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2007年11月03日
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カテゴリ:文芸評論
回春願望?

世界的レベルの文学者である著者は、本能と願望に忠実だった。
この作品は、老著者が新しい境地に挑戦したというよりも、自らの願望を、そのまま小説にしたという印象だ。

高齢の方の性を、決して批判しようという気は無い。
老いてもなお、お盛んというのも、元気があって良いとも思う。

しかし、この作品は違う。
老いてしまって、元気が無いのだ。
それでも、裸で眠らされている若い美女を抱く。

そして、過去の思い出に浸る。
延々と続く美女を抱く描写は、リアルで、かつ細緻だ。
この描写には、心をとらえて離さない魅力がある。

解釈の難しい作品だ。
少なくとも、回春願望がストレートに表出されている。
著者の自殺の真相は、絶筆となった本作品の中に隠されているのかも知れない。

著者の筆は大変美しく、そして哀しい。





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最終更新日  2007年11月03日 02時13分20秒
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