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カテゴリ:今週の注目&回顧
前夜、雨が降り6日(土)の開催が始まりました。
スタートから馬場水分2.0%と軽めの馬場な上に、開催中も断続的に雨が降り終日レースの時計は速い傾向でした。 この断続的な雨はその後も続き、翌日7日(日)は馬場水分2.1%からスタート。 軽めは軽めに変わらないのですが、前半戦は半端な馬場と言えば良いのか…。2障害を降りてからゴールまでは多少ながら時間が掛かるような馬場でした。しかし日が落ちると速い時計が目立ちました。 そして霧雨が降りだし、この日のメインレース3歳3冠戦1冠目『第49回ばんえい大賞典』(BG3)が行われました。 各馬のばんえい重量は680キロから650キロ。スタートしてミチシオが少し遅れ、他8頭は一団で1障害を降ります。降りるとスマイルカナが少し前に出ますが、他馬も直ぐにこれに並び一団に。2障害の手前では、この一団から抜けグランドスターダムとホクセイハリアーが最初に2障害手前に到着。その後、他7頭も直ぐに2障害の手前に着きます。 するとホクセイハリアー、ウルトラコタロウが2障害へ挑戦しホクセイハリアーがすんなりと一腰で先頭で降ります。その後、ウルトラコタロウとミチシオ、今季緒戦のイレネー馬ライジンサンが続きます。 先頭を行くホクセイハリアーにミチシオがじわりじわりと並んでいきますが、終わってみればホクセイハリアーは先頭を譲らず。粘り切って勝利。3歳の1冠目を獲得し、重賞初制覇を成し遂げました。 ※主催者から頂いた写真です ※主催者から頂いた写真です ホクセイハリアーを管理する金山明彦(かなやま・あきひこ)調教師、騎乗した渡来心路(わたらい・こころ)騎手はともにばんえい大賞典初制覇としました。お二人のインタビューはこちらからどうぞ。 ↓↓↓↓ 第49回ばんえい大賞典BG3ホクセイハリアー ※主催者から頂いた写真です 金山調教師からは末が強くなり、かつて管理していた父フジダイビクトリーに似ている部分があるとのお話。今後も更に楽しみな1頭になりました。 ミチシオは2着に敗れたものの軽い馬場でハンデがある中、良く差を詰めました。3着ウルトラコタロウは重賞これで4度目の3着(ヤングCS、翔雲賞、イレネー記念、ばんえい大賞典)。まだまだ「次こそは」と思わす馬も多い世代です。 終わってみれば6月9日の「とかちダービー」の3着馬、1着馬、2着馬が上位を占めました。 ライジンサンは2歳シーズンで重賞3勝をマーク。稼ぎも多く出られるレースの条件が厳しく、ここが今季緒戦に。その中でトップハンデでしたから、1度使われ次走に期待したい所です。スマイルカナは少し天板で手間取りました。 3歳の2冠目は11月3日に行われる『ばんえい菊花賞』(BG2)。その前には4歳と3歳馬上位が対戦する『はまなす賞』(BG3)が8月25日に行われます。 2冠目までは期間があきますので、普段のレースで出走する3歳馬達のレースぶりにご注目頂き2冠目もご期待下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年07月09日 07時30分11秒
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