小林酒造さんに道案内されつつ「どうしても今、伝えたいハシゴ酒の魅力~すすきの編」、
ハシゴの4段目は、灯りの曖昧さが心地よいこんなお店。
「明治風西洋酒場ロマンチ(ろまん家)」
札幌市中央区南3西5 三条美松ビル3階 営業時間:18時~翌1時 日曜祝日休
(どうやら「鶴岡雅義と東京ロマンチカ」や「小田急ロマンスカー」とは無関係のようです)
手作りのお惣菜っぽいフリしてかなり美味しいお通し。
目に懐かしい酒器でまどろむのが似合う酒、
そりゃ~やっぱし「北斗随想」だべー
「吟風」も北海道の酒米だそうです、ヨロシクね♪
北の錦・小林酒造の南杜氏が出演してるキュートな「北海道米のCM」はこちら。
「故郷の地酒」↑、
そう「ロマンチ」は栗山町出身の優しい姉妹が甲斐甲斐しく切り盛りしているお店。
女性がひとりで安心して飲めるということで以前は女性客が多くを占めていたそうですが、
今では「栗山姉妹」(?)の優しさがクセになっちゃった男性客が培養増殖中とか。
小林さんなんて「僕、生きてきた中で一番優しくされたお店かもしれない・・・」と目を伏せるし・・・
「もーなにがいったいどうしたんだ~!?ワケが分からんぞ~!?」
と、私と同じ思いが湧きあがった方は、「ロマンチ」を訪れ引き戸を開けてみてください(笑)
心地よい灯りと、静かに流れるクラシック音楽と、やさしい気配りのおもてなしが微笑んでます。
栗山町もろはし精肉店へは、そうそう行けるものではないので、
燻製してないという「もろはし精肉店自家製ソーセージ」をば。
熟成した肉の香りと美味しいスープ状態の肉汁溢れる一品でした。
あー、塩を持ち歩くのはいい事かもしれません。
などと、小林さんが「今のイチオシ塩」とバッグから取り出した久米島「白銀の塩」やら、
もろもろのお話しを心地よく聞きながら、
カボチャやエリンギなどの自家製ピクルスとともに月夜は更けていきました。
ここでタイムアップ!
交通機関のあるうちに潔く解散するのがハシゴ酒を末永く楽しむコツのようです。
そうこうしてたら、「茨城空港ができたから北海道は案外近いぞ」と北海道を訪れてくれてた
花さんが私のケータイにこんな画像を送ってくれました。
小林酒造「耕人(こうじん)」の写真 from 茨城~♪ (無理やり「ラブレターフロムカナダ」のメロディーで)
新千歳空港「北海道本舗」でしか手に入らない限定品、
北海道の酒米「吟風」を醸した純米大吟醸「耕人」は3500円/720ml。
タンク1本分が売れちゃったらもうおしまいなんですって。
花さんのご主人がとても気に入られて、一気に小林酒造ファンになってしまったとか。
茨城にも石岡酒造などなど優れた蔵元がひしめきあっているというのに、
北海道から重たい日本酒を買って帰っていただき誠にありがとうございました!