降ったりとけたり凍ったりを繰り返しながら、真冬へ向かう札幌。

微かな朝の日差しのぬくもりにとけはじめる、赤い実に積もった雪。

とうとう、お鍋の恋しい季節になりました。　お鍋、どーんと登場！

10月末の水曜日、札幌を代表する深い情緒居酒屋「かんろ」さんでの、
宴会型イベント『秋の蔵出し日本酒の楽しみ方と愛し方』に、
インフルエンザで欠員が出たということで、急きょ参加することに。

　
晩酌処「かんろ」 *** 札幌市北区北8条西1丁目1　Tel:011-746-8777
（札幌駅北口より徒歩5分 合同庁舎東隣　平日午後5時～深夜0時まで）

灯りの消えたビル街の暗がりに、「ぼうっ」と赤く人間の気配を漂わせ、
ド貫禄の正統派居酒屋が存在していました。

たぶんご主人の心意気だと思われる、会費以上にたくさん出してくれたお料理の数々、
どうもありがとう。

北の錦「小林酒造」さんが選び抜いたこの時期とっておきの日本酒たちと、
いろんな味覚との相性に、みんな感心することしきり。

小林さんが作って持ってきてくれた、新鮮な鶏卵を粕味噌に漬けこんだ一品の、
濃密で芳醇なことといったらもう・・・

シャンパンではありませんが、イチゴといっしょにいただくのも新鮮ですよ～、
とご提案いただき、みんなでケンケンガクガク。

何を揉めたかというと、お酒についてじゃなく・・・

この居酒屋の中で、誰がジュリア・ロバーツで、誰がリチャード・ギアなんだ、で大騒ぎ。

イチゴ＋お酒→映画「プリティ・ウーマン」が思い浮かぶお年頃が集まっていたのねー（笑）

平日につき早目に退散し、まだ残業しているというオジサンの職場に着いて、
もうとっくに閉まってるビルのガラス越しに中をうかがうと、オヤ？

警備員さんが巡回中なのか通用口で足止めをくらってるオジサンを発見！
めったに遭遇できる光景じゃないのと、滲み出る寂寥感に惹かれ、酔った勢いでパチリ。

しばらくしてやっと出てきたオジサンと寄り道したサンクスで、

サッポロクラシック'09富良野ビンテージ（SAPPORO CLASSIC'09富良野VINTAGE）発見！
☆摘みたての富良野産ホップを生のまま使った、この時期だけのビールです☆

どの店も残りわずかな模様ですが、間に合えばここやここで購入できるかも。