触の漂う気配はきらいじゃないな。 夕食後の機内は明りを落として、あたりはすっかり暗くなってる。 消し忘れてた自分のポジションの読書灯のスイッチを切ってみると、窓の外が急にやけに明るく見えた。 そして、そんな気分のまま眺める満月の、まぶしいくらいの輝き。 比較の対象が見当たらないせいでか、虚空の中で青みがかった銀色に光り輝く円盤は,やたらにちいさく見えてしまう。 (天使うさぎの耳の上には、夜明けにまどろんだままの月) セカンド・バックから天使うさぎを出してあげて、十五夜のお月様の中で相変わらず餅つきしてるうさぎさんと、分厚い風防ガラスごしに対面させてみた。 すすきの替わりに、うさぎさんの耳がささやかにキラリン、輝いてた。 ///////////////////////////////////////////////////////////////////// 月のひかりのなかで狂ってしまいたいこともある、でも狂わない狂えない日々をすごしてる日本列島のまんなかへんの住人にも、あれは見せたかったなぁ・・・。月の光が、好きなひと。 (手前のちいさな島の群れが、アントーン群島国立公園。その奥には、はげしいスコールに煙るサムイ島のシルエットが。シャム湾のサムイは、プーケットに並ぶ、美しいビーチを沢山持ってる有名なリゾート・アイランド) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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