乾季のシェムリアップの町並みの向こうに、アンコール遺跡群が緑の海の中に見え隠れしたと思ったら、ちいさな飛行機はあっという間に着陸。
ベトナムのサイゴンから、メコン川を横切りながら、40分足らずのフライトで着いた久しぶりのカンボジア。
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トンレサップ湖 ~さらに深い水の奥まで・・
おととしの11月以来、3回目の訪問になります。
20$でその場でもらえるビザの手続きをして、荷物を受け取るとあっという間に建物の外に。
あ、暑い---っ!
なんだか、熱気でうだって空が湿気で白っぽくかすんでるみたいな。
さっきまでうろうろしてたサイゴンとは、えらい違いです。
空港の協定価格、たった1$で市内のどこまでも乗せてってくれるバイクタクシーで、前は泊まらなかったタケオ・ゲストハウスへ。
エアコンと衛星TV、ホットシャワーの付いた、眺めの良い2階のの角部屋に、1泊10$で投宿。
熱気が収まるまでは、しばらくじっとしてて夕暮れ時になったら、活動を開始することにします・・・。
遺跡の中で、夕日を見にゆく予定☆
24時間バイクの洪水のおさまらない大都会から移動してみると。
バイクの音がほとんど聞こえないので、なんだかとっても静かな世界。
あーー、やっぱり田舎も、いいなあ。
(いつものように、続きは夜に!)
と、思ったら5時の約束のはずの迎えのバイクが、いつになっても来ないではないかっ!
30分間、待ったけどなしのつぶて。
こんなときは、あまり心配しないでおく。
たぶん、現地のバイク貸し切り相場のぎりぎり最低の価格、1日5$で約束していたので、きっとよそでもっと割の良い客でも見つかったんでしょう。笑
はるるさんの名前は「はるお」さんなんだけど、となりの部屋に投宿したひとのファースト・ネームもはるおさん。
ぼくの名前は「晴夫」なんだけど、この東京都・世田谷にお住まいの40歳のひとの名前は「春雄」さん☆で、ちと、ちがってるけどまあいいか。
一緒に、散歩に出かけることにした。
夕方から夜にかけて、ふたりして2台で1$という値段で自転車を借りて、オールドマーケットの方角にペダルをこぐ。
シェムリアップも、今現在の伸び盛りの世界的な観光地らしく、あれよあれよと言う間に洒落た飲食店や土産物屋が増殖している。
1年ちょっと前に来た時よりも、明らかに町並み全体が整備されているし、豪華なレストランやスパなども完成して、ただの田舎町だった印象も変わりつつある風景の中、トレンサップ側に突き当たって、美しい橋のたもとで開いてる3人のおんなのこたちがやってる露天の生ジュース・スタンドの椅子におちついて暗くなるまで一服。
この、オールドマーケットの近くにっかってる白い橋には、フランスの旧植民地らしいスタイルの、うっとりうるような素朴な明かりがいくつも灯って、とても愛着があるので、なんだかここに帰ってきたような気分。
とっぷり暗くなって、マーケットの明かりの集積に吸い寄せられるように内部のアンティーク・ショップの数々を覗いた後、地元のひとたちでにぎわう屋台街で2$のたっぷりとしたトムヤムクン・スープなどをメインに、カンボジア風焼き飯や、野菜たっぷりのスープそばなどを肴に、すかさずビールの大ビンも注文!
熱帯の星空の下で「かんぱい!」
帰り道に8時半までやってる銀行の両替所を見つけて、手元に余ったベトナムのドンや、タイのバーツを、カンボジアの通貨リエルに交換。
なんだか、急に分厚い札束を持って、少しだけ偉くなった気持ち。笑
あくまでも、気分だけの問題なんだけどね・・・。
カンボジアスタイルのマッサージを6$でやったあと、この宿の2軒となりのネットカフェに来て、リラックスしています。
外はまだ暑いので、エアコンが効いてて、快適な涼しさ。
明日は、夜明け前からアンコールワットへ。
朝の5時半出発なので、もう寝なきゃ・・・汗