去年の12月、クリスマス近くの人影も少な寒い一日。
ファンタスティックな中之島にある
国立国際美術館のおおきな翼をひろげたような建物。
すっかり闇が深くなって・・・淀川べりの橋のたもとの信号機。
あなたの からだの
やさしい りんかくを
ゆびで たどっていけば
そこには
あなたみたいなものの
かたちが うかびあがる
** ** **
ほんものの あなたは
とっくに
どこかへ あそびにいったけれど
ぼくは いつまでも
その りんかくを たどって
わらったり してみる
ゆびは ひとさしゆび
りんかくのせんは みずいろ
・・・・・・・おいらが、以前に書いた「つぶやき」みたいなもの。
いつの日にか、 と
あなたは 唄ったけれど
その いつの日にか は
もう とっくに過ぎてしまったわ
でなければ
それは きっと
永遠に やって来ない日のことよ
いつの日にか、 と
あなたは 唄ったけれど
ゆめは どこにでも 住んでいるわ
黄色い らんぷの
ちいさな 傘の下で
100gで 80円の
「夢」を 買いました
それから 毎日
朝が きて
お昼が きて
晩になりました
明日がやって来て
今日になり
昨日のほうへ
行きました
「夢」は アメダマみたいな
さらさらした 味がして
そうやって なめていると
いつも涙が出そうになりました
諸物価は
どんどん どんどん
値上がりして
「夢」の値段も上がったそうですが
(byはるる)
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実は、この黄色いらんぷのイメージはしばらく前のカトマンズ郊外のたたずまい。
「古代都市バクタプール」
黄色い電球の明かりが、百メートルおきくらいに点いてます。
狭い石畳の坂道は、車も入って来られないので、明かりの輪から外れた闇が
とても深い場所。
カトマンズから、トロリーバスで一時間。
丘の上の古代都市が、灰褐色にくすんで見えてきます。
ここに泊まると、ほんとうに夜は静か。
ときおり、狂犬病の男が悪酔いして、階下で壁をたたいているくらい。
満月の光の下でも、冴え冴えとした星座の輝きは負けていない。
風は、いつしか止っている。
15年前、バクタプールに留まった時のこと。
あの頃、何度も乗ったトロリーバスも、廃止されて久しいです。
今度は、もっと酔っ払って散歩しようか。
中世そのままの暮らしとたたずまいは、郊外までしか車が入れない事が大きいです。
★いよいよ今夜、23:10東京駅発の夜行列車に乗って、京阪神に向かいます。
宿はいつもの京都駅前近くの安宿、客はほとんどがバックパッカーの外国人。
最近は、韓国人や中国人も多いけど、ヨーロッパからの旅人もいっぱい泊まってます。
ひとつの部屋に複数のベッドが並ぶ、見知らぬ同士が相部屋のドミトリーは、1泊朝食つきでたった2千円。
夜には、つまみと酒が無料の宴会もあります。
一人旅には強い味方♪
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