堺市の駅近くにあるアルフォンス・ミュシャ美術館が朝の九時半に開くというので、真っ先に移動。彼の生まれ故郷であるチェコにちなんだ興味深い企画展でした。
彼の描く少女たちが、とにかくひたすらにかわゆい。
日本の美少女コミックの名手たちの理想やペンタッチは、意外に100年以上前のミュシャあたりにそのルーツがあるのかなあ、という位の筆致。
このあたりは、おいらのツボ、です。
行きつ戻りつ、何度もうっとりとしながら展示の部屋を往復してしまいました。
彫刻とか、建築デザイン、衣装など・・・なんでもミュシャになってしまう。
電車で港町の堺市から、大阪駅の隣の駅まで移動。
中ノ島にある国立国際美術館で開催の日本の最前線に位置する現代アート作家たちの企画展。
実は、今日が最終日だったので、けっこう混雑していました。
このために、はるばる宇都宮から大阪からやってきたお目当ての作家さんは、5つか6つ並んだブースの一番奥の真っ暗闇な空間に展示してました。
10分間?!ほどで一回りする、動きのある表現なんだけど、ついつい細部にも夢中になって3回もそのたびに見る位置を変えながら居続けてしまい、釘付け。
会場全体を一巡りしたあと、出口を出てから再入場して、もう一回半、深く味わいながら、ここをこうしたり、あそこの辺りをああしたら・・・なんて、勝手に妄想しながら鑑賞。
わくわくさせる、すごくダイナミックで楽しい作品。
プロフィルを確かめたら、この作家さん、なんとおいらのホームグランド宇都宮の生まれのひとでした。
どこかで、エンができるといいなぁ~。
ここでたっぷり3時間ほど費やして、近くにある東洋陶器美術館や、その近くのギャラリーなどをひやかして、大阪から京都へ移動。
辺りはすっかり暗くなって、京都駅の改札口を通過すると目の前にまばゆくライトアップされた真っ白な京都タワーがお出迎え。
バスターミナルなどがある屋外の広場に出たら、京都交響楽団の演奏に合わせて虹色に踊る華やかな噴水のダンスが、満月に近いお月様の下でゆるやかに繰り広げられていました。
京都は、早春の3月以来、久しぶり。
カルメンやきよしこの夜に合わせて、しばし足でステップ踏みながら思いがけない歓迎の千変万化のパフォーマンスにリラックスしてしまう、はるるさんでした。
祇園や様々な寺社仏閣のほか、嵯峨野の竹やぶまでもが、現在京都はライトアップされまくってるみたいです。
今夜の宿は、中国語だらけ。
台北から来た、いぎやかなお嬢さんたちに囲まれて、
宿にある自炊用にキッチンで作った手作りスープをごちそうになりました。
味は、ちょっぴり?!中華風。笑
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