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　　北京のジウ。トホホな日々。

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2007年05月の記事

全26件 (26件中 1-26件目)

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北京人の傘の不思議

　今日も北京は雨でした。　しかも肌寒かったです。でも、最高気温はそれでも24度くらいあったようで、東京はもっと涼しいのではないでしょうか。　明日はまた元通りの晴れで、最高気温は32度だそうで・・・。　数ヶ月前くらいから、新聞を意識的に読むようにしてから、会社の同僚たちとの会話にもついていけるようになってきました。また、ネットなどもヒマがあればいろいろ見てると、面白いネタがゴロゴロ転がっていて、いろいろ書きたいことが山のように出てきて、結局何を書いていいか分からなくなってしまいます。　ネタ帳ではないですが、ブログに書こうと思ってることをメモしてるのですが、それがどんどん溜まってきています。　　最近貴重な情報源にしているのが、会社の経理のおばさん、いや、お姉さんです。高校2年生の息子さんがいるようで、話題は、　「フェイ・ウォン夫妻が離婚するかもだって！」　と言った芸能ゴシップネタから、　「もうすぐ高考（中国の統一大学入試試験）の季節ねー。家の子、英語が苦手なのよー。」　と言った、家庭ネタをおりまぜつつ、時事ネタ+さりげない悩み相談、　「眠れないなら牛乳を温めて飲みなさいよー。」　と言った健康ネタまで、　幅広い守備範囲を誇る、わが社のお母さん的存在です。　　いつも、「～のよ！」の後に、「ジウ、知ってる？」と話を振って来て、聞いてないと、　「あら。聞いてなかったの？じゃあもう一度言うとね、～～。」　とご丁寧に説明してくれます。　自分のどーでもいいような、素朴な疑問にも、正しいか正しくないか分からない独自の解釈で解説してくれ、正直役に立ったんだか立たないんだか、煙に巻かれたような気持ちに陥ることもしばしありますが、妙に説得力があるというか、有無を言わさないというか、そんなよくいる、中国人の女性です。　「企業の広告入りの傘をさしている人が多いのはどうして？」 ↑　今日疑問に思ったことです。　明日聞いてみようっと。　　

May 31, 2007

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女帝とグラビアクイーン

　ＺＡＲＤの坂井泉水さんが亡くなられたニュースは驚きました。というか、病気の治療中というのも日本で報道されていたのでしょうか。　ＺＡＲＤと言えば、学生時代カラオケに行くと必ず誰かが歌っていました。同じレコード会社の大黒麻季さんと同じく、徹底してメディアに出てこない戦略をよく覚えていますし、テレビ朝日の「ミュージックステーション」に出演したときも、リアルタイムで見たのもよく覚えています。　中国でも「スラムダンク」や「名探偵コナン」などが人気のため、坂井泉水さんの死は中国のメディアでいくつか報道されているようです。　http://ent.sina.com.cn/y/2007-05-28/13131573628.htmlなど　謹んでご冥福をお祈り致します。　チャン・ツィイーが主演映画『女帝～エンペラー』（原題：『夜宴』）のプロモーションで日本に行っていたようです。　中国のマスコミもきちんと報道しています。　が、しかし、このチャン・ツィイー、メイクすごくないっすか？ちょっと、失敗な気が・・・。メイクさん、誰っすかね？　ぶっちゃけちょっと怖かったっす・・・。　にしても、中国で、チャン・ツィイーを紹介すると、必ずと言っていいほど、「スキャンダルが多い」などと形容されて、かわいそうです。　作家の島田雅彦と「ＢＲＩＯ」の表紙に並んだだけでさえ、ニュースになるんですから。すごいですね。　でも、いつの間に、「女帝」という形容も似合う女優さんになりましたね。昔プロモーションに来たときは普通の若い女の子だったのに・・・。　　そんなことを考えながらネットを見てると、見慣れたおっぱい、いや、顔が・・・。　あらあら。叶姉妹の妹、叶美香さんじゃないですか。　チャン・ツィイーの映画の試写会に行っていたのでしょうか。　その名も、　「日写真天後　爆乳現身」　！！！　「日本のグラビアクイーン、　おっぱい露出で参上！」　とでもなるのでしょうか。（意訳）　つーか、このカット、カメラマンさん、あんまりじゃないですか。ちょっとばかし露骨すぎる気が・・・。　中国でこんな写真が出てること、美香さん、知ってるのかなー。　　それにしても、芸能人は大変だなー。　もし、自分が、股間をクローズアップされて写真を取られ、　「日本のサラリーマン、股間強調して参上！」　なんて、異国のネットに載ったら、恥ずかしくて外歩けないだろうな・・・。　というか、強調しないか。　その前に、写真撮られて、ネットなんかに載らないか。　そもそも、まったく論点ずれてますね。　意味分からなくなってきたので、今日はここまで。　そういえば、　叶姉妹って中国で有名なのかなー。　今度調べてみようっと。

May 29, 2007

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飴とムチ

　カンヌ国際映画祭で河瀬直美監督の『殯（もがり）の森』がグランプリを獲りましたー。　ちょうど10年前同じカンヌでカメラドールを受賞した『萌の朱雀』は個人的にいまいちあまり好きではなかったのですが、『火垂』、『沙羅双樹』と素晴らしい作品を撮ってきた監督の、満を持しての新作。楽しみです。見たいです。　と思ったら、明日5月29日、20時からＮＨＫＢＳハイビジョンで放映されるんだそうで！　公開前だと言うのに。　ウォー。見たい！　だ、誰かＤＶＤに録画してくださーい！！！　にしても、『ゆれる』の西川美和監督、『かもめ食堂』の荻上直子監督・・・などなど、女性監督もすごい監督がワンサカですね。そういえば、荻上直子監督の新作『めがね』、見たいなー。いつからだろう・・・。　はー。忘れよう。忘れよう。　今、北京にいるんだから。　ところで、　漢方がつらいです。　苦いのはまあガマンできるとしても、臭いが耐えられません。　もちろん（何がもちろんなのかは、もちろん分かりませんが）、鼻を抓んで飲んでいますが、その手を離した瞬間、泥水の如き臭いが口の中を瞬く間に充満して、オエーと吐きそうになります。　2日目にしてギブアップ気味です。　というか、この漢方が原因で、何か別の病いにかかりそうです。　誰かすんなり漢方を飲める方法、教えてください。　もちろん、飲むのを止めたいのですが、嫁が自分の漢方と一緒に、ご丁寧に入れてくれるので、飲まざるを得ません。　30過ぎたおっさんが、鼻を抓み、嫁に横で励まされながら漢方を飲んでいる様子は、お恥ずかしくて、よそ様にはとてもお見せできない光景です。　中国人、すごいっすよ。これ、飲めるんですから。尊敬します。本当に偉大です。　でも、さすがにワタクシのつらさを察したらしく、今日ライチを買ってきてくれました。（注：ライチは別にワタクシの大好物ではありません。よめの大好物です。ま、それはこの際置いといて。と。）　よめ：「1斤20元もするんだよー！」　と、鼻を膨らませて語られました。　ジウ：「ふーん。高いね。」　と話を適当に合わせてみましたが、　どれだけ高いのか、実はよく分かってません。（普通は1斤４、5元だそうです。）　でも、デカイ。このライチ。それは分かる。（デカイ＝高いという、単純な方式が成り立つのかは、もちろん分かりませんが・・・。）　　↑比較対象のため、日本より送られてきたカンロ飴を入れてみました。　しかも、ライチの実が、　　↑プゥリン、プリっンです！　　よめ：「漢方飲んだら、1個あげるよ。」　　と言われ、　ジウ：「よーし！」　とばかり、ライチを食べたいが為に、　30過ぎたおっさんが必死で漢方を飲み、　ジウ：「再給我！（もう1個くれ！）」　と涙ながらに訴える姿は、　しつこいですが、よそ様にはとてもお見せできません。　がんばれ、自分。　先ほど、シャワーを浴び、居間に行くと、　台所から、　“シャカシャカ。”　“シャカシャカ。”　と奇妙な音が・・・聞こえてきました。　見渡すと、よめの姿もありません。　近づいて行くと・・・　　↑嫁が何か食ってます。　ジウ：「何食ってんの？」　と言いながら、前に回ると・・・スイカを食ってました。　でも、　　↑ゲゲーデカ過ぎ！　そして、　食い過ぎ！（普通に１/４じゃん！）　スゲーなー。　　で、ふと気づきました。　スイカを食べた時に付き物の、「あれ」がありません。よね？　ジウ：「あれ。種は？」　と聞くと、　よめ：「食べた。」　・・・。　スイカの種って食べれるんですか？？？　いや、食べれませんよね。　いや、その前に、いつも食べてないでしょ？　ジウ：「いつも食べてないじゃん。どうして食べたの？」　と聞くと、　よめ：「何となく。」　　・・・。　何でなんとなくスイカの種を食べるのでしょう。　もはや理解不能です。　トホホ。

May 28, 2007

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良薬口に苦し

　昨日、北京のフリーペーパー誌「ＴＯＫＯＴＯＫＯ」の編集長よりお誘い頂き、「トコトコ勉強会」に参加して来ました。　テーマは「知っておくとためになる医療知識」で、第1部は「異文化適応のためのメンタルヘルスケア」と「うつ病の基礎知識」、第２部は、「中国で必要な医療知識」でした。　　北京に来てから、かれこれ数ヶ月以上不眠症に悩まされている自分としてはちょっと気になるテーマでした。　とてもタメになるお話で、参加してよかったです。　この勉強会、嫁も一緒に参加したのですが、休憩時間の時に嫁が、　「やっぱり中医に見てもらおうか。」　と言い、土曜日もやってるクリニックがあり、中医の先生もいるというので、予約を取り、セミナーが終わった後さっそく行って来ました。　嫁も北京に来てから体調がすぐれないことが多く、ちょくちょくここの先生に診てもらっていたようです。　中医の先生に診察してもらうのは初めてで、かなり緊張しました。　が、優しいおばさんの先生で、とてもよかったです。　眠れないとか、お腹の調子がよく悪くなるとかの説明をして、先生からもいろいろ質問され、両手の脈を結構長いこと診られ、舌を見せると、　先生：「イライラしたり、気分が落ち込んだりすることあるでしょう？」　　ジウ：「はい。」　先生：「後は、脾臓が弱ってますね。肝臓と大腸も。」　なんで、そんなこと分かるのかなー？　　先生：「とりあえず、“調整”しましょう。ちょっと苦いけど、大丈夫ですよね？」　ジウ：「苦いのは、ちょっと・・・」　と言いかけると、　よめ：「大丈夫です。」　　おい！勝手に言うなよ。　と思いましたが、眠れるようになり、腸の調子もよくなるなら、ガマンします。ですが、　実際、こんだけの診察で何が分かるの？と思い、帰りの道すがら、嫁に、　ジウ：「ぶっちゃけ、何か怪しいね。」　と言うと、　よめ：「中医には数千年の歴史があるんだから！」　と顔を真っ赤にして怒られたので、　まあ、せっかく中国にいるのだし、その数千年の歴史を信じてみようと思いました。　そして、今日漢方薬が郵送されてきました。　　↑こんなにたくさん？1週間分。1日2回。　ちなみに、　　↑袋は透明です。よって、漢方はこんな色です。　　ジウ：「早速張り切って飲むぞー。」　　↑ジウ：「コーヒーみたいだね。」　な、わけがありません。　　く、臭い。とてつもなく臭い。土の匂いがする。　嫌な予感。　　オエーッ！　これ、マジで苦い！！！　コーヒーなんてとんでもない。泥水＋雑草の味だよー！泥水。　（あくまでも独断と偏見によるイメージです。）　　これ、飲むくらいなら、眠れなくていい。腹調子悪くていい。　と誓いました。　　しかし、当然、　↑と、なるはずもなく、　もちろん、　ジウ：「土なんて飲めねーよ！」　とキレタところで、そんなのも通用するはずもなく、　ピッタリ、真横に立ち、　よめ：「早く飲んで！早く！ハヤク！」　と、鬼の形相で与えられる圧力に、漢方の威力に身も心もすっかり逃げ腰になっているワタクシは、もはや対抗する術もなく、　鼻を抓み、目をウルウルさせ、吐き気と戦い、必死で飲むしかありませんでした・・・。　ジウ：「多いよ。この量。せめて半分だよ、半分。」　と、ひとり壁に向かい、愚痴っていました。　これ、何が入ってるんだろう。聞くの忘れてました・・・。　あー、そういえば、この光景・・・。　小学校のとき、牛乳が苦手で、なかなか飲めず、昼休みに突入し、先生にかけられていたプレッシャーを思い出すなー。　そういえば、自分、牛乳が苦手なんですが、小学校2年生くらいのとき、温めた牛乳を飲んで、気持ち悪くなり、教室に吐いてしまったんです。　で、泣いていたのにも関わらず、先生に自分で掃除させられた、苦い経験があり、それ以降、牛乳が飲めなくなってしまったんです。　今考えると、虐待っすよね。これ、実に悲しい、トホホな思い出です。　はからずして、牛乳の苦い思い出も思い出してしまった一日でした。　中国数千年の歴史はそんな甘くなかった。　「良薬口に苦し」　昔の人はよく言ったものですね。でも、「良薬」なのか、今はまだ分からない。　のが、つらい。　はー。これから、これかー。　はー。　そして、今日の夜のノルマもまだだー・・・。　トホホ。　

May 27, 2007

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北京に来てよかった

　今日は日本人の友人Ｎさんご夫婦と念願の食事をしました。　友人と言いましたが、実はＮさんとお会いするのは2度目で、1度目も去年の年末です。ずっとミクシィでのやり取りをしていたのですが、他の人の日記に残されたコメントから感じられるＮさんの温かい人柄が自分はとても好きでした。　人間30年以上も生きてると、いろんな人に出会いますよね。　自分は社交辞令とかが本当に苦手で、もともと内向的で、外出するのも好きでなく、家でひとり遊びをするのが好きな為、プライベートでは特に、　実際に自分がそう思っていないと、　「今度食事に行きましょう。」の上辺だけの言葉とかがとても言えません。　　だからでしょうか。他の人も同じだとつい思いがちで、「今後飲みに行きましょう。」とか言われて実現しないのが悲しいというか、よくある、そういうのに失望します。　Ｎさんとも、いつも「今度絶対食事行きましょう。」とずっと言ってたのですが、いつもタイミングが合わず、残念でした。でも、その対応もとても誠実で、社交辞令ではないのが感じされて、ますますＮさんと会うのが楽しみになっていました。　昨日、そしてやっと実現することができました。　朝陽公園西門の近くにあるイタリアレストランですが、スパゲティもピザもかなりおいしかったです！　でも、実は話に夢中になっていて、食事を楽しんだ、というよりは、話のおかずに食事があった感じで、このお店は今度ゆっくり行って、またブログに書こうと思います。　Ｎさんと中国人のご主人も、とても素敵な方で、時間があっという間に過ぎてしまいました。　食事を済ませ、一息をついたころ、Ｎさんご夫婦がご持参のデザートをテーブルに出しました。　Ｎさんのご主人が、北京ですごく有名なシュークリーム屋やケーキ屋を経営されているので、そのケーキかシュークリームを食べさせて頂けるのかな、くらいに思っていたのですが・・・、　　　↑　人間て思いもよらないことがあったら、言葉が出ないんですね。　誕生日は確かに5月ですが、とっくに過ぎていたので、まったくそんなことを考えていませんでした。　というより、今日で2度目に会う方からこんなことをしてもらえるなんて、夢にも思っていませんでした。　自分、30数年生きてきて、こんなこと、初めてです。　北京にいる方から、こんなに人の心の温かさに触れたのも、初めてです。　自分、泣いてしまいましたよ。　30過ぎたおっさんがまったくもって恥ずかしいですが、気がついたら涙が出ていました。恥ずかしいです。　ふと、横を見ると嫁も号泣してました・・・。　北京に来て、本当によかったと心から思えた夜でした。今日のことはきっとこれからも、ずっと忘れないと思います。　素晴らしい人、温かい人というのは本当にいるもんなんですね。Ｎさんもすごく素敵な仕事をされていて、Ｎさんのご主人もとてもすごい方で、自分のような平凡な人間が一緒に食事するだけでも光栄なのに、お話を聞いてるだけで楽しかったです。　ＮさんとＮさんご主人、本当に、本当にありがとうございました！

May 26, 2007

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ニワトリ丸ごと食べた

　今日家に帰ると、嫁がまだご飯を作っていなかった。　ジウ：「餓死了！（お腹すいたー！）ご飯なーに？」　よめ：「有肉！（肉よ！）」（←注：肉食好きのワタクシにとって、ご飯何？の問いかけに、嫁は１．肉　２．魚という答え方をします。）　イェーイ。　歓び勇んで、台所に行くと・・・　　オエー！　何これー！　グエムルじゃーん！　ふと、台所の流しを見ると、　　↑グォー！　「ぜってー食えねー。」　と思った。　が、　よめ：「ご飯できたよー。」　ジウ：「はーい。」　　↑あら。　うまそう。　ペロっと食べてしまいました。　そういえば、昔地方都市にいるときは、もちろん、スーパーとかなかったので、買物はもっぱら自由市場。つまり、いろいろな業者が青空で野菜とかを売ってるところ。　肉とかは吊るして売っていて、自分が欲しいところをその場で切ってもらったり、魚も泳いでいるやつをその場で殺してさばいてもらったり、もちろん生きたニワトリも売ってて、その場で殺してもらったりも出来ます。　肉の吊るし売りや魚をその場でさばくのは北京のスーパーでもありますね。　当時は全然見慣れた光景でしたが、感覚が鈍っているようです。今日の鶏肉はちょっと度肝を抜かれました。ザッツ中華料理ですね。すげーな。よめ。　鶏肉を食べながら、湖南テレビの「快楽男声」を見ました。　よめは投票を行うほどはまっており、冷ややかに見ていました。　が、それに影響され、今や自分もすっかり詳しくなりましたー。今では嫁より詳しいよ。はまると自分、負けませんので。　今日は１３人から１１人に絞られました。来週は１１人から９人だそうです。残念なことに、審査員の批評が四字熟語を多用して聞き取れないことが多く、悲しいです。　　にしても、これ、長いよ。１９時半から始まって、２３時まで。２人落とすのに、３時間半かけるから！　でも、テンポが悪いかと言えば、そうでもなく、以外にポンポン進むんですよね。その辺が人気の所以なのかもしれないです。司会者の仕切りもとてもいいですしね。　優勝誰なのか賭けたいなー。中国人の同僚に言ってみようっと。日本の人で誰かいませんかー？　にしても、今日は金曜日。　なのに、　遊ぶ友だちもなく、鶏肉の写真を撮って、それを噛り付きながら、ついでにテレビにも噛り付いて、　酒も飲まず、ちなみにコーラ飲んで、食後に亀ゼリー食べてる。　そんな、夫婦・・・。　３０歳を過ぎたそんな夫婦です。　　　ちょっと、　悲しいです。　寂しいです。　・・・ね。　トホホ。　　

May 25, 2007

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その場で愚痴を言いたい

　山のような量の翻訳に追われています。　「はい。これ。」　と、ばかりに、　次から次へと。　ちょっと。ちょっと、ちょっと。（ｃ）ザ・たっち←まだ大丈夫ですか？　　とひとり心の中で突っ込むトホホな日々です。　これだけ量をこなすと、さすがにスピードはアップするし、契約書とかは大体形式が似たようなものだから、コツさえ掴めば何とかなるんですが、量がそれに追いつきません。　この苦労はいつか報われるのでしょうね。きっと。　社長：「ジウ。これ、翻訳頼んだぞ。」　ジウ：「はい。いつまでですか？」　社長：「今日まで。」（←ちなみに、14時過ぎ）　ジウ：「それは難しいです。月曜日にしてください。」　社長：「じゃあ月曜日の午前中まで。土日もあるから出来るよね。」　ジウ：「・・・。はい。」　やってやりますよ。　通訳、今のところ必要ない、と言ったの、自分ですから。　日本人に二言なし。　今、駐在事務所の登記更新と、ついでに住所変更手続き、またついでにビザ更新手続きを行わなければなりません。　公安や工商局へ行きますが、あれですね。　必要なものが担当者によって違いますね。　現在＝2007年。　北京＝中国の首都。　↑、でも、その辺、以前とあまり変わらないんですね。　公安：「○×が必要です。」　ジウ：「でも前の人にはそう言われませんでしたよ。何とかなりませんか？」　公安：「ダメなものはダメです。」　ジウ：「。ですか・・・。」　　態度が悪ければ、こちらもそれなりに対処をしようと思いますが、極めて紳士的に、インテリジェンスな感じで、冷静に言われてしまうので、　あわわ。アワワ。　となってしまいます。　大概が事務所を借りているビルが発行しなければならない書類なのですが、これまた仕事が遅い。　逆ギレ（のフリ）、泣き落とし、ビザが切れそうでこのままだと強制帰国・・・　などありとあらゆる手段を駆使し、出来るだけ早くやってもらおうとしています。　中国人の「馬上可以」（日本語に訳すと、「すぐオッケー」）という翻訳が来たら、　「いつ出来るか未定。」　と訳します。　あ、そうだ。　うぅぅ。　コネがあればなー。　　で、ふと、気づきました。　何が寂しいって、その場で愚痴を言う同僚がいないことです。　中国人の同僚にも、「ビザ更新どう？」とか聞かれ、愚痴っても、　同僚：「中国ってのはね、ほにゃらら、ほにゃらら。」　と、こりゃまた面倒なお説教やご講義が始まるので、つい言いたくなくなります。　　これが、日本人の同僚だったら、　「超大変だったよー。ハハハー。」　で、だいぶ気が休まるんですよねー。これを言えるのと言えないのとでは、だいぶ違う気がします。　でも、誰かにいざ話そうとすると、その時のリアルタイムの感情がかなり薄れてるから、こりゃまたあまり意味ない。　逆に、もっと悲しいのが、うれしいことがあったとき。　もちろん、日本人にしか分からない微妙なうれしさ。これもその場で言えない。　その場で、誰かに話したい。んです。　トホホ。寂しい。

May 24, 2007

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『モンゴリアン・ピンポン』

　映画を見るとき、ファーストシーンでグイっと引き込まれ、何とも言えないワクワク感を感じるときがあります。　そういう映画は大体が、自分にとっての傑作になります。　最近見た『モンゴリアン・ピンポン』という映画がまさにそれでした。　話はとても単純です。　内モンゴルに住む少年が、ある日河から流れてくるひとつの球を見つけます。少年たちはそれが何の球なのか分からず、周りの大人たちに聞きますが、誰も答えを知りません。　ある日、少年はそれが「ピンポン球」だと知ります。そして、ピンポン球は中国の国技の球、つまり動物で言えば、パンダのように大切なものだと知ります。　その後、少年たちがどんな行動に出るか...。　内モンゴルを舞台にした映画、というと、彼らの過酷な生活を描いたものを想像しますし、確かにそういう類の映画が多いですが、これはファンタジーみたいというか・・・、　何て言うんでしょう。　悲壮感や壮絶感を敢えて意識的に排除して描いているようで、それは、子供たちを視点にしているからでしょうか、のどかで、平和な、何にもない日常を、淡々と描くだけです。　主役の子供たちに素人を配役しています。これがまた素朴さ、リアルさを倍増させています。　大人たちにとっては何でもないことが、当人たちにとってどんなに大きく、大切なものかを、いっさいの無駄を排した脚本により描いています。　そして、内モンゴルの風景も、この映画の原題『緑草地』通り、見渡す限りの「緑」、それに対比する「青い空」。画面が素晴らしくきれいで、これだけでも見る価値は十分にあると思います。でも、その青い空も何というか、ちょと暗みがかかった空で、スクリーンで見れなかったのがとても残念です。　物語の中盤、主人公の少年がお婆ちゃんを呼びに外に出るシーンがあります。　遠くにお婆ちゃんが佇む姿を捉えた、何でもないシーンなのですが、これが何というか神々しいまでの画で、天国とはこんな風景なのかなと思い、鳥肌が立ちました。　いや、それだけじゃなく、どの画も鳥肌立ちっぱなしの、素晴らしいものばかりでしたが、自分は特にこのカットが印象に残りました。　ベスト・オブ・鳥肌です。　カメラワークなどという専門的なことは素人の自分に語る資格はありませんが、どこをどう切り取っても本当に本当に素晴らしかったです。　この監督は只者ではないです。　絶対只者じゃないですよ。　そうです。　只者ではないんです。実際。　監督は、寧浩（ニン・ハオ）です。　中国映画が好きな方ならきっと聞いたことがあるでしょう。　昨年低予算ながら、アンディ・ラウ（劉徳華）のプロジェクト、プロデュースにより撮った『クレイジー・ストーン』が国内で超大ヒット。　まさに新進気鋭という形容が相応しい監督です。　1977年生まれの若い監督ですが、その才能が認められ早くもハリウッドのエージェンシーと契約を交わしたようで、その名を世界に知らしめるのは決して遠くないでしょう。　そう言えば、今「中国式離婚」というTVドラマを見ているのですが、演出のクレジットに寧浩という名前があります。同姓同名でしょうか。　本作品は、昨年の東京国際映画祭のアジアの風部門で上映されていたのですが、タイミングが合わず見に行けず、どうしても見たかった映画です。　ちなみに調べたところ、ちょうど今、日本でも上映中のようです。もちろん、中国でもDVDが発売されています。　都会との落差や砂漠化、教育問題等、現在の中国が抱える深刻な問題を描きつつも、説教臭くなく、あくまでも主人公の少年たちの目線で、笑いを交え描いています。大人たちは、常に引きの画ばかりで表情さえあまり見せない徹底ぶりです。　ラスト近く、この「ピンポン球」に拘る子供たちに、ある大人が「ピンポン球」に対しある行動をします。それにより、子供たちの心はどうなるのか。　そして、ラスト、この物語の結末をどう決着させたのか。　どこをどう取っても、間違いなく、お金を払って見る価値のある映画です。　しつこいですが、この監督は本当に只者ではないです。　知名度はまだ高いと言えませんが、遠くない将来必ずしや中国を代表とする監督として、世界にその名を轟かせるでしょう。大注目の監督です。　とにかく、　『モンゴリアン・ピンポン』、見なさい！！！（ｃ）おすぎ（映画評論家）風　『モンゴリアン・ピンポン』公式ＨＰ：http://www.imageforum.co.jp/pingpong/　　　　　←まず、とにかく、騙されたと思って開いてみてください。子供たちの表情にヤラレます。　予告編：http://www.imageforum.co.jp/pingpong/yokoku.html

May 23, 2007

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雨が降った

　今日は雨だった。　って日記にわざわざ書こうと思うくらい、北京はめったに降らないです。北京に来て8ヶ月になりますが、ほんの数回しか降っていない気がします。　しかも今日は本降りでした。朝から、今も降っています。ちなみに明日も雨のようです。　中雨転小雨ｂｙ雅虎（ヤフー中国版）　雨が降ると、地下鉄もバスもタクシーも混みまくりです。しかも今日はそのすべてに乗り、いやというほど実感しました。　北京の道は水はけが悪いらしく、至るところにありえない水溜りが出来ています。　ちなみに、北京人は傘を持っていない人が多いのでしょうか。まあこんだけ雨が降らないと買う必要ないかもしれないですね。　でも、　今日は、誰がどう見ても普通に雨が降っていたのですが、夕方道を歩いていると、　１．どう見ても、大きなビニール袋に自分で穴を開けて作ったレインコート風を着ている（オバＱ風）　２．どう見ても、普通の買物でもらうゴミ袋を頭に載せている　３．どう見ても、普通の一枚のビニール袋（小）を上に載せている　そして、　４．どう見ても、傘をさしていない　↑人たちを多々見かけました。　特筆すべきは４の方々。　どの方もたいがい、　「どうだ。」　と言わんばかりにゆっくり、悠然と歩いていました。　デッカイなー。　気温も下がっているのでね、　風邪引かないように。してください。　北京は長靴が必要です。

May 22, 2007

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日本人は好きじゃない

　今日経理部の部長が　「面白いメールがあるから送るね。」　と言い、メールを送ってくれました。　上海の友人が日本に行き、そこで上海と東京の生活水準を比べたレポートでした。　別にちゃんとした報告というわけでなく、東京人と上海人の平均月給を比べ、物価を比較している、というよくあるもので、上海の物価が以下に上昇しているかを書いていました。　これはこれで、とりたて珍しくもないもので、　フムフム　と読んでいたのですが、最後の記述に、　「日本人は好きではないけど、東京に旅行しとても勉強になった。」　と書かれていました・・・。　そんなど真ん中、ストレートに、　　言ってくれなくても・・・。　　最近、会社でも周りすべて中国人という環境。　日本滞在暦10年以上、日本語ペラペラの設計部長も、もうひとりの日本人が帰国後はなぜか自分にも超高速の中国語でまくし立てるようになりました・・・。　元来、独り言が多く、しかもその声が大きい、とよく言われるワタクシ、　「あー、腹減ったなー。」　とか、　「あー、疲れた。」　などと日本語で言うものなら、　周りから、　「ジウ、今何て言った？説説中文！（中国語話しなよ。）」　と突っ込みやがるので、ほんのささやかな独り言さえも最近は中国語で言わなければならない状況で、　もちろん、家に帰っても最近はどんどん中国語の比率が大きくなり、日本人の人と会うときしか日本語を話さない環境になってきています。　　というわけで、　「日本人は好きでもないけど・・・」を読んだときも、つい、　ジウ：「あ、日本人好きじゃないって書いてる、この人。」　と中国語で、大きな独り言を言ってしまいました。　隣に座っていた、経理部の部長はとてもバツが悪そうな顔になり、　「ハハハー。」　という必死の笑い声も、むなしく響き渡り、　しばし何とも気まずい空気が流れました。　　最近というか、中国人の友人とつるんでいると、いろいろな中国人を紹介されることが多々あります。でも、友人が、　「こいつ、日本人だよ。」　と言うと、明らかに不愉快そうな顔になる人もいたりして、思いのほか、困惑するときがあります。　ですが、ワタクシ、そんなドキドキの内心を必死で隠し、　「こいつの友人だぞ。日本人だっていいじゃん。悪いか？え。」　という顔をしてやります。　中国人の中には、日本人が好きでない人がいることくらい重々理解しているつもりですが、こうも面と向かって見たり、言われたりすると、やはり気持ちいいもんではないです。　昔、中国の地方都市にいるときや、地方をあちこち旅行しているときも、　「お前は小日本人だろう。」（←中国人が日本人を侮蔑して呼ぶ言い方）　などと言われることは多々ありましたし、　今でも、友人から冗談などで、「日本鬼子」などと言われることもあります。　何度も、何度も、何度も、経験してきたことですが、豆腐の心をもつワタクシ、やっぱり慣れないもんですね。　でも、同時に、　過去の歴史のことや、彼らがどんな教育を受けてきたのか、この際脇に置いたとしても、こうやって言われると、　「日本人の何を理解してるんじゃ、ボケ！」　と思い、そういう人たちとは心を通わせたくなくなるときもあります。　だからこそ、今中国で生活しているひとりの日本人として、例えば会社内や友人でも、彼らが接する日本人は、テレビや教育で受けてきたもの以外は、紛れもなくこの自分だけなのだし、そう思っただけで、襟が正される思いがします。　今後、彼らが日本人を語るとき、まず思い浮かぶのは、自分だと思うし、、　「だから日本人は好きじゃないんだ。」　と言われないようにしたいと思います。　一方で、自分という人間を理解されずしてそういうことを自分に言うやつは、どうにかして懲らしめてやろうと思います。　というのは冗談ですが、積極的に理解してもらおうと歩み寄る気持ちも萎えてしまいます。　でも、ふと、思いました。　ワタクシも、北京に来て8ヶ月。　「北京人ってさー・・・」　とか、　もちろん、　「中国人って・・・だよなー。」　としたり顔で語っているときがあります。　でも、いったい　中国人の何を理解しているというのでしょう・・・。　反省しなければならないのはワタクシ・・・なのかもしれないですね。　相互理解は大切なのだと思った、今日、5月21日でした。

May 21, 2007

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「快楽男声」全国大会出場者決まる

　以前書いた、湖南衛視（湖南テレビ局）主催の歌手オーディション番組「快楽男声」が、昨日地方予選を終え、全国大会に進出する12人+1人、計13人を決定させました。　+1人というのは、同じく日記に書いた、南京地区で優勝しながら、全国大会への出場を辞退した「吉傑」が、　「やはり全国大会へ出場したい。」　と申し出たことにより、昨日改めて視聴者による投票を行い、その結果により全国大会への出場権を獲得したからです。　　昨日の時点で8人に絞り込まれており、残りの4つの席を6人で争っていましたが、湖南テレビが決めた吉傑が再び出場権を獲得する条件が、この残った6人の中よりも視聴者による投票を上回ること、でした。　しかも、この6人の投票は48時間をかけて投票を行うことに対し、吉傑は2時間の時間しか投票時間がありません。　明らかに無理ですよね。　でも・・・　ニオイますよね。　この演出・・・。　結末見えましたよね・・・。　そうなんです。　6人の中で最高投票数を獲得したのは約17万だったのに対し、吉傑は約２９万！　ウソーくせーなー。　２９万ですよ。2時間で。そんな集まりますかね？　ジウ：「ちょっとインチキくさいよねー。」　と言うと・・・。　よめ：「中国には13億の人口いるのよ。ウソなわけないじゃない！」　　あらあら。　顔が真っ赤になってる。　そうなんです。　すっかりハマってしまってる嫁も、携帯電話による投票で、吉傑に1票投じていたのです。　　あらあら。　すっかり乗せられちゃってる。　ま、ワタクシも。　なんですけどね。　　この吉傑の復活には他の候補者も面白く思ってないのがアリアリで、なかなか見ものでした。　決勝大会はいよいよ25日金曜日から始まります。　ふと。チャンネルを回すと、上海系の東方衛視テレビ局では、「加油！好男なんとか」という似たような番組がやってました。こちらは、司会者も太ったおっさんがやってて、なかなかな二番煎じぶりでした。　我が家はやはり、湖南衛視テレビの方を見ます。　全国大会出場者の顔ぶれを見ると、ルックスではなく、歌で選ばれているというのが分かり、好感が持てます。　李宇春というトップスターを生み出し、社会現象にまでなった「超級女声」に続いて、湖南衛視テレビが総力を挙げて送る「快楽男声」。次はどんなスターが生まれるのか、楽しみです。

May 20, 2007

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私はハレです。

　今日、午前中ずっと会議でした。　会議が終わる直前、総務部長が、　部長：「ジウ、今日、日本語通訳の面接があるから、よろしく。」　ジウ：「え？はい・・・。」　と勢いに任せて言ったものの、　なぜ、通訳？　がいるの？　日本人いないじゃん。自分しか。　しかも、日本に10年以上いるペラペラの設計部の部長もいるのに・・・。　ジウ：「ところで、何で通訳がいるの？」　部長：「毎週の報告書を日本に報告しなきゃ。後、契約書の通訳も必要でしょ？」　ちょっと、これ、自分が毎週やってんですけど。　契約書も・・・。　部長：「日本からのリクエストなのよ。」　何のことやら分からんです。　ま、結局ちょっとした誤解ということが分かったんですけど。（最終的に）　　で、突然「よろしく。」と言われても、何も用意していないですよね。　ま、毎週の報告書の翻訳をしてもらおうと、外部に出してもよいのを選び、後は質問を考え・・・　終わらないうちに面接開始。　　相手：スーツ。　ジウ：Ｔシャツにジーパン。　トホホ。　ジウ：「ゴホン。（ちょっと必要以上に偉そうに。）えー。あなたの長所と短所を教えてください。」　相手：「はい。私の長所はハレです。」　ジウ：「は。ハレ？」　相手：「はい。ハレです。」　ジウ：「ハレとはどういう意味ですか？天気が晴れ、のハレですか？」　相手：「そうです。」　ジウ：（ここが大人の見せ所です！とばかりに）「あー。明るいという意味ですね。フフ。日本語ではそういう言い方はしませんよ。“私の性格は明るいです。”というように言いますよ。」　相手：「でも、教科書に載ってました！」（←しかもキレ気味だし。）　な、何だよー。　その態度ー。　悪すぎじゃん。　こんな格好してても、決定権あんだからなー。　じゃあ教えてやんなーい。　ジウ：「そうですか。はい。あなたの長所は晴れですね。と。」　はい。不採用ケッテーイ。　　面接で、半ギレは辞めましょう。　ていうか、今通訳要らないよー。　と速攻社長に言いに行くも、留守→ＮＲ。　トホホ。

May 18, 2007

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豚の足が出てきた

　今日も強風でしたね。　北京に来てそろそろ8ヶ月になりますが、この強風は慣れないことの常にトップクラスに位置します。　最近少々のダイエットに成功し、明らかに身体が軽くなったと実感できるワタクシ、風に吹き飛ばされそうでした（もちろんもちろん。自慢っす）。　今日家に帰り、食卓に着くと、　　↑ジャーン。　ジウ：「な、何これ？」　よめ：「何って。豚の足よ。」　ジウ：「・・・。」　今さらですが、ワタクシのよめは中国人（南方人）です。　ですが、恋愛時代を除くと、結婚生活は日本でスタートして今に至り、日本料理を中心に作っていたので、嫁の「中華料理らしい中華料理」は実は多くは食べたことないのです。（忘れてるだけかも・・・。）　でも最近、何というか、見たこともない漢方を買い込んできたり、食材も「中華料理らしい中華料理」になることがたまにあります。　いろいろ。　たぶん普通の人が見たら引いちゃうと思います。　ワタクシも、つい、　ジウ：「な、な、何これ？」　って言ってしまいます・・・。　　自分は前に南方で1年ほど生活したことがあるので、大体の物（特に広州はイス以外は4本足の物は何でも食べる、と言われてるくらい、南方の人はいろいろなものをよく食べます。）は食べてるつもりですが、ちょっと感覚が鈍っていました。　よめ：「最近元気なかったから。豚の足は栄養あるんだよ。コラーゲンとか肌にいいし。」　　コラーゲンって・・・。　元気ないのに関係あるのかね。相変わらずテキトウだなー。　ジウ：「でも、どうやって食べるの？」　よめ：「手で。」　あ。　そうね・・・。　　よめ：「いろいろあると思うけど、“想開一点”（くよくよ考えてちゃダメ）よ。大したことない。何とかなるんだから。」　　相変わらずの根拠のない自信マンマン発揮です。　でも、　有難かった。かな。　周りが油でいっぱいになって、ぶっちゃけ、　（汚ねーなー。）　と思った、よめの口ですが・・・　とても愛おしかったです。　謝謝！謝謝！

May 17, 2007

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「快楽男生」コンドーム

　先日、今ちょっとした話題（会社内で）になっている湖南テレビの、歌手オーディション番組「快楽男声」のことを書きましたが、今日こんなニュースを見ました。　“「快楽男生」コンドーム”、異議申し立ては無効　要するに、記事はこんな感じです。　広州にある会社が今話題の「快楽男声」と一文字違いの「快楽男生」という名前のコンドームを発売すべく、商標登録をした。一方、これに対し、「快楽男声」を主催する天娯社は異議を申し立てる予定だが、これは無効となるだろう。というニュースです。　もう少し詳しく書くと、　この広州にある会社の女性は元々「快楽男声」が好きで、「快楽男生」も登録されているだろうと商標を調べたところ、登録されていないことを知り、“「快楽男生」コンドーム”を発売すべく、2000元を費やして商標登録した。　　「快楽男声」を主催する天娯社は、商標登録後3ヶ月以内は登録無効の申請が出来るとし、異議を申し立てる予定だが、専門家によると、この“「快楽男生」コンドーム”の登録に際し、この会社は正当な手続きを踏んでおり、天娯及び湖南テレビ局の権利主張は通らないと見ているようです。　また、この“「快楽男生」コンドーム”は、何と、「快楽男声」のロゴをマネて、当商品のロゴに使用しているようなんです。　ちなみに、オーディション番組、「快楽男声」のロゴは↓こんな感じ。　　（ｃ）湖南衛視台　↑手にマイクを持っているのを表しているようです。　これが、“「快楽男生」コンドームだと、どんなロゴになるのか？？？　　？？？　↑な、までもなく、　カンタンに想像できますね・・・ｗ。　ちなみに、このロゴ使用も、専門家によると、「ギリギリセーフ」らしいです・・・。　また、ちなみに、“「超級女生」コンドーム”というのもあるそうです。　コンドーム。　一人っ子政策を行う中国では、どこの店にも置いてあります。しかも、スーパーなどではレジ横というベストポジションを確保しているように感じます。　かの、セブンイレブンでは、何とレジ裏。つまり、カウンターの正面。　あれ。何て説明すればよいのでしょう。　つまり、レジを打つ店員のすぐ後ろ、背中にコンドームがズラーっと並んでいます。　セブンイレブンで何かを買い、お金を払う度に、　「あ。コンドーム買わなきゃ。」　という強迫観念に襲われるようです。　にしても、中国。　さすがです。　アッパレです。　またまた、ちなみに、コンドームは中国語で、「安全套」や「避孕套」と言います。動詞は、「帯」です。　この「套」は被せるとか、覆うという意味がありますが、かのＣＣＴＶ、中国の国家テレビ放送局、中央電視台のチャンネルのことを、例えば、ＣＣＴＶ２なら、「中央二套」と言います。　もう何を言いたいか分かりました？書かせてください。　“「中央一套」コンドーム”というのもあるそうです・・・。　たかが、コンドーム。されどコンドーム。　中国人て、逞しい。

May 14, 2007

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ホットドックとパスタを食べた

　アツイですね。　北京。　　真夏ですか？もう。　　今日は最高気温31℃だったそうです。　Ｔシャツ、半ズボンにサンダルと真夏の格好なのに、　外に出ると汗が吹き出ます。　　太り気味＋汗っかき（しかも尋常ではない）という2重苦を抱えるワタクシにはつらい季節の到来です。　ワタクシ、特に顔と脇の下のお尻が特に汗がかきます。なので、夏はＴシャツも着たくありません。せめて袖なしです。長ズボンはＮＧです。　汚い告白はこれくらいにして、　今日の昼、肉食夫婦のワタクシたちが、前から気になっていた華貿中心のハム屋に行って来ました。　ハム屋と書きましたが、何屋なんでしょう。ソーセージ屋っすか？　ソーセージとかハムとかを売ってて、パンとかパスタとかを出してる店なんですけど。　カフェですか？　とにかく、行って来ました。　　↑「生ビール始めました。」って日本語で書いてありました。　　店内もとてもきれいで、雰囲気もいいです。　　↑ショーウィンドーを見ただけで、よだれダラダラです。何を食べようか真剣に悩みました。　　↑案内されたソファー席。　ソファー席に向かう途中、ガラス張りのキッチンが見えます。きれいです。　音楽のボリュームがちょっと大きかったですけど、ゆったり過ごせます。　日経新聞も置いてあって、久しぶりに読みました。　　さんざん迷った末、　食べたのは、　　↑ホットドック＋コーラーのセット。１７元。（ジウ）　　↑パスタ。32元。（嫁）←即決　これがですね。　超ウマイです。　どっちも。　写真がうまく撮れてなくて伝わりにくいですが、ホットドックのパンも外はカリカリ、中はフワフワ系。ソーセージも、ついでに、このマスタードもウマイです！　北京ってパスタ旨くないですよね。　ここはワタクシ的にアリアリです。　調子に乗ってピザも頼みました。　も、ウマかったです！　ちょっと、高い気もしますが、これは許せます。　　店員さんに聞いたら、日本人経営のお店だそうです。　ナットク。　今度また来週末行って、他のメニューを頼もうっと。　これから週末の昼食はきっとここになるでしょう。　「神戸浪漫食坊」　　建国路89号華貿中心4号楼101号（大望路の三越の横）　　ＴＥＬ：6530－7658　/　9：00～21：00　　配達も可。2キロ以内、50元以上なら配達費無料だそうです。

May 13, 2007

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リューマンツァージェン

　最近ＰＣの調子がとてもよくありません。　立ち上がるまでに、また、ソフトを起動させるまでにありえないくらい時間がかかり、かと思うとすぐフリーズしたりして、ストレスの元になっていました。　もしかしてウィルス感染？と思い（気づくのが遅すぎですね。）　、近くのＰＣショップへ持って行きました。　さっそくＰＣを起動させると、　店員：「フフ。」　？　店員：「で、具体的な症状を言ってください。」　　ＰＣのことで頭がいっぱいのワタクシ、普段ならすかさず突っ込むはずの、店員の「フフ」をさらっと受け流してしまいました。　カチャカチャ。　店員：「はい。リューマンツァージェンですね。」　ジウ：「はい？リューマン×％＃＊？って何すか？」　店員：「リューマンツァージェンです。病毒です。」　ジウ：「あ、やっぱり。病毒（ウィルス）ね。」　ジウ：「リューマンってもしかして、悪いやつとかの意味の流氓ですか？」　店員：「フフ。はい。流氓挿件です。」　よめ：「何か変なのでも見てたんじゃないの？」　↑ここで初めて登場。機械オンチ。なので、中国人でも役に立たない。くせに、変なことだけ口挟む。　店員：「ウィルス対策をしていても感染してしまうんです。だから、流岷なんです。」　ジウ（の心の叫び）：「ナイスフォロー。店員。その冷静な対応イカス（死語）ねー！」　カチャカチャ。10分ほどで、　店員：「オッケーです。一応チェックしてみてください。」　ジウ：「・・・。」　ＰＣを覗くと、目の前に広がるデスクトップの画面。　それは、先週嫁が、杭州旅行に行った際に撮った写真をデスクトップにしていたんです。　その写真のテーマは。ずばり。　「花畑にうずくまり、う●こが出なくて困るジウ。」　　↑せっかくの表情はお見せできませんが、せっかくなので雰囲気だけ。　でした。　冒頭の　店員：「フフ。」　はこれだったんですね。　これから、デスクトップの画像には気をつけるべし。と。メモメモ。と。　トホホ。

May 12, 2007

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超女と超男がアツイ

　中国のテレビは日本のと比べるとタイガイ面白くないな、と個人的に思いますが、それでも時々「超」がつくほど、面白い番組があります。　自分がよく見てるのは、湖南衛視テレビです。このテレビ局はドキュメンタリーが特に面白く、かなりハマッテいます。　ま、湖南にはいろいろ縁があるので、ヒイキ目に見てしまうのも事実ですが、実際バラエティなどは本当に面白いです。　そして、湖南テレビ局といえば、誰もが思い浮かべるのが、「超女」でしょう。　「超女」というのは、早い話が日本の「スター誕生」です。　むむ。　古いっすね。　では、　千秋を輩出した、ＣＸ系の「ドリームラッシュ」です！　ワォ。　ちょっとマイナーすぎちゃいました。　んだ。　　モー娘、鈴木あみ、ケミストリー等を世に送り出した「浅ヤン」！（でどうだー！）　は、いいとして、　「超女」第1回目の優勝者、李宇春は既にトップスターとなっています。　そして去年10月、ワタクシが北京に来たばかりのころ、第2回「超女」をやっていました。　優勝者は尚（文字バケして名前が打てません）という子なのですが、李宇春とキャラが少々かぶってるんじゃないかな、と見てるときに思っていたのですが、やはり、というか、あまり活躍していないように感じていました。　すると、今日、　「尚（文字バケして名前が打てません）、所属事務所と契約打ち切り！」　とのニュースが流れました。　曰く、前々から彼女と所属事務所の関係はギクシャクしていたようで、彼女も自分が李宇春と同じように売り出されることや仕事が少ないことに対し不満を持っていたり、また、事務所側も彼女が事務所を通さず自分で仕事を取って来てしまうことに不満を持っていたようなんです。　彼女が事務所側に支払う違約金は800万元などという報道もあり、今後彼女の芸能生活にどんな影響があるのか心配です。　ただ、この超女のアーティストたちを抱える天娯という事務所も少々問題があるのでしょうか。辞めていく超女もいるそうです。　さて、そして今最もアツイのは、同じく湖南テレビが放映している、「超男」（正式名は「快楽男声」）。　要するに、「超女」の男性バージョンです。　まさに今、毎日各地区の中から全国大会に進むオーディションの模様を放映しています。　会社でも、女の子たちの朝いちばんの話題は、　「ねえねえ。昨日の超男見た？」　です。　討論好きの中国人は、昼飯の際にも　「あの何番はどうだった。」　「あいつはルックスはいいけど、歌がダメだった。」　と話しています。　もちろん、若者に交じって、というか、思いっきり無理して若ブッテ、ワタクシも見ております。　というか、超男は超女よりも更に実力派揃いな気がします。超女もすごい歌がうまかったですけど。　聞くと、その多くがバーやライブハウスなどで歌ってる人たちのようで、歌う姿やルックスはまさにプロですし、それより何よりすでにジャニーズみたいに、そのひとりひとりの候補者にファンがついているのです。いわば、既にセミプロなんですね。　ちなみに、中国語でファンは「粉絲」（ｆｅｎ３ｓｉ１）と言います。比較的新しい言い方のようです。ちなみに字だけだと、「ハルサメ」の意味ですが、読み方が「ＦＡＮＳ」に近いということから、こういう言い方になるです。新聞の娯楽欄や芸能ニュースなどを見てると、今みんなこの言い方を使っています。こんな言い方、昔は明らかになかったので、やはり言葉は進歩していくもんなんですね。どんどん学んでいかないと。　というのはいいとして、まだまだ各地区の10人から1人選ぶ段階だというのに、その10人にもう熱狂的なファンがついているのですから、オドロキというか、中国人も結構クレイジーというか、ラテン系です。　というか、　ぶっちゃけ実際はデキレース。なんでしょ？　とつい勘ぐってます。実は。心が汚れているんでしょうか・・・。（でも無きにしも非ずと思っています。）　そして、またまた今日、南京地区で優勝し、全国大会に進んだ、吉傑が全国大会への出場を辞退した、とのニュースが流れました。　報道によると、超男の所属事務所も、超女と同じ、天娯という会社のようで、吉傑に対し、違約金の請求もありえる、との報道されていました。南京決戦はワタクシも見ていたのですが、とても実力のある、また、ジャニーズ系多いタイプが多い中、個性がある、面白い感じの人だったのに、残念です。　とにもかくにも、今後も湖南テレビに注目です。　また日を改めて、湖南テレビの素晴らしいドキュメント番組について、書きたいと思います。

May 11, 2007

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中国のテレビドラマ

　昨日ちょっとしたご縁があって、中国人のドラマ監督とプロデューサーと食事をしました仕事とはまったく関係ない人の紹介で、もちろん仕事ではないので、気軽に会いに行きました。　というのも、よくあるじゃないですか。「自称ほにゃらら」系。　てっきり「自称」ドラマ監督と「自称」プロデューサーなんだろう。　くらいに思っていました。　　普通に食事をしていましたが、やはり映像系の方たちなので、話はまず映画論になります。　「最近この映画が面白かった。どう思う？」系の軽い話題です。　ふんふんと聞きながら、適当に口を挟んでいたのですが、何だかちょっと聞いていると・・・？？？　この人たち、もしかして「自称」系ではなく。「本物」系っすか？　まさかね。　　と思い、　「今までどんな作品をやってたんですか？」　と何気なく聞いたら、監督からもプロデューサーからも出てくる、出てくる。　びっくり！するくらい有名な作品が・・・。ま、それぞれ監督やプロデューサーではなく、助監や他のパートで関わっているのですが。　にしても、　「マジっすか！」　と思わず叫んでしまうくらいなんです。　日本だと映画やドラマなどを見てても、監督以外のパートの人たちにも目が行きますが、中国映画だと監督・脚本くらいで、実はあんまり知らないんです。　おっと。これはとんでもない席にいるのかも・・・。　普通にＴシャツとデニムなんだけど。ま、監督も同じだからいいんすけど。　　監督が日本のテレビドラマが大好きだ。と言い、最近見たドラマ（あれ。きっと海賊版で見てるんですよね・・・）の話をたくさんしてました。　もちろん日本人の自分に話を振ってきます。　ヤベーなー。　この流れ。　次は明らかに、　「中国ドラマ」についての話が始まります。　よね？　やだなー。　何がって、自分、中国映画だったらそれなりに見てますが、中国ドラマってまったく見てないんです・・・。　で、やっぱり来ました。　トホホ。　話についていけません。　悔しい。　これは最も悔しい瞬間です。　　はい。　ワタクシ、誓いました。　これからは中国ドラマを勉強します。　　にしても、あれですね。　自分は中国映画が好きで、いろいろ見てましたが、それでも頭のどこかに勉強のため、みたいな気持ちがあって、よく見てたこともあります。　何年も前に見て面白かった映画がありますよね。でも、今になって、その映画に関わったスタッフの方と話が出来るのは本当に嬉しいことです。　中国ドラマ、正直韓国ドラマよりクオリティーが低く、華流と言われる台湾系の作品も正直あまり好みではありません。　でも、きっと中には面白いのもあるはずです。食わず嫌いをせず、台湾系ではない、中国大陸のドラマを開拓してみようと思います。　中国映画がレベルが高いのですから、ドラマも負けないのがあるはずです。　どなたか面白いドラマがあったら教えてくださーい！

May 10, 2007

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噂の国営遊園地問題に対するアンケート調査

五一労働節での杭州旅行中、日本にいる友人から「これ、知ってる？」　というメールが来ました。「見て、びっくりしました。」　そうです。　今、話題の石景山遊園地です。　北京の大先輩ブロガー、じゃんすさんやダーシーさん、みどりさんらがこのことについてレポートされているので、詳細は省略します。　要するに早い話が、北京にある石景山遊園地が、　「ディズニーランドは遠いので、石景山遊園地へ行こう！」　というスローガンの下、ディズニーのキャラクターや日本のドラえもんそっくりのキャラクターを遊園地に登場させ、その様子が日本のニュースで報道された、という話です。　百聞不如一見（百聞は一見にしかず）ですね。　まずはｙｏｕｔｕｂｅによる映像を見てみてください。↓　http://www.youtube.com/watch?v=V68HiXdwwvs　　ぶっちゃけ、このニュースを見たときはウケテしまいました。すいません。　だって、この遊園地、国営ですよ！　私営の遊園地がやっちゃったのならまだしも、国営。　つまり、国が経営する遊園地ですよ！（しつこい。）　あらあら。これは大問題になりますね。きっと。　もしくはすぐこのキャラクターは遊園地から無くなるでしょう。　と思い、　今日中国はこのことについてどのような報道をしてるのか、とネットで調べてみたところ、思いのほかヒットせず...。　ま、ディズニーもまだアクションを起こしていないようですし、四方から圧力がかかり次第報道されるのでしょうか。　ただ、sinaにてこの「事件」について、ちょっと面白いアンケートが実施されていました。　題して、　「どう思う？石景山遊園地におけるディズニーキャラクターの模倣使用問題。」　質問は２つあります。　問い１．石景山遊園地がディズニーキャラクターを模倣使用し、客寄せに利用していることは悪いことだと思うか？　問い２．石景山遊園地におけるこの一連の事件の原因は何だと思うか？　回答は以下の通りです。（5月9日午前０時現在/回答者1831人）　問い１に対する答え。　　・65.94％：悪くない。ディズニーキャラクター人物を使用しただけ。　　・22.55％：悪い。しかし、直接はディズニーに損害を与えていない。　　・8.09％：悪い。知的財産所有の侵害であり、中国のイメージを悪くする。　　・3.52％：うまく言えない。　　問い２に対する答え。　　・49.49％：企業の知的財産所有の意識が低い為。　　・25.97％：外国人が知的財産所有を盾に中国へ圧力をかけている為。　　・21.99％：政府の知的財産所有に対する取り組みが足りない。　　・2.56％：その他　と、なっています。　ふぅも。なるほど。　こういう結果になりましたか。　見方にもよるのだと思いますが、まあこんなもんじゃないでしょうか。　一般の方に「知的財産」云々なんて遠い話ですよね。　北京にいる日本人の中にだって海賊版のＤＶＤ買う人、いますでしょ。コピーの時計やバッグ買う観光客も、いますでしょ。　ちょっと違うけど、ちょっと似てる気がします。　自分はこの問題、ずばりこの遊園地が「国営」であったことが大きな問題であると思います。　つまり、中国政府の「知的所有財産」に対する考え方が現れている結果だと思います。　　きっと今ごろ、遊園地内部は大騒ぎになってるだろうなー。（なってなかったりして・・・）　ニュースを見る限り、きっと悪いという意識はあると思うんです。だからこその苦しい言い訳をしているんだと思います。　もしかしたら、　「そんなにマズかったのかな？トホホ。」　と思っているのかも知れないですね。そんな気がしないでもないです。　今週か来週末あたり、遊園地に行ってみようかな。面白そうだから。でも、もう撤収させてそうですね。　　なにはともあれ、　この国において、一般市民はともかく、政府でさえもこの問題に対する意識を変えていくことはとても難しい。　ということだけは、改めてよく理解した「事件」でした。

May 8, 2007

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2007年五一旅行日記＜旅行振り返り編＞

　こうして7年ぶりの中国国内旅行を無事に終えました。　飛行機は夜20時過ぎだったので、のんびりできました。　結構長い間旅行できた感じがします。　のんびりできましたが、いつも人のいないところを常に探し求めていた気がします。　そもそも中国の国民の休日に旅をしようという計画からして、人が多いのを覚悟しないといけないのでした。　次回は有給を取ってでも、休日を外して行くことを決意し、ここに宣言します！　　＜ジウ的旅の感想＞　１．杭州・西湖はおススメだが、料理は普通。　　辛いものが好きなので、甘め、あっさり、の味付けはちょっと物足りなかったです。西湖は噂通りの景色のよさでしたが、湖のほとりに近づけば近づくほど、ゴミがワンサカ浮かんでいるのにはがっかりでした。　　２．移動はタクシーを使おう。　　今回の移動はバスや歩きばかりでほとんどタクシーに乗りませんでした。別に意味はないのですが、杭州はタクシーが少ないのでしょうか。いや、きっと観光客が既に乗ってしまってるのでしょう。空車が少なかったです。　　移動もバスを多く多用したので、路を覚えましたし、節約にもなりましたが、時間がかかりました。　３．杭州はお茶が最高。匂いもいい。　　↑でした。その一言に尽きます。　　そして、街の至るところでいい匂いがしました。　３．上海はスマート。　　レストランや店の人、タクシーの運転手など、北京に比べ総じてサービスがいいというか、洗練されていたし、親切だと思いました。言葉もかわいかった。　４．中国人の観光客のマナーは正直よくない。　　日本の観光客も悪い人はもちろんいると思います。　　また、すべての中国人観光客のマナーが悪いとも、もちろん思いません。　　ただ、場所をわきまえない振る舞い（大声など）、飛行機・空港でのマナー、ゴミを捨てる、痰を吐く、道端やバスの中でさえも子供にオシッコをさせる、列に並ばない・・・　挙げればキリがないですが、正直閉口させられることが多かったのは事実です。し、自分も外国人の旅行者として襟を正される思いでした。　中国国内は構いません。100歩譲ったとしても、自分は外国人で、ここは中国であり、中国人の国なのですから。　でも、国際都市として、また外国の観光客を誘致するなら、はたまたこういう態度で国外に行くのであれば、それはとんだ恥をかくに違いありません。　今回中国国内を旅していた外国人や、外国に旅行に行った中国人を、外国人はどのように見ていたのでしょう。気になります。　中国全体がそれに気づき、改善されるのはいつになるのでしょう。　「中国人よ！見られてますよー！」　いかんせん、人が多すぎる。　悪い人もいる。　でも、それと同じくらい、いい人もいる。　そこが中国の魅力なのかもしれないですね。ふと、感じました。　５．痩せた　　最近ちょっと痩せたなと感じてはいましたが、持って行ったデニムが緩くなってベルトをしないといけなくなりました。歩きまくったからでしょうか。　　あ、旅行日記とは全然関係ないですね。　～～～～～～～～～～～～～～～～～～　北京に戻ると、すっかり夏になっていました。　暑いです。　30℃くらいです。　埃っぽい。　出てくるのはマイナスの愚痴ばかりです。　でも、ここが今自分が確かに生活する場所なのだと、多少の後ろ向きな諦めと同時に、懐かしさや安堵感もありました。　やはり中国は不思議です。　＜2007年五一旅行日記終わり＞　連休は今日で終了。　非日常→日常　です。　つまり、　明日から仕事です。　トホホ。　でもまた旅行に行くために、頑張って働くぞ。と。

May 7, 2007

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2007年五一旅行日記＜茶畑・龍井に行く編＞

　2007年五一労働節、中国国内旅行の最終日は、龍井の緑茶を飲みに茶畑へ行きました。　中国茶といえば、日本ではウーロン茶が有名ですが、実は中国ではどちらかといえば緑茶の方がよく飲まれています。　「龍井」と言えば、その緑茶の中でも有名な品種で、きっと誰でも聞いたことがあるでしょう。　杭州に行った楽しみのひとつは、この龍井を本場・杭州で飲むことでした。　杭州の街ではあちらこちらに茶館があり、龍井を飲ませてくれます。酒が苦手なワタクシはお茶が大好きです。　　と言っても、「違いが分かる男」でも、高級なお茶が好きとかそういう拘りが特にあるわけでは、もちろんありません。茶葉のことを勉強したいとは思っていますが、ま、でも自分がおいしいと思えればいいんじゃないかと今のところは思っています。　ホテルの人に聞いたら、梅家塢という杭州市内より車で３０～40分のところに有名な茶畑があるよ、と聞いたので行きました。　バスで約1時間くらいで着きましたが、周りはすっかり郊外の様相なのにも関わらず、やはりここも観光地化しており、観光客も少なからずいました。　　↑道路一本の両側に茶畑と、その茶畑を保有する農家が経営している店があり、お茶や食事を取らせてくれるようです。　客引き合戦です。日本で言えば、海の家状態です。　「社長！」　などと気をよくさせようと声をかけてくれる人もいます。　人もワンサカというよりは、いくぶん落ち着いてとてもいい雰囲気です。　何より、　　↑右を向いても、　　↑左を向いても　茶畑が広がり、いい匂いが漂っています。　どこに入ろうか迷いましたが、適当に雰囲気がいい感じの　　↑に入りました。　席に着くと、何も言わないのに、お茶が運ばれてきます。　　↑お茶セット。20元。　高い。　けど、うまい。　　↑お湯入りのポットも置かれ、飲み放題です。　実は今日の目的はお茶を飲むことだけではなく、お茶摘みや製茶もやってみたいと目論んでいました。　が、どこで聞いても、　「今は茶摘の季節じゃないから出来ない。」　と言われ、断られたのです。　　残念。　ということで、製茶の体験は断念しました・・。　　でも、お茶を飲んだ店のご主人と奥さんがこれまた気さくな、面白い方だったので、お茶のことをいろいろ聞けて面白かったです。　「茶摘のマネゴトだけでもしたい。」と言ったら、　「今生えてるお茶は売り物にならないから、気軽に採っていいよ。」　と言われたので、さっそく茶摘に行きました。　　　↑もちろん形から入ります。基本。イロハのイです。　　↑採った茶葉を入れる籠。拡大版。　この籠は後ろ向きにやるのではなく、このように横にぶら下げるのが今風だそうです。　　↑売り物には出来ないとのことでしたが、とてもいい匂いがしました。　　↑ただ、葉をもぎ取るのだと思ってたのですが、結構コツがいるようです。　何度やっても、　「違う！」　と言われました・・・。　　↑こちらのお茶は、このような釜で熱しながら煎るそうです。杭州市内のあちらこちらでもこの釜を見かけました。　本当は自分で摘んだ茶を作ってみたかったのですが、まあいいや。　今度の楽しみにします。　でもいろいろ聞いたり、茶摘みの真似事をしたいと言っていたら、すごく珍しがられ、家族がゾロゾロ集まってきて、　あーでもない。　こーでもない。　といろいろ説明してくれました。　　ここではお茶っ葉も買うことが出来ます。　金持ち日本人らしく（日本人とバレていないと思いますが）、調子に乗って、　「いちばん高いやつ、持ってきて！」　と言い放ちました。　嫁に怒られました。　微妙な差みたいなのはもちろん分かりませんが、やはり高いのは違います。　でも、店の人もいい人で、3種類持ってきてくれて、最初どれが高いか教えてくれませんでした。　最初に聞いてしまうと、暗示にかかることもあるので、よかったです。　　↑左前から、奥、右前の順で高級な順番のようです。　うまく写真が取れていないので分かりづらいですね。　でも、飲むとやはり違いました。　日本茶のように色も味も濃くなく、薄いですが、苦味と後味にちょっと残る甘みがあります。　と偉そうに品評しましたが、実はあまりよく分かっていません。　でも、本当においしかったです。　　お茶を買うと言うと、茶の倉庫に案内してくれました。　　↑お茶が保管されている缶。デカイ。　　↑秤売りで買えます。　その場で買ったお茶を詰めてくれました。　結局、お茶を飲みながら、本を読んだり、のんびりしたり、ウトウトしてたら、あっという間に時間が過ぎてしまいました。　　後ろ髪を引かれつつ、茶畑を後にしました。　＜旅行振り返り編＞に続く

May 6, 2007

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2007年五一旅行日記＜西湖でのんびりした編＞

今日は再び杭州で西湖をゆっくり、のんびり過ごしました。　だいぶん人も少なくなって、と言ってもまだまだ多いですが、ゆっくり歩いて景色を楽しむ気持ちになることは出来ます。　　昼、河坊街へ行きました。土産物店が並んでいて、賑やかでした。　昔、ドラマの舞台になったとかいう、胡慶余堂薬膳レストランという漢方料理を出すレストランに嫁が行きたいと言うので行きましたが、閉店していました。　仕方ないので、河坊街をブラブラ歩き、行列が出来ている店に入りました。　が、味は普通でした・・・。　午後、引き続きゆっくり、のんびり散歩しました。　いろいろ見ましたが、おススメは「雷峰夕照」です。　　　高さ約70ｍくらいから見る西湖はとてもきれいでした。エレベーターで上に上がることもでき、入場料は40元とちょっと高いですが、清掃もきちんとされていますし、設備もそれなりに整備もされているので、いいと思いました。　夕方、　　「曲院風荷」というところを散歩していたら、湖の周りを緑の幕で覆っていました。　何かと思ったら、　　『印象西湖』というチャン・イーモウが総指揮を執る舞台が西湖で上演予定のようで、そのリハーサルをするとのことでした。　近くに衣裳部屋があったので覗きに行きました。　照明部や美術部のスタッフが準備をしている最中だったので、しばらく観察していました。物作りの現場というのは、どこの国でも現場のスタッフは似たような感じだな、と思いました。　衣装や美術はさすがチャン・イーモウらしく、実に色彩豊かで、ワクワクしてしまい、ついつい写真を撮ってしまいました。が、例え個人のブログでもその写真を載せるのはルール違反だと思うのでアップしませんが、公演の際は是非行きたくなるような美術でした。　杭州植物園を散歩して、夜、その中にあるレストランで食事をしました。　「山外山」という名の通り、自然に囲まれた雰囲気のよい場所にあるのですが、正直味は普通でした。ここもとても混んでいたので、有名なレストランなのでしょう。　杭州で過ごす最後の夜飯だったので、ちょっと残念でした。　杭州料理は正直あまりワタクシたち夫婦の口には合わないのかもしれません。　今日は本当にのんびり、ゆっくりしました。だいぶ癒されました。　明日へ続く。　明日は最終日「龍井・茶畑へ行く編」です。

May 5, 2007

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2007年五一旅行日記＜烏鎮へ行った編＞

中国人ツアーに参加して、烏鎮に行きました。　本当は周庄に行くつもりでしたが、杭州から直行のバスが出ていないこと、旅行会社のツアーも停止しているとのことで、烏鎮にしました。まあ、似たようなもんでしょう。　と思っていったのですが、ここもまたまたまたすごい人でした。　しかもあいにくの雨ですっかりテンション下がりっぱなしです。　どうしてこんなにどこも人ばかりなのでしょう。　休日だから当たり前ですね。　トホホ。　ここは観光地区として入場券を払って入る場所なので、いつものように人ごみを避けることも出来ませんでした。　なので、食べまくりました。　　↑元気な奥さんと、大人しい旦那さんの飴屋さん。（と想像）　　↑細い体でクルクルこねてました。　　↑１個5角。高い。嫁が泣いて（うそ）懐かしがっていました。子供のときによく食べたそうです。ってことは、烏鎮名物ではないですね。　　↑かぼちゃの葉っぱで作った団子。　　↑その場で包んで、　　↑その場で蒸してるので、つい足が引き込まれます。　　↑中はアンコ。1個1元でした。これも、高い。　他にも、　　↑梅干系、バラの干したやつとか、　　↑粽　などなどを食べました。他はキリがないので省略。　どれもうまかったでーす！　って、烏鎮にまでやって来て、やってること、北京と同じですね。　と気づき、　頑張って景色を見ました。　ベニスみたいです。ってベニスに行ったことないですが。人が少なければとても気に入ったはずです。　　　またゆっくり来たいと思いました。　旅行会社の人によると、周庄とほぼ似たような感じらしいのですが、周庄の方が観光都市として開発されたのが早いそうです。烏鎮は今広告費をかけて宣伝しまくり、そのおかげで国内では周庄よりも人気があるようです。↑と聞くと余計、周庄に行きたいと思いました。上海からは直行のバスが出ているそうです。　　そういえば、団体ツアーお決まりの「買って買って」コースもありました。シルク工場でした。　ファッションショーもあると聞き、途中から見に行ってみると、　　↑おば様が出演していて、びっくりしました。キャリア何年でしょうか。小娘にはない、貫禄と気迫が感じられました。　　↑シルク工場のお姉さんと、今まで愛想が全くなく、態度も悪かったツアーガイドのお姉ちゃんがびっくりするくらいのニコニコ笑顔になって頑張ったおかげで、　　↑最低価格489元の布団が、飛ぶように売れていました。　　夜、杭州料理の店に食べに行きました。　　↑玉麒麟。　　↑雰囲気もとてもよく、　　↑「紅焼獅子頭」。（肉団子）　　↑きのこを煮たやつ　　↑右は杭州名物、東（土へんに皮）肉　などなど、　すべてうまかったです！　でも、態度は最悪でした。　明日は西湖周辺散策の続きです。

May 4, 2007

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2007年五一旅行日記＜上海日帰りバスの旅編＞

今日は上海へ日帰り旅行へ行きました。　バスでの移動です。中国国内旅行も実に7年ぶりですが、以前広東省を1ヶ月ほどかけてバスで旅行して以来のバス旅行です。とても便利になっていて驚きました。上海まで60元、2時間半ほど快適な旅でした。　　↑杭州東駅のバスターミナル。あらゆる都市へのバスが出ています。北京行きもありました。　上海。　・・・。　やはり人ばかりでした。言葉が出ません。　今さらですが。　でも、当然ですね。なんせ上海ですから。ね。　まずは南京路を通って、外灘に行くことにしましたが、ぐったりです。外灘でしばらく座り込んでボーっとしていました。　が、そうしててもつまらないので船に乗りました。　やはり西湖と一緒ですね。人ごみを避けるなら水の上しかありません。とても気持ちよかったです。　少しげんきになったので豫園に行きました。　　やはりすごい。パワーアップしてる。　　有名と聞いたことがあるショーロンポーの店に行きましたが、1時間半くらい並ぶと言われて、断念しました。どんなにおいしくても、そんなに並びたくありません。　日本人の団体観光客がいっぱい入っていったので、おいしいかと思い、すぐ近くにあった、緑波廊に行きました。　さすが、日本人観光客も受け入れの店。メニューに日本語表示がありました。　　↑ショーロンポーとエビチリ。　　↑カニ。上海蟹は今あまり肉が詰まってないよ、と言われたので、別のを頼みました。　　↑ナツメ入りゴマ団子。　どれも超ウマイ！　と言う訳ではありませんでしたが、普通においしかったです。　「カニもうひと皿！」　と頼んだのですが、もうランチの終了時間になってしまい、頼めませんでした。　お腹いっぱいになって満足したので、人ごみを避けてブラブラしました。　豫園のすぐ裏だというのに、雰囲気がガラっと変わって驚きました。　　　↑中国って下着ドロボーとかっていないんでしょうか・・・？つい持ち主を探してキョロキョロしてしまいました。　　↑ゴミ捨て場。　　↑パジャマで買物。ちなみに16時頃だったと思います。　　↑パジャマ（シルク系。光沢アリ。）で犬の散歩。16時10分くらい。　ふたりの足元を再度ご注目ください。　靴下を履いて、靴をきちんと履いています。きっと気ままな格好で出てきたわけではないことが想像できます。　3時間ほどブラブラ散策して、外灘に戻ってきました。　やはりすごい人でウンザリでしたが、　　↑いい感じの店（バー）を見つけ、行ってみました。　オープンスペースの屋上（30席くらい）もあります。さらに上には展望台付き。　うーん。　別世界っす！！！　　↑下は相変わらず人で溢れかえっていますが、ここは、　　↑こんな景色もほぼ独り占めっす。　ちなみに同位置からの、　　↑夜バージョン。その１　　↑その２。　　こんな場所があったんですね。　どうしてここにはみんな来ないんでしょう。　周りの人たちもとてもゴキゲンでした。上海に住んでいる日本人のカップル、香港から来た観光客など、写真を取り合ったり、ささやかな交流をしました。　何がいいって、みんな静かにゆったり過ごしているというか、杭州でもそうでしたが、　「あー。いい景色だね。きれいだねー。」　とリラックスしていると、必ず、　１．ばかデカイの話し声（約8割がダミ声）　２．ガキんちょの甲高い大声　３．痰吐きの音　が、聞こえてきて、気分ぶち壊しなのですが、　ここは大人たちの空間というか、静かにリラックスして過ごすことを心得てる空間で、何よりも気に入りました。　本を読んだり、景色を見ながらボーっとしたり、音楽を聴いたり、とてもリラックスできました。　ちょっと休むつもりが、結局バスの時間までいることにしました。結局3時間以上居座っていました。　上海は初めてなので、ここが穴場なのか、たまたま人がいなかっただけなのか、店が高いからなのか、よく分かりません。　が、景色も雰囲気もよく、賑やかさが目の前に広がりながら、ゆったりとした時間を過ごせるのなら、飲み物1杯30元～でも全然損はないと思いました。　今日の上海でも結局上海らしい上海、というか、きっとガイドブックに乗っているような所はどこへも行きませんでしたが、とても大満足の旅でした。　タクシーも一度しか乗りませんでしたが、話す言葉も北京人のように乱暴じゃないですし、親切でした。　またゆっくり行きたいです。　明日へ続く。　明日は「烏鎮」日帰りの旅編。　＜上海のいい感じの店＞　「ＡＴＡＮＵ」（ＢａｒとＣａｆｅ）　上海市中山東二路一号甲（信号塔）

May 3, 2007

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2007年五一旅行日記＜杭州・西湖で遊んだ編＞

今日は西湖を一日かけて散策しました。　にしても、すごい人です。　（前が見えない）　↑人。　（西湖も汚いし。）　↑人。　　↑なんすかこのの列は？　と思ったら、　（子供は道端でおしっこしまくり。）　↑トイレ。でした。　大混乱で、歩くのにも儘なりません。　嫌です。　ウンザリです。　湖の上はまだマシか。　ということで船に乗ることにしました。　貸切の船に乗り、出来れば人が少ない穴場に行きたいと無茶な相談をしたところ、　「新西湖に行こう。」　と言われました。　怪しいネーミングと思いましたが、船が進んでいくうちに、見る見る人が少なくなってきます。　そして、景色もよくなってきます。　ナイスです。船頭さん。　曰く、この地帯は西湖の新開発地になっており、まだあまり知られていない場所だそうです。ウソかホントか知りませんが、確かに人があまりいません。　きっと観光地点として名前が売れている場所ではないのでしょう。　↓西湖の写真たち。　　　　　　２時間ほどあちこちを見せてもらい、本来元の場所に戻って終わりのはずでしたが、あまりに雰囲気がよかったので、ゆっくり散策することにしました。　時間は３時過ぎ。遅い昼食を取ることにしました。　オープンテラスもあり、雰囲気のいい店です。　店主さんもとてもよい感じです。　う、うまいー！　　↑ごく普通の龍井（緑茶）も、　　↑干し筍と豚肉の煮物。とインゲンと干し野菜炒めも、　（名前忘れた）　　↑杭州名物「西湖酢魚」も　すべてハズレなしでした。　経営者の方もとてもいい人で、ヒマな時間帯ということでいろいろ話し相手になってくれました。　のどかな雰囲気の中、テラスで食べる杭州料理は最高でしたー。　お腹いっぱいになったので、周りを散策しました。　確かに観光客ワンサカというよりは、杭州人の日常生活を垣間見れる場所もありました。　　↑日本の家屋みたいでした。　　↑警官がなんで花火を持ってるのでしょう？　　↑兄弟が竹の棒の取り合いで大喧嘩してました。お母さんはどこの国でも苦労しますね。　　↑ケバイ感じのお姉ちゃんが、刺繍をしてた。近づいてみると、上手で驚きました。　↑まだ習い始めて1ヶ月。初の作品だそうです。売り物ではなく、趣味で作ってるのだそうです。　「売るならいくら？」と聞いたら、　「1000元でも売らないわよー！」　と鼻の穴を膨らませて答えてくれました。　（←茶作る前に腹隠せ。）　↑お茶を作ってるおじさん。　こちらのお茶はみんなこうして作ってるんですね。　（ペアルック）　↑そういえば、こんな「アベック」がたくさんいました。　　↑何ですか？　　↑ジャスミン。（嫁談）　　↑梨。　（嫁談）　もありました。　疲れたので、　　↑マネして、　自分らも昼寝しました。　　で、　気がついたら６時過ぎていました。　夜、事前下調べのｊ結果、有名店と聞いた、「知味観」に行きました。　が、あまりにも悪い態度と、注文した料理がことごとく売り切れと言われたので、出てきてしまいました。　そういえば、同じく有名店「楼外楼」は、船頭さんが　「一流の場所。二流の味。三流のサービス。」　と地元では言われてるので行かない方がいいと言っていました。　と言っても、空いてる店もなく、どうでもくなってピザハットで食べました。　北京から遥々杭州にまでやって来て、何ゆえピザハットとだったのか。　今思い出そうとしても、どうしても思い出せません。　空腹って怖いですね。トホホ・・・。　ですが、　実は中国でこれがピザハットデビューでしたが、自分たち的には結構アリな味でした。　夜、ホテルに帰り、フロントで明日の上海へのバス乗り場の行き方を聞いたり、インターネットが接続できないことを話していると、北京の知り合いの日本人の方にバッタリ会いました。　びっくりしすぎて、何を話したのか忘れてしまいましたが、広い中国で、しかもこの杭州で、ばったり会うことが出来るなんて、よっぽど縁があるのでしょう。　と嫁が言い、しばらく興奮状態から抜けられず、困りました。　　明日へ続く。明日は「上海日帰り旅行編」　＊杭州で食べた店　　「杭州湖中湖音楽餐庁」　　住所：杭州市莫干山路511号梅苑賓館　　ＴＥＬ：0571-8805-1000

May 2, 2007

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2007年五一旅行日記＜杭州にやってきた編＞

杭州へやって来ましたー！ワタクシも嫁も中国国内旅行は実に７年ぶりのため、大興奮です！２０時４０分の飛行機でしたが、気合を入れて大混雑しているだろうと予想し、５時半には出たところ、まったくのスムーズさで、６時過ぎには空港に着いてしまいました・・・。２２時半過ぎ、杭州空港に降り立ちました。初めての浙江省訪問です。タクシーでさっとホテルへ向かうはずでしたが、出口を出てすぐ市内行きのバス乗り場があり、まだ運行しているようなのでバスで市内へ向かいました。４０分ほどで市内へ着きました。バスを降りると、「何だ！このニオイは！」と、とてもいい匂いじゃないですかー。これは何の匂いでしょう。お茶ですか？何かの樹ですか？とてもいい匂いがします。中国に降り立ち、特に空港に降り立ち、「くさ！」と感じることはありましたが、こんないい匂いがする街に来たのは初めてでした。すっかり興奮したワタクシたちは、トランクを引きずり、３０分以上もホテルを求めてブラブラ歩いてしまいました・・・。　と言っても、何となく近いことくらいしか分からず、右も左も分かりませんでしたが、行き交う人に道を尋ねると、とても親切に教えてくれました。まだ何にも見ていないですが、すっかりこの街が好きになりました。　０時過ぎ、ホテルに着きました。ホテルは普通でした。　　↑何も写真を撮っていないので、部屋の写真。広いけど。ベッドが小さい。　明日からいよいよ杭州観光のはじまりはじまりです。　　↑　と書きましたが、ネットが繋がったのが昨日（5月3日）の夜からで、実はこの日記も過去を思い出して書いています。　せっかくブログを書き始めたところでしたが、食後の果物を部屋でたらふく食って、散歩したいと言い出したので、この続きは追々書こうと思います・・・。

May 1, 2007

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