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カテゴリ:今週の注目&回顧
日中は15度前後で、強い風が吹かなければ過ごしやすい日が多い帯広。
ただ朝晩の寒さは日に日に増してきました。 11月3日(日)の午前6時13分に記録した気温は1.3度。 私事ですが、布団のシーツを冬用の裏起毛の温かいものに変えました。 エキサイティングゾーンで観戦するファンの皆様の服装を見ても、しっかりと厚手のコートを着用している方もチラホラ見受けられました。 この時期の馬場は低温の影響で例年、軽くなり速い時計決着が目立ちます。しかし今年は、砂の入れ替えやロータリーハローの効果で速すぎる事はならず。ここまで、ばんえいらしいレースが見られているのは嬉しい限りです。 この馬場状況で3日(日)は第10レースに『第41回釧路産駒特別』が行われました。 いよいよ、今季のばんえい甲子園が始まりました。 レースは2頭の競り合い。ゴール前でプロサングエが1馬身ほど前に出ますが、寸前で止まります。これを交わしてジェイオージョが勝利。立て直してプロサングエが2着に。 1着のジェイオージョ ※主催者から頂いた写真です 2着のプロサングエ ※主催者から頂いた写真です この2頭が12月29日(日)に行う2歳2冠目『ヤングチャンピオンシップ』(BG2)に駒を進めました。 ちなみに離れた3着にエーカンが入り、牝馬が上位を独占する結果となりました。 第11レースには3歳2冠目『第49回ばんえい菊花賞』(BG2)が行われました。 各馬スタートを切ると、ほぼ10頭が一団で第1障害を越えますが、人気のミチシオは最後方からに。 1・2障害の中間を過ぎたあたりからホクセイハリアー、ウルトラコタロウの2頭がやや抜け出し、各馬第2障害へ進んでいきます。 第2障害の手前にはホクセイハリアーが先頭で到着。息を入れ、各馬の挑戦が始まります。 すると先に来たホクセイハリアーがすんなりと障害を先頭で下ります。その後ミチシオ、スマイルカナ続きます。そしてライジンサンが4番手で下りました。 先頭のホクセイハリアーがリードを広げようとしますが、これにスマイルカナが迫っていきます。 2頭の差が徐々に詰まり、粘るホクセイハリアーにスマイルカナが残り10М辺りで並びます。この2頭が最後の最後まで競り合い、橇の後端が並ぶ接戦に。 ゴール前でわずかにスマイルカナが前に抜け、差し切っての勝利。黒ユリ賞に続く重賞2勝目を飾りました。 ※主催者から頂いた写真です ※主催者から頂いた写真です スマイルカナを管理する鈴木邦哉(すずき・くにや)調教師は「ばんえい菊花賞」を初制覇。ちなみに、この日はイベントの仕事で盛岡競馬場に居た鈴木邦哉調教師。スマイルカナの勝利を見ていたのは広報馬ハクウンリューと共に盛岡から帰省中の馬運車の中だったようです。 騎乗した西謙一(にし・けんいち)騎手はコウシュハサマーで制した2017年以来2度目のばんえい菊花賞制覇となりました。西騎手のインタビューはこちらからどうぞ。 ↓ ↓ ↓ ↓ 第49回ばんえい菊花賞|勝利騎手インタビュー 関係者の皆様、おめでとうございます。 ※主催者から頂いた写真です 2着ホクセイハリアーは惜しくも2冠ならず。しかし、ゴール前の粘りは素晴らしかったです。ハンデ頭のミチシオは3着、ライジンサンは4着という結果に。 これら4頭のタイム差は3秒3以内。大きな力差は無さそうです。 ノーハンデの3冠目「ばんえいダービー」でも好レースを期待して良さそうですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年11月04日 00時32分23秒
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