トーストと紅茶に、昨日大阪城でもらったカリフォルニア産のオレンジで、宿の朝食を済ませ8時半にすぐ目の前にある弘法市に出陣。
弘法大師、空海が作ったという東寺では日本最古にして最大級の骨董市場が、毎月21日に広い境内全体に渡って開かれています。
ま、日本のフリーマーケットの元祖みたいなもん、ですね~。
特に、年末の12月には、終い弘法と呼ばれていっそうのにぎわいがあります。
金沢在住の西洋アンティークを得意とする楽天ブログ仲間の骨董やさんも、ここに出店してる常連です。
半日だけ見て廻る予定にしてたけど、屋台のあちこちで試食したり買い食いしながら、夢中になってさまざまな珍しい雑貨や珍品を眺めているうちに、ふと気が付いてみたら、・・もう、午後2時半になったりしています。
いったん宿に戻って、1日5百円のレンタサイクルを半日ぶんの250円で交渉成立。
七条通りを真っ直ぐ東進して、久しぶりの国立京都博物館へ。
国宝や重要文化財に指定されている刀剣が、太刀や脇差しなど、どれもうっとりするほど美しい。
博物館を出ると、すっかり夕暮れどき。
祇園などとならぶ花町のひとつ、宮川町を南座に向かって自転車を走らせると、軒下の提灯の明かりがひとつ、またひとつ、と薄暗い闇のなかに浮かびます。
それが水打ちされた石畳に、ぼんやり輝き、時折そこに舞子さんや芸者さんが通ります。
さらに平安神宮から京都大学のわきを抜け、百万遍かいわいでお目当てのカレーライス。
とっぷり暗くなったところで、今出川通りを西へ。
京都御所を越えたところで、烏丸通りを南に向かいます。
五条通りに出たところで丹波口方向の西へ。西大路通りも突っ切ると、道路いっばいのライトアップされたイルミネーションが現れて来ました。
ロームという、エレクトロニクス関連の企業が全額を出してやっている、年末恒例のイベントらしいけど、集まっているのは地元の家族連れやカップルがほとんど。
観光客には、知られていないみたい。