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カテゴリ:行事・記念日
春分の日の今日,私達の市では多文化共生シンポジウムが開催されました.
今回のテーマは「~いざという時にしなければいけないこと~防災から考える多文化共生社会づくり」. 消防団の若者や一般市民など約140名ほどが参加し,熱心に聞き入りました. 第1部基調講演では「中越沖地震を体験して見えた, してはいけないこと,しなくてはいけないこと」と題して 長岡市国際交流センター長さんが緊急時の対応や機能について 具体的に例を挙げて話してくださいました. 第2部では市内在住の4人のパネリスト(うち一人は外国籍市民)と 先ほどの長岡市の方がコーディネーターとなって,パネルディスカッション. 自治会,民生,外国籍,自警隊からの立場で活発に発言. その後,会場からの意見や質疑応答があり, 地震,火事,水害など突然災害が起きたとき, どう対応したらいいかということを行政に質問したり市民の立場で話し合いました. 私達の市では現在,市内在住の外国籍の人たちが人口の約11%を占めるようになりました. ブラジル,フィリピン,中国,韓国・朝鮮,ペルー,その他の国々です. ほとんど自国で地震を経験したことのない人たちです. 地震国の日本人でも阪神や中越級の地震が起こればパニックになります. 今から取り組まなければならない問題だと痛感しました. 先日,名古屋へ出かけたときのことです. 乗っていた電車から白い杖を付いた一人の若者が降りました. 混雑するプラットホームの人ごみの中からインドの人か中東の人かわかりませんが, サッとその若者に近づいて,その若者の手をとり自分の肩に乗せ, 一緒に階段を上がっていきました. その姿を見て本当にすがすがしい気分になりました. 人種や国籍ではなく,一人の人間として接することが大事なんですね. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.08.12 23:52:28
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